最近(2019年8月2日ごろ)のニュースです。
1)毎年9月に防衛戦を行ってきたサウル アルバレス(メキシコ)。対戦相手が見つからずに、その例年行事を中止せざるをえなくなりました。そんな中、一時は対戦を拒否していたIBF指名挑戦者のセルゲイ デレイジャンチェンコ(ウクライナ)との対戦話が浮上。もしその試合が実現の場合、10月ごろを目途に開催されるとの事です。
2)先日、暫定ながらもようやく世界ヘビー級王座のベルトを腰に巻くことに成功したディリアン ホワイト(英)。しかし試合後のドーピング検査に引っかかった模様で、このまま獲得したWBC王座は無効、それに加え同団体の指名挑戦権も失う可能性が高いようです。
3)元WBAヘビー級王者アレクサンデル ポベトキン(英)が今月末30日、3試合続けて英国のリングに登場を予定。タイソン ヒューリー(英)の従弟であるヒューイと対戦します。この試合はポベトキンにとり、昨年9月にアンソニー ジョシュア(英)に敗れて以来の再起戦となります。
4)もう6年も前になりますが、当時からみて約半世紀ぶりの日本ヘビー級王者となった藤本 京太郎(角海老宝石)。その後OPBF(東洋太平洋)、WBOアジア太平洋王座を順次獲得していきました。この度、日本とOPBF王座を返上。WBOの地域王座を守りながら世界挑戦の機会を伺っていくようです。現実的には世界ヘビー級挑戦は実現しないと思われます。一階級下のクルーザー級に転向するというのもありではないでしょうか?
5)現在の日本ヘビー級ランキングを見てみると、上田 龍(石神井スポーツ)と竹原 虎辰(緑)の2選手がその名前をランキングに連ねています。
6)中谷 潤人(MT)が返上し空位となっている日本フライ級タイトル。ユーリ阿久井 政悟(倉敷守安)と小坂 駿(真正)の間でその王座が争われるようです。