勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

真夜中の恐怖

2005-04-06 21:10:19 | Weblog
 ちょっと前の出来事である。草木も眠る丑三つ時、だったかどうかは忘たが、日頃の疲れと、人生の疲れ?で爆睡中の真夜中、その事件は起きたのだ。
夢うつつの中、トイレに行きたくなった。 眠い眼は開かず、暗闇の中、手探りで部屋のドアを開けて出ようとしたその瞬間、何者かにぶつかった。
洋服と思しきそれが、諸に顔に当たったのだ。寝ぼけていた僕は、びっくり仰天、それに跳ね返され、思わず後ずさりして、ベッドの縁になだれ込むように腰掛けた。だが予期せぬ出来事に何が起きているのか理解できてない、声も出ない。 しかし、明らかに人にぶつかっている。それも顔が埋まるほどの大男。跳ね返されてはいるのに、その後、物音一つしない。相手も曲者、落ち着き払っているのか、恐れをなしているのか、シーンと静まり返っている。
鍵は掛けてある筈なのに、どうやって入ってきたのだろう。恐る恐る手元の電気のスイッチを入れてみた。眼の前の光景を見て思わず力が抜けた。な・なんと、そこに見たのは、半分以上ドアが開き、洋服がぎっしりと掛かったクローゼットだったのだ。

数日前、寝室の模様替えをして、ベッドの位置と向きを替えたため、今までの部屋のドアの位置が、クローゼットの位置になっていた。
ホッとするやら、可笑しいやら。一度に力が抜けてしまったのだった。次の日すぐに、ベッドを元の位置に戻した。
真夜中に起きた、恐怖の大事件でした。
2005.04.06

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5 コメント

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それは恐ろしい! (coro)
2005-04-06 22:06:19
恐い話が続くのかと思いました。

恐い映画は好きですが、恐い話を聞くのはだめです。

私は毎日のように夜中にトイレに起きます。

コロが時々廊下でつぶれているので、踏まないように注意です。
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未経験 (コスモス)
2005-04-06 22:27:55
小さな子供はよく間違えて押入れや冷蔵庫の扉を開けておしっこしちゃうと聞きますが。大人でもそんなことあるのですね気がついて、用をたさないで良かったですね
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もう少しでした (fuji)
2005-04-06 23:51:17
あの大男が居なかったら?洋服、全部濡れてたかも・・・
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納得 (コスモス)
2005-04-09 08:34:05
よく見ればそうですね

頭と背広ぐらいかなー判るのは
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僕です (fuji)
2005-04-12 15:11:48
そう、この写真、僕なんです。恐怖で身動き出来なくなった僕を表現しました。

それにしては、威張ってる?
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