DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

田口、8度目の防衛戦が決定(2団体ライトフライ級ほか)

2018年04月10日 00時32分09秒 | 世界ボクシング
5月20日、大田区総合体育館で予定される試合です。
WBA/IBFライトフライ級戦:
王者田口 良一(ワタナベ)対 挑戦者ヘッキー ブドラー(南ア)

*現在の日本ボクシング界を引っ張る田口。8度目の防衛戦をミニマム級で安定政権を築いていたブドラーを相手に行うことが発表されています。年内での二桁防衛達成に向け、是が非でも勝利を収めてほしいですね。


IBFミニマム級戦:
王者京口 紘人(ワタナベ)対 未定

*田口の同僚である京口も防衛戦を予定していますが、挑戦者は現在までに決定していません。ブドラーの同胞であるシンプウェ コンコが中々の強豪だと聞きましたが。
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バーネット、井上戦に前進?(WBAバンタム級ほか)

2018年04月09日 00時42分37秒 | 世界ボクシング
先月末日、英国で行われた試合結果です。
WBAバンタム級戦(スーパー王座):
王者ライアン バーネット(英)判定3対0(120-108x2、116-112)挑戦者ヨンフレス パレホ(ベネズエラ)

*昨年、唐突に世界の舞台に登場したバーネット。6月に番狂わせでIBF王座を獲得すると、10月にはあっという間にWBA王座も吸収。それまで日本を中心に回っていた感があったバンタム級を、英国中心のものへと大変化させた張本人です。

IBFの下した指名挑戦者との防衛戦を回避するために、自ら保持していたベルトの一つを返上したバーネット。本当は2冠王として井上 尚弥(大橋)の挑戦を受けてほしかったです。

WBA王者として初防衛戦に臨んだバーナット。挑戦者パレホはこれまでに、2度WBA同級の暫定王座に挑戦してきた中々しぶとい選手。しかし王者は昨年の2連勝がまぐれでないことを証明。大差判定で保持する王座の初防衛に成功しています。


WBAインターコンチネンタル/WBOインターナショナル・ヘビー級戦:
王者アレクサンデル ポべドキン(露)TKO5回1分2秒 挑戦者デビット プライス(英)

*この日のメインの試合だった3団体ヘビー級王座統一戦が、予想外のポイント取り合戦に終わってしまいましたが、WBAとWBOで最上位にランキングされるロシア人は、ヘビー級らしい激しい打ち合いに勝利。世界再獲得に向け大きく前進しています。
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チュー、プロ8連勝(ミドル級)

2018年04月08日 00時01分55秒 | 世界ボクシング
現地時間の先ほど(7日・土曜日)、豪州で行われた試合結果です。
ミドル級6回戦:
ティム チュー(豪)TKO5回2分15秒 ルーベン ウェッブスター(ニュージーランド)

*試合がどのような内容で進行していたかは分かりませんが、最後はウェッブスター陣営のタオル投入により試合は終了しています。

昨年10月以来試合から遠ざかっていたチュー。まあ、肩慣らし程度の試合だったのではないでしょうか。2016年の師走にデビューしたチュー2世。プロでの戦績を8戦全勝6KOにしています。次戦を来月24日に予定しているチュー。対戦相手は決定していませんが、この段階でのキャリアではどんどん試合をしていくべきでしょう。今後もチューに注目していきます。
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今週末の試合予定

2018年04月07日 01時14分44秒 | 世界ボクシング
2018年4月第1週末の試合予定です。

7日 土曜日
後楽園ホール
日本フェザー級戦:
王者大橋 健典(角海老宝石) 対 挑戦者源 大輝(ワタナベ)

豪州
ミドル級6回戦:
ティム チュー(豪)対 ルーベン ウェッブスター(ニュージーランド)

米国・ネバダ州
2団体スーパーウェルター級王座統一戦:
WBA王者エリスランディ ララ(キューバ)対 IBF王者ジャレッド ハード(米)

IBFスーパーミドル級戦:
王者カレブ トゥルアックス(米)対 挑戦者ジェームス デゲール(英)


12日 木曜日
後楽園ホール
WBOアジア・太平洋ウェルター級戦:
王者小原 佳太(三迫) 対 挑戦者アルビン ラガンベイ(比)

WBOアジア・太平洋フェザー級戦:
王者リチャード プミクピック(比) 対 挑戦者木村 吉光(白井・具志堅)
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期待外れの統一戦(3団体ヘビー級)

2018年04月06日 00時41分19秒 | 世界ボクシング
先月末31日、英国で行われた試合結果です。
3団体ヘビー級王座統一戦:
IBF/WBA王者アンソニー ジョシュア(英)判定3対0(118-110x2、119-109)WBO王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)

*この試合前のジョシュアの戦績が20戦全勝全KO勝利で、パーカーのそれは24戦全勝18KO。両選手のKO勝率を考えたら、「ひょっとしたら初回で試合が終わる可能性もあるのでは?」と予想していました。しかしボクシングというのは数字が戦うのではなく、2人の人間が戦うものだという事を改めて認識させられました。

実際の試合はというと、ジョシュア、パーカーにとって偉大なる先輩王者たちであるレノックス ルイス(英)やウラジミール クリチコ(ウクライナ)が時折見せたチェスマッチを受け継ぐもの。終わってしまったものはどうしようもないのですが、もしWBC王者ディオンティ ワイルダー(米)とジョシュアの試合が実現した場合、是非、ヘビー級らしい破壊力満点な打ち合いを期待したいですね。
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子供の日での再戦はナシ(色々:04‐05‐18)

2018年04月05日 00時53分25秒 | 世界ボクシング
最近(2018年4月5日ごろ)のニュースです。

1)今日からちょうど一ヵ月後に予定されていた3団体ミドル級王座の再戦、王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)対挑戦者サウル アルバレス(メキシコ)は、アルバレスが薬物反応に引っかかったために、現時点でのリマッチは中止となりました。アルバレス陣営は9月での再戦実現を目指すようです。


(*現時点での再戦はナシ。このままナシでもOKではないでしょうか?)


2)カネロ(アルバレスのニックネーム)との「子供の日」での対決は消滅したゴロフキン。しかしその日に別の相手との防衛戦を行う方針のようです。現在までにゴロフキンとの対戦が噂されるのは、元WBOとWBA(同時期獲得ではない)スーパーウェルター級王者で、現在WBOのミドル級で1位にランキングされているデメトリアス アンドラーデ(米)、IBFミドル級の1位にランクインしているセルゲイ デレイビャンチェンコ(ウクライナ)の名前が挙がっています。まあ試合開催まで僅か1ヵ月、カネロ・レベルの対戦相手を見つけろということ自体無理難題ですが、ゴロフキンには決められた対戦相手のみに集中してほしいものです。

3)ゴロフキンは現在WBA、WBC、そしてIBFミドル級王座を保持しています。WBAの格下王者として村田 諒太(帝拳)が君臨しており、今月15日にエマヌエーレ ブランダラム(伊)との防衛戦が控えています。またWBAは、今月28日に予定されているダニエル ジェイコブス(米)とマチエ スレツキ(ポーランド)戦の勝者を、村田ではなくゴロフキンへの指名挑戦者として認定するようです。

4)またその一週間前の21日、WBCミドル級1位のジャモール チャーロ(米)が、4位のウーゴ センテーノ(米)とWBC暫定王座を賭け対戦します。ちなみにWBCの2位にはアルバレスが、3位にはジェイコブスがランクインされています。そしてゴロフキンの保持するもう一つのベルトであるIBFミドル級。同団体の1位には、上記のようにデレイビャンチェンコが居座っています。

5)来月24日に試合を予定していた元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子ティム。その日の対戦相手はいまだに未定。このティム、5月の試合の前、今週末7日にニュージーランド出身のルーベン ウェッブスターと6回戦で拳を交えます。

6)スーパーバンタム級でWBAオセアニア王座を獲得し、バンタム級に下げて同王座、そして英連邦王座を順次獲得してきた豪州バンタム級期待のジェイソン マロニー。来月19日、WBAスーパーフライ級王座を2度獲得した経験を持つ河野 公平(ワタナベ)を相手に、WBAの地域ベルトの防衛戦を行うようです。河野の勝利、王座奪取を期待しましょう!
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標的は木村?坂本が初防衛に成功(WBOアジア太平洋フライ級)

2018年04月04日 00時43分35秒 | 世界ボクシング
今週1日・日曜日、大阪市住吉区民センターで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋フライ級戦:
王者坂本 真宏(六島)TKO6回1分36秒 挑戦者ピグミー ゴーキャットジム(タイ)

*昨年師走に、2度目の同王座決定戦出場でチャンピオンベルトを獲得している坂本。1度目は2016年11月に、現WBO王者木村 翔(青木)と対戦しその時は0対2の判定で敗れています。

前日計量に苦戦を強いられた坂本ですが、本番の試合では開始のゴングから挑戦者を圧勝。最後は連打を浴びせタイ人をギブアップさせています。現在WBOフライ級の9位にランクインしている坂本の標的は、当然の如く木村になるでしょうが、同1位には実力は木村以上と見られている元WBOミニマム級、ライトフライ級王者の田中 恒成(畑中)が君臨。坂本のすぐ下の10位には、日本王者黒田 雅之(川崎新田)が位置しています。そしてWBCには比嘉 大吾(白井・具志堅)という世界に誇れる王者が腰を据えており、日本フライ級戦線は中々の活況を見せていますね。どの選手が誰と対戦しても面白い試合になるでしょう。
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田中、3階級制覇へ向け発進(フライ級)

2018年04月03日 01時34分30秒 | 世界ボクシング
先週末31日・土曜日、名古屋国際会議場で行われた試合結果です。
フライ級10回戦:
前WBOライトフライ級王者田中 恒成(畑中)TKO9回2分26秒 ロニー バルドナド(比)

*昨年9月に行われたWBOライトフライ級王座の防衛戦で、最終的にはTKO勝利を収めるも、自身も両目眼窩底骨折という大けがを負った田中。怪我のためのブランク+減量苦から思い切って世界王座を返上。今回の再起戦から新たな階級でスタートを切ることになりました。

4回にダウンを奪うなど、世界ランカー相手に圧勝劇を演じた田中。半年ぶりの実戦で勝利を収めると同時に、フライ級でのデビューを無難に果たしています。

田中が世界3階級制覇を狙うフライ級王者たちの2018年新年度早々の顔ぶれを見てみましょう。

WBA:アルチュム ダルキアン(ウクライナ/防衛回数0)
WBC:比嘉 大吾(白井・具志堅/2)
IBF:ドニー ニエテス(比/1)
WBO:木村 翔(青木/1)
OPBF(東洋太平洋):ジェイアール ラクィネル(比/1)
日本:黒田 雅之(川崎新田/3)

どの王者との対戦でも好カードになるでしょうが、やはり比嘉との対決が一番興味を惹かれます。
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どんどん増えていくWBA王者(WBA世界戦x2)

2018年04月02日 00時21分46秒 | 世界ボクシング
先月24日、フランスで行われた試合結果です。
WBAクルーザー級王座決定戦(レギュラー王座):
アルセン グラムイリアン(アルメニア)TKO11回51秒 リャド メルウィー(コートジボアール)

*現在このWBAクルーザー級には、ムラト ガシエフ(露)が統一王者に、デニス レべデフ(露)が休養王者に認定されています。昨年末にWBAは、どれだけの数の同団体王座を減らしたか自慢げに報告していたんですがね。せめて新王者のグラムイリアンとレべデフによる王座統一戦、またはガシエフ対WBC/WBO統一王者アラクサンデル ウシク(ウクライナ)の勝者には同王座の放棄をして貰いたいものです。


WBAスーパーウェルター級王座決定戦(暫定王座):
ミシェル ソロ(仏)判定3対0(118-109、120-107、119-108)ジョン ベラ(米)

*このWBAスーパーウェルター級には現在、エリスランディ ララ(キューバ)がスーパー王者に、ブライアン カスターニョ(亜)がレギュラー王者に君臨しています。しかもこの試合で新王者に輝いたソロは、半年前にカスターニョに敗れたばかり。それに加えて、カスターニョはこの試合が行われる一週間前に同地で防衛戦を行ったばかりです。最近WBAの名前を聞くことすら嫌になってきました。
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久我、速攻でV2(日本スーパーバンタム級)

2018年04月01日 00時07分51秒 | 日本ボクシング
先月27日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーバンタム級戦:
王者久我 勇作(ワタナベ)TKO初回2分13秒 挑戦者小坂 遼(真正)

*昨年2月、2度目の挑戦で同王座を獲得している久我。しかしこの1年で行った防衛戦/実戦は1試合のみ。しかもその試合は判定決着と、本人もイライラしたことでしょう。その鬱憤を晴らすが如く指名挑戦者に圧勝した久我。試合後、世界挑戦の経験もある元OPBF(東洋太平洋)同級王者和氣 慎吾(FLARE山上)との一戦を熱望していました。「久我対和氣」戦は勿論の事、ここに元WBOバンタム級王者亀田 和毅(協栄)も加わってくれば日本同級戦線は大いに盛り上がっていくのではないでしょうか。
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