日本人世界王者トップ5

西岡対ドネア戦に先駆けて、ジョー小泉氏がFightnewsにこれまでの歴代日本人世界王者5人を列挙されていました。

1位：ファイティング原田（笹崎）

＊フライ級、バンタム級王座を獲得。フェザー級王座も事実上の獲得（地元判定に泣く）。日本人ボクサーとしてはいまだに唯一のボクシング殿堂入りを果たしている。

バンタム級王座は“黄金のバンタム”ことエデル　ジョフレ（ブラジル）から奪取。この勝利はいまだに日本ボクシング界最大の勝利といって過言ではないでしょう。


2位：柴田　国明（ヨネクラ）

＊フェザー級王座、スーパーフェザー級王座を2度獲得。初の世界王座は敵地メキシコに乗り込み、“メキシコの赤い鷹”ビセンテ　サルディバルをKO。一度目のスーパーフェザー級王座はハワイでベン　ビラフロ（比）を判定で破り獲得しています。


3位：具志堅　用高（協栄）

＊新設されたばかりとはいえ、9戦目でWBAライトフライ級王座を獲得し、その王座を6連続KO（TKO）を含む13連続防衛記録を樹立。


4位：渡辺　二郎（大阪帝拳）

＊当初WBAとWBCが犬猿の仲だったために、あくまで“事実上”の統一王者。しかし実績としては日本人として初の世界統一王者といって過言ではないでしょう。WBAスーパーフライ級王座の6連続防衛、そしてWBC王座獲得後4連続防衛（計11度という形に）に成功。また日本人世界王者としては初の海外防衛に成功。


5位：大場　政夫（帝拳）

＊23歳で交通事故で他界した永遠のチャンピオン。フライ級王座を5度防衛。


WBCバンタム級王座の10連続防衛とWBCフェザー級王座を獲得した長谷川　穂積（真正）。先日ノニト　ドネア（比）に敗れたとはいえ、敵地メキシコでジョニー　ゴンザレス（メキシコ）を。ボクシングの聖地ラスベガスでラファエル　マルケス（メキシコ）を破った西岡　利晃（帝拳）。日本のリングでWBCフライ級王座を獲得し、9度の防衛戦を圧倒的強さで勝ち抜いた勇利　アルバチャコフ（協栄）。そしてWBCスーパーフライ級王座を2度獲得した徳山　昌守（金沢）も高い評価を与えられていいでしょう。