DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2015年07月11日 02時21分19秒 | 世界ボクシング
2015年7月第2週末の試合予定です。

11日 土曜日
比国
WBOライトフライ級戦:
王者ドニー ニエテス(比)対 挑戦者フランシスコ ロドリゲス(メキシコ)

英国
WBOライト級王座決定戦:
テリー フラナガン(英)対 ホセ セペダ(米)

ドイツ
WBAヘビー級(レギュラー王座):
王者ルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)対 挑戦者フランシスコ ピアネタ(伊)

米国・フロリダ州
WBAウェルター級(レギュラー王座):
王者キース サーマン 対 挑戦者ルイス コラーゾ(共に米)


17日 金曜日
後楽園ホール
日本フライ級王座決定戦:
粉川 拓也(宮田)対 斎藤 洋輝(ワタナベ)

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予想外の苦戦、清田がV2(OPBFスーパーミドル級)

2015年07月10日 04時06分09秒 | 世界ボクシング
今週7日火曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBFスーパーミドル級戦:
王者清田 祐三(フラッシュ赤羽)TKO10回52秒 カジョーンサック シットサイトーン(タイ)

*2年前にドイツに渡り、世界初挑戦を果たしている清田。体力面だけなら世界でも通じることを実証。しかしマンネリ化しつつあるOPBF王座の防衛に嫌気が差してきたのか、実績、体格で大きく下回るタイ人に予想外の苦戦を強いられてしまいました。

最終的には3度のダウンを奪いTKO勝利に持ち込んだ清田ですが、2回にはカジョーンサックの右でダウンを喫しています。中盤戦、攻めに転じる王者ですが、そこでも挑戦者の反撃に合う始末。

試合後、自身の不甲斐なさに反省しきりだった清田ですがスーパーミドル級の日本人選手というのは大変貴重な存在です。ここで腐らず世界再挑戦を目指してもらいたいものですね。
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ウラジ、フューリーとの防衛戦が決定(色々:07‐09‐15)

2015年07月09日 01時59分00秒 | 世界ボクシング
最近(2015年7月9日ごろ)のニュースです。

1)3団体統一ヘビー級王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ)対WBO、そしてWBAの指名挑戦者であるタイソン フューリー(英)の一戦が10月24日、ウラジの本拠地であるドイツで行われることが決定しています。ウラジの保持する3団体王座の内、最長の防衛回数を誇るIBF王座の19度目の防衛戦になります。

2)その一戦に先駆け9月26日、WBC王者デオンティー ワイルダー(米)が米国内で2度目の防衛戦を行う予定。対戦者、試合開催地は現在までに発表されていません。

3)ここで頻繁に話題が上っているロイ ジョーンズ(米)の試合予定。来月29日に大西洋にシント マールテン(Sint Maarten)で行われるダニー サンティアゴ(米)戦は正式に決行される見通しです。その一戦が無冠戦になるか、またはロイの保持するWBU王座が争われるかは発表されていません。この試合の2週間前後に予定される2試合については、現在のところあくまで噂の域を出ていない様子です。



4)WBOはフロイド メイウェザー(米)のウェルター級王座を剥奪。WBCはメイウェザーのウェルター級、スーパーウェルター級王座を今後も公認し続けるとの事。WBCは会長が変わってからさらにボクシングの世界団体としての地位が低下していますね。

5)9月12日に次戦を予定しているメイウェザーですが、対戦相手はいまだに決定していません。WBAスーパーミドル級王座を2度獲得し、現在2階級下のスーパーウェルター級を主戦場にしているアンソニー マンディン(豪)が対戦を希望中だとか。まあ、実現はないでしょうが、もし両者が対戦した場合、マンディンがビッグ・イベントの雰囲気に呑まれなければ中々の好試合が期待できると予想します。

6)そのマンディン。5月にオースティン トラウト(米)との対戦を自身の怪我のためにキャンセルしています。当初はあくまで延期だったのですが、ここに来て両者の現時点での対戦は、ない(=試合中止)、との事です。
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ゲバラ、判定でV2(WBCライトフライ級)

2015年07月08日 04時02分43秒 | 世界ボクシング
先週末4日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBCライトフライ級戦:
王者ペドロ ゲバラ 判定3対0(116-112x2、117-111)挑戦者ガニガン ロペス(共にメキシコ)

*昨年末、東京で当時空位だった同王座を獲得しているゲバラ。今回の2度目の防衛戦では、同国人の強豪ロペスを迎えています。

実力拮抗者同士の対戦。戦前から競った試合内容が予想されていましたが、果たしてその予想通りの展開となった様子。最終的には現在の勢いで勝るゲバラが明白な判定勝利を収め防衛に成功しています。
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井上の代行王者決まらず(WBOスーパーフライ級:暫定王座)

2015年07月07日 02時53分05秒 | 世界ボクシング
先週末4日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBOスーパーフライ級王座決定戦(暫定王座):
ワーリト パレナス(比)引き分け1対1(115-112、113-115、114-114)デビット カルモナ(メキシコ)

*今回の一戦はご存知の通り井上 尚弥(大橋)が負傷、長期(それほど長期でもなさそうですが)戦線離脱のため設置された暫定王座決定戦。

結果は敵地に乗り込んだ比国人が2回にダウンを奪うも三者三様の引き分け。今後暫定王座戦は行わず、井上が両選手を順番に撃破していく。それでいいのではないでしょうか?
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ノックアウト、TKO防衛に成功(WBAミニマム級:暫定王座)

2015年07月06日 00時15分29秒 | 世界ボクシング
先週2日木曜日、タイで行われた試合結果です。
WBAミニマム級戦(暫定王座):
王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)TKO4回2分45秒 挑戦者アレクシス ディアス(ベネズエラ)

*非常にユニークなリングネーム(本名ではないと思います)を持つ王者が同王座を獲得したのは昨年10月。ノックアウトにとりプロ9戦目の事でした。驚く事にこの選手、デビュー戦からずっと王座の賭けられた試合に出場しており、プロ初陣で獲得したWBCユース王座を7度防衛後、世界戦戦線に躍り出てきました。

今回の2度目の防衛戦、ノックアウトは自分の名前に反しない試合を見せました。

リング中央でパンチの交換を行い続けた両選手。タイ人は上体を振りながら左右の重いパンチで挑戦者に迫っていきます。ディアスもパンチを放ち応戦していくのですが、それらのパンチは軽く、また出さされている印象を拭えません。

3回、ロープ際で右ボディーをベネズエラ人のど真ん中に決めたノックアウト。この試合初のダウンを奪います。明らかにボディー攻撃を嫌がっていたベネズエラ人に対し、王者は左右パンチで執拗に挑戦者を攻めていきます。

4回半ば、投げ飛ばす感じでダウンを追加した王者。そのパンチより、その前のボディー攻撃が効いていました。その後タイ人の連打に曝されたディアス。3度目のダウンを喫すると同時にレフィリーは試合を止めています。

力量差を見せつけて防衛に成功したノックアウト。「暫定」の2文字を返上する事が当面の目標でしょう。
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老獪に?アムナットがV4(IBFフライ級)

2015年07月05日 00時03分20秒 | 世界ボクシング
先月27日、タイで行われた試合結果です。
IBFフライ級戦:
王者アムナット ルエンロン(タイ)判定3対0(116-110、115-110、113-112)挑戦者ジョンルエン カシメロ(比)

*現WBAフライ級王者井岡 一翔(井岡)はご存知の通り昨年5月、このアムナットと対戦しプロ初黒星を喫しています。一翔はアムナットとの再戦、そして雪辱を目論んでいるようですが、その一戦実現へはあまり固着しない方がいいでしょう。

アムナットの老獪さが目立った一戦ですが、それ以上に荒れた試合でもありました。

試合開始直後後、パンチを放つより前にクリンチにいった王者。挑戦者を投げ飛ばしています。これが嵐の前触れでした。

3回、両者の足が絡みカシメロがフロアに転落。

4回、王者がレスリング行為を働き挑戦者を投げ飛ばしています。

5回はまず両者仲良くフロアに横たわり、再開後、カシメロは再び投げ飛ばされキャンバスへ。

7回、再び仲良くキャンバスに寝転がり、8回にも同じ行為が続きます。10回、最終回にも比国人はフロアにご挨拶。

11回、あまりの王者のしつこいクリンチに業を煮やした主審。ようやくアムナットに減点1を科しています。

   

反則の以外にも2度、挑戦者は「正規」のダウンを喫しています。まずは2回、カシメロが入っていった所にアムナットが左ショート・フックを合わせきれいにダウンを奪っています。7回、左、右のコンビで押し倒される感じで2度目のダウンを喫した挑戦者。ポイントは開いていくばかりでした。

暫定王座を含め、2度ライトフライ級で世界王座を獲得していたカシメロ。試合前は好試合が期待されていた一戦でした。しかし荒れた部分を抜かしても、王者の技術の前には子供扱いされた感があります。王者は左をだらりと下げ、淡々とジャブを突きながら距離を完全に把握。ジャブ以外でも挑戦者が出てくれば、フットワークでその攻撃をスイスイとかわしていきました。

2度のダウンを奪ったにも関わらず、かなりポイントが競っているように思います。私(Corleone)は119対106で王者。減点以外は王者のフルマークとしました。113対112のスコアは、ダウンがなければ挑戦者という事です。主審は甘く、ジャッジは厳しい。地元の王者にとり、そんな一戦だったのではないでしょうか。
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今週末の試合予定

2015年07月04日 03時10分11秒 | 世界ボクシング
2015年7月第1週末の試合予定です。

4日 土曜日
メキシコ
WBOスーパーフライ級王座決定戦(暫定王座):
ワーリト パレナス(比)対 デビット カルモナ(メキシコ)

メキシコ(上記とは別会場)
WBCライトフライ級戦:
王者ペドロ ケバラ 対 挑戦者ガニガン ロペス(共にメキシコ)


6日 月曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王座決定戦:
井上 拓真(大橋)対 マーク ヘラルド(比)



7日 火曜日
後楽園ホール
OPBFスーパーミドル級戦:
王者清田 祐三(フラッシュ赤羽)対 カジョーンサック シットサイトーン(タイ)

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石田、引退を表明

2015年07月03日 00時16分57秒 | ボクシングネタ、その他雑談
WBA世界S・ウエルター級暫定王者で、日本ヘビー級王座への挑戦経験を持つ石田 順裕(グリーンツダ)が先月19日、現役引退を発表しています。石田の終身戦績は27勝(11KO)11敗2分。

日本の重量級ホープとして2000年にプロデビューを果たした石田。期待通りに僅かデビュー6戦目でOPBF(東洋太平洋)スーパーウェルター級王座を獲得。しかしその後の苦難の数々は、当人を含め誰が予想できたでしょうか。

2001年5月に行った7戦目に、当時暫定王者だった竹地 盛治(中外)に判定負け。4ヵ月後の日本王座挑戦でも僅差ながらも河合 丈矢(オーキッドカワイ)に判定負け。翌2002年は敗戦がさらに重なり ネイダー ハムダン(豪/OPBF戦)、金山 俊治(ヨネクラ/日本暫定王座)に連敗。そして2004年6月、クレイジー キム(ヨネクラ)に改名した金山の持つ日本王座に挑戦、失敗と、まさかの王座戦5連敗を喫してしまいました。

常に国内同級のトップクラスに勝利を収めていながら、肝心な所で勝利を取りこぼし続けていた石田。2006年師走に松元 慎介(進光)勝利し日本王座を獲得後、ようやくそのキャリアにエンジンがかかり始めました。日本王座を2度防衛後、世界ランカー マルコ アベンダーニョ(ベネズエラ)に2連勝。暫定王座ながらもWBAスーパーウェルター級王座を獲得します。その王座は1度防衛後メキシコで失うことになりますが、その実力を認められた石田は世界の強豪たちと拳を交えていきます。

2011年4月に米国ネバダ州ラスベガスで行われたジェームス カークランド(米)戦は、自他ともに認める石田のキャリア最大の勝利となりました。8回戦で行われたその試合ですが石田はKOパンチャーであるカークランドを112秒の相手に3度倒しKO勝利。米国きっての強豪に速攻勝利を収めた石田の勝利は絶賛の嵐が吹き荒れました。東日本を見舞った震災後わずか1ヶ月での勝利だったため、余計にその勝ち星が輝いたことも確かでしょう。



その後ポール ウィリアムス(米)、WBO王者デメトリー ピログ(露)、WBA王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)という世界でも超一級品の選手たちと対戦していった石田。いずれの試合も敗北を喫しましたが、世界の強豪たちと試合を行った事自体偉業といっていいのではないでしょうか。

来月から地元大阪の寝屋川市で「寝屋川石田ボクシングジム」をオープンする石田。後進の指導に入る前に階級を戻し、OPBF(東洋太平洋)スーパーミドル級王者清田 祐三(フラッシュ赤羽)、同ミドル級王者柴田 明雄(ワタナベ)や、金メダリスト村田 諒太(帝拳)との対決が見てみたかったというのが正直な気持ちです。
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ワイルダー、初防衛に成功(WBCヘビー級)

2015年07月02日 01時12分41秒 | 世界ボクシング
先月13日、米国・アラバマ州で行われた試合結果です。
WBCヘビー級戦:
王者デオンティー ワイルダー KO9回1分3秒 挑戦者エリック モリナ(共に米)

*今年1月、久々にアメリカ本土に世界ヘビー級王座をもたらしたワイルダー。今回の初防衛戦、挑戦者モリナがラテン系の選手とはいえ、これまた久々の米国人同士による世界ヘビー級戦となりました。

試合の方は戦前の予想通り王者の圧勝。ワイルダーは4回に1度、5回に2度、そして最後は9回とダウンを奪うワンサイド・マッチに終止。しかし期待が高いためか、「KOまでに少々時間がかかりすぎた」との非難(?)の声も聞かれています。

1月の世界挑戦以外ワイルダーが経験したのは4ラウンドが最長。終盤戦に倒しきったというのは、今後を考えると大きな収穫だったのではないでしょうか。


IBFスーパーフェザー級王座決定戦:
ホセ ペドラス(プエルトリコ)判定3対0(120-108x2、119-109)アンドレイ クリモフ(露)

*ランセス バルテレミ(キューバ)が返上し、空位だった王座の決定戦。クリモフがフルラウンド踏ん張りますが、ぺドラスの前に完敗。プエルトリカンが全勝記録を20(12KO)に伸ばすと同時に、内山 高志(ワタナベ/WBA)、三浦 隆司(帝拳/WBC)の座に就いています。
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