3団体でスーパーミドル級の王座を獲得してきたカール フロッチ(英)が現役引退を発表しています。フロッチの終身戦績は32勝(24KO)2敗。
アマチュア時代に活躍し、英国の期待の新人として2002年3月にデビューを果たしたフロッチ。同級で活躍していた先輩王者ジョー カルザゲ(ウェールズ)の後継者(ライバル)として注目を浴びていきました。
一見ぎこちない選手に映りましたが、体の強さ、確かな技術を持ち備えた選手でした。英国、英連邦王座を順次獲得していき、2008年師走、当時空位だったWBCスーパーミドル級王座を後のWBCライトヘビー級王者ジャン パスカル(カナダ)に競り勝ち獲得。その王座の初防衛戦では、米国東海岸コネチカット州に乗り込み、元統一ミドル級王者ジャーメーン テーラー(米)に逆転勝ちを収め、勝負強い所を見せつけました。
その後行われた同級の「スーパー6」トーナメントに参加。強豪達と拳を交えていく中、敗戦、王座転落、奪回を繰り返しながら実力を誇示していきます。2012年にIBF王座に就いてからは英国内でビック・イベントに参戦。同国内では、国外からは想像できないほどその人気、存在が支持されていたのではないでしょうか。
キャリアの最後は米国で強豪との対戦を模索。しかし結局はその戦いは結局実現されず、一つ、二つと保持していた王座を剥奪されていきます。何となく消化不良気味の現役引退となってしまいましたが、今がちょうどいい潮時だったのではないでしょうか。しかし個人的にはフロッチのスーパーミドル級王座にバーナード ホプキンス(米)が挑戦する試合が実現してほしかったです。
フロッチの獲得した王座(獲得した順):
英国スーパーミドル級:2003年11月28日獲得(防衛回数0)
英連邦スーパー級:2004年3月12日(7)
英国スーパーミドル級(奪回:1度目の王座は防衛戦を行わずそのまま返上):2004年9月24日(4)
WBCスーパーミドル級:2008年12月6日(2)
WBCスーパーミドル級(奪回):2010年11月27日(1)
IBFスーパーミドル級:2012年5月26日(4)
WBAスーパーミドル級(IBFとの統一王座):2013年5月25日(2)
別嬪の奥さんを持つフロッチ。奥方は女優(モデル)だそうです。試合にはいつもリングサイドで観戦し、会場全体に響く声を張り上げご主人を応援していました。
アマチュア時代に活躍し、英国の期待の新人として2002年3月にデビューを果たしたフロッチ。同級で活躍していた先輩王者ジョー カルザゲ(ウェールズ)の後継者(ライバル)として注目を浴びていきました。
一見ぎこちない選手に映りましたが、体の強さ、確かな技術を持ち備えた選手でした。英国、英連邦王座を順次獲得していき、2008年師走、当時空位だったWBCスーパーミドル級王座を後のWBCライトヘビー級王者ジャン パスカル(カナダ)に競り勝ち獲得。その王座の初防衛戦では、米国東海岸コネチカット州に乗り込み、元統一ミドル級王者ジャーメーン テーラー(米)に逆転勝ちを収め、勝負強い所を見せつけました。
その後行われた同級の「スーパー6」トーナメントに参加。強豪達と拳を交えていく中、敗戦、王座転落、奪回を繰り返しながら実力を誇示していきます。2012年にIBF王座に就いてからは英国内でビック・イベントに参戦。同国内では、国外からは想像できないほどその人気、存在が支持されていたのではないでしょうか。
キャリアの最後は米国で強豪との対戦を模索。しかし結局はその戦いは結局実現されず、一つ、二つと保持していた王座を剥奪されていきます。何となく消化不良気味の現役引退となってしまいましたが、今がちょうどいい潮時だったのではないでしょうか。しかし個人的にはフロッチのスーパーミドル級王座にバーナード ホプキンス(米)が挑戦する試合が実現してほしかったです。
フロッチの獲得した王座(獲得した順):
英国スーパーミドル級:2003年11月28日獲得(防衛回数0)
英連邦スーパー級:2004年3月12日(7)
英国スーパーミドル級(奪回:1度目の王座は防衛戦を行わずそのまま返上):2004年9月24日(4)
WBCスーパーミドル級:2008年12月6日(2)
WBCスーパーミドル級(奪回):2010年11月27日(1)
IBFスーパーミドル級:2012年5月26日(4)
WBAスーパーミドル級(IBFとの統一王座):2013年5月25日(2)
別嬪の奥さんを持つフロッチ。奥方は女優(モデル)だそうです。試合にはいつもリングサイドで観戦し、会場全体に響く声を張り上げご主人を応援していました。