今月18日、比国で行われた試合結果です。
IBOミニマム級戦(王座決定戦):
元世界王者高山 勝成(石田)判定3対0(120-108、119-109、118-110)カー ル(豪)
*2000年10月にプロデビューを果たして以来、WBCタイトルを皮切りに、最軽量級の日本国内、WBA暫定、IBFとWBOをそれぞれ2度獲得してきたミニマム級のレジェンド高山。WBOライトフライ級王座への挑戦や、アマチュアに転向して東京五輪への出場を目指すなど、驚くほどに身の濃いボクシングキャリアを積んできました。
その後プロに戻ってきた高山でしたが、昨年9月以来戦から遠ざかっていました。1年3ヵ月ぶりの試合出場となった高山は、2012年10月以来の比国のリングに登場。これまでに6回戦以上の出場がないベトナム系豪州人ルに大勝。マイナー団体IBOタイトル獲得に成功すると同時に、2016年8月以来の最軽量級での試合を無事に終えています。
超がつくほどの格下選手が相手だったとはいえ、依然と同じく機動性と手数が健在ということをアピールした41歳の高山。次の試合では、もう少々レベルの高い選手との対戦が望まれます。
下記は高山が再降格してきた最軽量級の、2024年12月29日現在の王者たちとなります。
WBA:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/防衛回数0)
WBC:メルビン ジェルサレム(比/1)
IBF:ペドロ タドゥラン(比/0)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/4)
OPBF(東洋太平洋):石井 武志(大橋/0)
WBOアジア太平洋:小林 豪己(真正/1)
日本:松本 流星(帝拳/0)
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