昨夜8日、米国ニュージャージー州で行われた試合結果です。
3団体ライトヘビー級王座統一戦:
WBO王者セルゲイ コバレフ(露)判定3対0(120-107x2、120-106)IBF/WBA王者バーナード ホプキンス(米)
*2ヵ月後に50歳の誕生日を控えているホプキンス。半年後に32歳になるコバレフに完封負けを喫してしまいました。
初回、出て行ったところに右を合わされダウンを喫したホプキンス。そのダウンによるダメージは有無に等しかった様子。3回以降徐々に右パンチのタイミングが当たり始め、中盤以降の試合展開に大きな期待が寄せられました。
ペースはホプキンス、ポイントはコバレフといった展開が続いたこの試合。体格(リーチ、身長)で上回るロシア人は距離を保つ事を念頭に丁寧に戦って行きます。これまでのホプキンスの対戦者とは違い、パンチが当たらなくても手を出し続けたコバレフ。距離と手数が今回の試合の最大の要因だったのではないでしょうか。
精神的には余裕が見られた大ベテランですが、採点の方は回を重ねるごとに開いていくのみ。大崩れすることはなくも、結局は流れを変えることは出来ませんでした。私(Corleone)はフルマークではありませんでしたが、118対109でロシア人を支持しました。
WBO王座の4連続防衛に成功すると共に、WBA(スーパー)、IBF王座も吸収したコバレフ。これがプロ27戦目にして3度目の判定勝利となり、7ラウンド以降戦うのは初となっています。
偉大なるホプキンス。今回の完敗により、その評価が落ちる事はある筈がありません。ダウンは喫しましたが、その防御力、したたかな戦術は衰えをしらないようです。
今回の試合後は悪びれる事なく敗北を認めているようなホプキンス。体格差については、「ミドル級対クルーザー級のようだった」と試合後コメントを残しています。今後の方針はもちろん未定。しかし本人が望めば、まだまだ世界王座に返り咲く実力は残しているように見えました。
3団体ライトヘビー級王座統一戦:
WBO王者セルゲイ コバレフ(露)判定3対0(120-107x2、120-106)IBF/WBA王者バーナード ホプキンス(米)
*2ヵ月後に50歳の誕生日を控えているホプキンス。半年後に32歳になるコバレフに完封負けを喫してしまいました。
初回、出て行ったところに右を合わされダウンを喫したホプキンス。そのダウンによるダメージは有無に等しかった様子。3回以降徐々に右パンチのタイミングが当たり始め、中盤以降の試合展開に大きな期待が寄せられました。
ペースはホプキンス、ポイントはコバレフといった展開が続いたこの試合。体格(リーチ、身長)で上回るロシア人は距離を保つ事を念頭に丁寧に戦って行きます。これまでのホプキンスの対戦者とは違い、パンチが当たらなくても手を出し続けたコバレフ。距離と手数が今回の試合の最大の要因だったのではないでしょうか。
精神的には余裕が見られた大ベテランですが、採点の方は回を重ねるごとに開いていくのみ。大崩れすることはなくも、結局は流れを変えることは出来ませんでした。私(Corleone)はフルマークではありませんでしたが、118対109でロシア人を支持しました。
WBO王座の4連続防衛に成功すると共に、WBA(スーパー)、IBF王座も吸収したコバレフ。これがプロ27戦目にして3度目の判定勝利となり、7ラウンド以降戦うのは初となっています。
偉大なるホプキンス。今回の完敗により、その評価が落ちる事はある筈がありません。ダウンは喫しましたが、その防御力、したたかな戦術は衰えをしらないようです。
今回の試合後は悪びれる事なく敗北を認めているようなホプキンス。体格差については、「ミドル級対クルーザー級のようだった」と試合後コメントを残しています。今後の方針はもちろん未定。しかし本人が望めば、まだまだ世界王座に返り咲く実力は残しているように見えました。