一つ下のフェザー級は世界と日本の距離が感じられるますが、このスーパーフェザー級になると少々話が違ってきます。その日本と馴染みのあるスーパーフェザー級の、2019年8月18日現在の王者たちの顔ぶれを見てみましょう。
WBA(スーパー):ジェルボンテ デービス(米/防衛回数2)
WBA(レギュラー):アンドリュー カンシオ(米/1)
WBC:ミゲル ベルチェル(メキシコ/5)
IBF:デビン ファーマー(米/4)
WBO:ジャメル ヘリング(米/0)
OPBF(東洋太平洋):三代 大訓(ワタナベ/3)
日本:末吉 大(帝拳/4)
*どの世界王者も揃って戦力が整ってるようです。ベルチェルの存在がどちらかというと地味に落ち着いているというのがもったいないですね。幻の前IBF王者尾川 堅一(帝拳)、5月にWBO王座を手放している伊藤 雅雪(横浜光)がどのタイミングで世界に再挑戦するのでしょうか。
6年前になりますが、前回、2013年5月30日のスーパーフェザー級王者たちの顔ぶれは次のようになります。防衛回数は当時のものとなります。
WBA:内山 高志(ワタナベ/防衛回数7)
WBC:三浦 隆司(帝拳/0)
IBF:アルへニス メンデス(ドミニカ/0)
WBO:ローマン マルティネス(プエルトリコ/2)
OPBF(東洋太平洋):ジョムトーン チュワタナ(タイ/2)
日本:金子 大樹(横浜光/3)
*内山の存在が圧倒的だった当時のスーパーフェザー級。三浦との世界王者同士としての再戦を実現させてほしかったですね。
11年も前になりますが、下記は2008年8月27日のスーパーフェザー級王者たちになります。
WBA:エドウィン バレロ(帝拳/ベネズエラ)
WBC:空位
IBF:キャシアス バロイ(南ア)
WBO:アレックス アーサー(英)
OPBF:内山 高志(ワタナベ)
日本:矢代 義光(帝拳)
*内山、三浦共に徐々にその地位を上げていったんですね。同級でのバレロ、そしてその後のリナレスの名前が懐かしく感じられます。しかしリナレス、現在でもライト級で世界最上位戦線で活躍しているんですから凄いものです。