22日(月)の朝、突然ネットに繋がらなくなった。PC内のトラブル発生かと、あまり使わないノートパソコンを開くが、やはりネットには繋がらない。「信号の品質、非常に良い」と表示された。無線LANのトラブルではなさそうだ。知り得る限りの方法を試みるうちに、何故かネットに繋がった。ホッとしながら、皆さんのブログに訪問しコメントを残す。しかし、ネットへの接続は不安定。自身のブログの更新作業の途中で、再び繋がらなくなった。それからネットへの接続が不能となる。
夜遅く、仕事から帰ってPC教室経営の弟に電話しようとして、固定電話が使えないことに気がつく。ネットに繋がらないわけだ。携帯電話で弟に指示を仰ぐ。モデムの電源を切ってリセットを試みるが、それでも復旧はしなかった。このような場合、リセットで復旧することがあるらしい。
翌朝、ヤフーのテクニカルサポートセンターに電話する。指示に従い確認の末、マンションの共用設備と部屋の電話端子までに異常があることがわかった。モデムの故障も考えられるという。業者の派遣と、モデムの交換に数日かかるという。
携帯電話を取り上げられるとパニックを起こし、何もできなくなるという若者を、白眼視していた。ネットに繋がらなくなったPCの前で呆然とする我が身に、携帯電話を失った若者の姿がダブった。
今日(25日)、ヤフーから派遣された作業員によって、マンションの各部屋に分配する設備に異常が認められ、電源のリセットにより設備は復旧したが、念のための共用部分のスプリッターの予防交換を行うが、モデムが作動しない。配送の不手際により、遅れて配達されたモデムの梱包を解くのももどかしく、はやる気持ちを押さえながらモデムの交換で、やっとネットに繋がった。共用部分の設備と、モデムのダブルの不具合が重なったらしい。
当たり前にPCがあり、当たり前のインターネット・ライフに慣れていたある日、突然それを奪われた時のフラストレーションが、これほど大きいことを始めて知る。数日間の電話の不通と、ネットへの接続不能。電話は携帯に頼れるが、日常的にそばにあって、その存在に慣れてしまっていると、その有り難さに気がつかないことが多い。インターネットが使えなくなった数日間が、そんなことを教えてくれた。 あなたのそばの大切なもの、見失っていませんか?