コーリー サンダース、ケン ノートン

現地時間の9月22日、元WBOヘビー級王者のコーリー　サンダース氏（米）がレストランで強盗に遭い、銃殺されるという悲しいニュースがありました。

家族の誕生日を祝っていた時3人の強盗に狙撃され、腹部を負傷。病院での手術中に亡くなられました。まだ46歳という若さでした。

1997年11月にマイナー団体のWBU王座を獲得したサンダース。その王座は2000年5月に先日ヘビー級王座に挑戦したハシム　ラクマン（米）に明け渡すまでに3度の防衛に成功しています。サンダースがその名前を世界に知らしめたのは2003年3月。当時勢いに乗っていたWBO王者ウラジミール　クリチコ（ウクライナ）に大番狂わせの2回KO勝利を収め王座を獲得しています。翌年4月、更なるステップ・アップのためウラジミールの実兄ビタリと空位のWBC王座を争います。しかしその試合は8回TKOで破れ王座奪取ならず。その後2008年2月の試合を最後にボクシング界から退いたいます。

ボクシング引退後、プロ・ゴルファーに転向したサンダース。どのような実績を残したかは不明ですが、ゴルフ界でもかなりの活躍が期待できる腕前だったようです。

御冥福をお祈りいたします。


初代WBCヘビー級王者に認定されたケン　ノートン（米）。数ヶ月前に脳梗塞に遭い、現在病院を行き来する生活が続いているそうです。1973年3月、モハメド　アリ（米）の顎を砕き大金星を挙げ男を上げたノートン。病気（怪我）を克服し、また元気な姿を公の場に見せてもらいたいです。