12月17日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で予定される試合です。
スーパーバンタム級8回戦:
中村 誠康(Team10Count)対 辰吉 寿以輝(大阪帝拳)
*元WBCバンタム級王者辰吉 丈一郎(大阪帝拳)の次男坊寿以輝のプロ13戦目が決定。ここまでの戦績が12戦全勝(8KO)と順調に白星を重ねてきている寿以輝。日本ランキングでは14位まで上昇しています。今回対戦するのは、7勝(6KO)3敗1引き分けと、試合数では寿以輝より少ないものの、ランキングでは5位と上位に位置する中村。両者の年齢は寿以輝が23歳で松浦は27歳。
これまでの実戦数では寿以輝が上回っていますが、中村がプロデビューを果たしたのは寿以輝(2015年4月)より2年以上前の2013年1月になります。中村のキャリアを見てみると、2016年5月に判定負けを喫してた後、今年4月まで約3年間のブランクがあり、再起直後に日本ランキング入りを果たしたことが目につきます。
アマチュアでの経験がない寿以輝。少々慎重な感もしますが、これまではかなり慎重にキャリア作りをさせて貰ってきた感があります。
実父・丈一郎はプロ12戦目にハワイのリングに登場。世界王座に2度の挑戦経験を持っていたホセフィノ スアレス(メキシコ)に勝利を収めています。そして13戦目には、あの伝説の名古屋決戦、対薬師寺 保栄(松田)戦を迎えることになりました。
現在まで伸び悩んでいる感のある寿以輝。しかし父・丈一郎はアマチュアで19戦戦っており、寿以輝のプロキャリアとは単純比較は出来ないでしょうか。
今回は格上選手との対戦となる寿以輝。その真価が問われることになるでしょう。