勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

アサクサンバ♪

2008-08-31 02:00:31 | Weblog
 心配された雨も止み、太陽が顔を出した浅草だったが、午後になると突然怪しげな雲行き。
浅草寺裏では、サンバカーニバルの準備に余念がない出場者たちも心配げだ。
 
 あっという間の滝のような雨も、ひとしきり降ると、パレードが始まる頃には青空が広がり、絶好のサンバ日和になった。
クレーンの上では、テレビカメラマンも暑そうにしている。

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この子たちも将来はセクシー衣装を着るのだろうか。

パレードもたけなわの頃、再び突然の豪雨に見舞われる。

それでも踊り子たちは元気いっぱい。

浅草は熱気と湿気に包まれる。

おかあさ~ん、雨が痛いよぉ。まだ踊るの~?

俺だって沿道で踊りたいよ~♪

画像のどこかに、素敵な踊り子さんが隠れています。(マウスオンでどうぞ)
 

118

2008-08-29 19:04:03 | Weblog
 いつ襲ってくるかわからない災害。夏休みも終わりに近くになって、関東、東海地方では、局地的に降った記録的な豪雨による水害が発生した。我が浅草では、そんなに降ったとは思えなかったが・・・。
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 災害や事故に遭遇した時の緊急連絡電話は、110番や119番が知られている。海でもしものことがあったとき、海上保安庁は、緊急通報用電話番号として、局番なしの3桁電話番号「118番」の運用を2000年5月1日から開始しているそうだ。(マウスオンでご覧ください)

 117(時報)や、177(天気予報)など、局番なしの3桁番号もあるが、最近、僕はあまりお世話にならなくなった。117は(ピッピッ・ポーン)。177は(天気になれなれ)と覚えたものだが。

 また、電話をかける時、頭に184や、186を付けて、表示、非表示をする方法がある。電話をかけて相手が出たら、まず自分を名乗るのがマナー。原則として自分の番号を伏せる184(いやよ)は、失礼に当たると考える。非通知で掛かってくる電話は怪しげなものが多い。186は非通知設定になっている電話から掛けるときに、相手に表示するためのものだが、ハローと覚えるといいかも・・・♪

ひまわり

2008-08-28 06:32:36 | Weblog
長雨よる涼しい日が続いた東京は、27日、久しぶりに真夏の太陽が顔を出した。

 第2・第4水曜日は、東京に隣接した千葉郊外にある高齢者ホームでの出張レッスンの日である。ホームでのレッスンは、亡くなった方もいて現在4人。最高齢者が86歳、次が80歳、ダンスを楽しみにしてくれている。86歳の方は、足が弱って杖をつきながらの参加。

 「私もう踊れなくなりそう」踊りながら彼女は寂しそうに言う。コッソリ「いくつになったの?」と聞くと、「ロクよ」「ああ、そう、僕が杖の代わりになってあげるから、掴まりながら踊ればいいんです。まだまだ踊りましょうよ」「いくつかわかってるの?」「56歳でしょ」「あはは、うれしいわぁ~」

 80歳になったばかりだという方、「80年の私の人生で、今が一番幸せ。だって食事は自分で作らなくてもいいし、できないと思ってたダンスも踊れるし、言うことないわ」「それはいいね、最後の人生を幸せと思える生き方ができるなんて・・・」「ものは考えようよ、欲張ったらきりがないわ」


◇ ひまわり ◇

風で折れた
ひまわりを
妻に頼んで
花瓶に活けてもらった
それが今日 私がした
いちばん大きな仕事だった

-星野富弘さん-

 他の2人はまだ若く、ご主人には先立たれたが、ホームでの第2の人生を楽しんでいるようだ。人生の達人たちとの会話は楽しい。

忘れ物

2008-08-26 23:40:02 | Weblog
 東京は毎日鬱陶しい日が続いている。降ったり止んだりの雨の中、昨夜、付き合いで久しぶりに近所の居酒屋に飲みに行った。酒に強くはないが下戸ではない。ほどほどの酒量は、酔ったというほど飲んでない。出かけるときに降っていた雨は帰りには止んでいた。家に帰って気が付くと、傘と帽子をお店に忘れてきた。
 傘はともかく、お気に入りの帽子は、いただきもので大切にしている。慌てて取りに戻った。

 そして今日も雨模様、2箇所の用事を済ませて電車に乗って気がついた。持って来たはずの傘を持ってない。引き返してJR池袋駅の改札で訳を話すと、Suicaの入場記録を取り消してくれた。

 昔、自分の息子を球場に忘れてきたお父さんがいた。その子は、いまテレビで活躍している。

 二日続きの忘れ物、明日は何を忘れるだろうか。忘れる息子はいないけど、自分自身を忘れたらどうしよう♪

筋書きのないドラマ

2008-08-25 23:59:57 | Weblog
 数々の感動のドラマと、名勝負を繰り広げた北京オリンピックが幕を閉じた。勝っても負けてもスポーツで流す涙は美しい。選手の数だけドラマもある。多くの涙にそれぞれのドラマを見た。精一杯力を出して負けたのなら、胸を張って威張っていい。
 そんな中で、どうしても日本の選手に感動できなかった種目がある。マラソンと野球。選手は一生懸命戦ったというだろう。しかしその陰にあった彼らの驕りが、心を動かしてくれなかったのかもしれない。

 両競技の選手は、体調管理を理由に選手村に入らなかったという。特別扱いを受けていたのだ。特に野球の選手は、自分が雇ったトレーナーが選手村に入れないからという理由で、ホテル住まいだという。それを知ったのはオリンピックが終ってからだが、振り返ってみて納得した。そこにあるのは驕りだけ。皆条件は同じ、誰もが体調管理は必要だろう。

 楽天の野村さんは言っている「仲良しグループをコーチに選んだ時点で、だめだと思った」と。来年のWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)で、星野さんは監督を引き受ける意向も持っているらしい。オリンピックでの敗退を監督の責任というのなら、引き際を考えたらどうだろう。

 アスリートたちの戦いは筋書きのないドラマ。各国の選手の皆さん、多くの感動のドラマをありがとう♪

一大事!

2008-08-24 23:05:47 | Weblog
 仕事が済んでケータイを見た。8件の着信履歴と1通のメール。着信履歴は、自宅の固定電話から7件、実家から1件。固定電話からの着信は留守電の転送である。姉からのメールは、短く 「どこにいますか?連絡ください」 とある。

 すわ、一大事?何事か!留守電を聞く前に慌てて姉に電話する。「何かあったの?」。姉の笑い声にちょっとホッとする。実家からの宅配便が、留守なので持ち帰ったと宅配会社から送り主に電話があったらしい。そこで実家の義姉が僕に電話をしたが留守電になっている。携帯にも出ない。義姉から問い合わせを受けた姉からメールが来たのだった。姉は「私にいわれても見えないんだけど~」と言って笑った。二人とも僕の仕事のことを忘れていたらしい。いつも遊んでいるわけではないのに・・・♪

 再配達で夜には届いた大きな房の葡萄。濃い甘さが口いっぱいに幸せを広げてくれる。こんな美味しい一大事なら何度でもいい。

 なんにでも興味を示し、好奇心旺盛ないたずらピーチャンは、梱包を解くや否や、早速点検を始めた。

結果論

2008-08-23 22:24:01 | Weblog
 金メダルを期待されながら4位に終わった星野ジャパン。結果を見て批判をするのはたやすいが、日本の野球のレベルを思い知らされたような負け方には、失望したファンも多いのではないだろうか?
 金メダル獲得使命にがんじがらめに縛られ、動きも表情もぎこちなく、ミスの連発。暗~い雰囲気の中での試合運びに勝つムードはない。選手に力がないのか、監督の采配が悪いのか。結果論ではあるが、選手起用にも疑問が残る。
 
 日本のプロ野球の衰退が言われて久しい。再び野球に目を向けさせるいい機会を逃した星野ジャパン。日本のプロ野球が再び隆盛する日は来るのだろうか?

平均寿命

2008-08-22 22:59:22 | Weblog
 我が愛車、毎日働き詰めである。仕事に、買い物に、散策に、我が足となって休む間もない。
 仕事に出かけようとすると、後輪がパンクしている。前夜は何事もなかった筈なのに。修理に持っていくと、タイヤが擦り減り、そこにチューブが食い込んでパンクしたらしい。タイヤ交換をしないと、またパンクするという。

 前輪はタイヤの溝もしっかりとしているのに、何故後輪だけタイヤが擦り減るのだろうか?体重もそれほど重くないはずなのに。

 自転車屋さん曰く、「後輪はペダルを踏む時にギアがかかり、ブレーキを掛ける時にも負担がかかります。前輪の半分の寿命なんです」。なるほど納得である。

 厚生労働省によると、日本人の平均寿命は男性79.19歳、女性85.99歳で、ともに2年連続して過去最高となったという。しかし相変わらず女性の平均寿命のほうが、男性のそれよりはるかに長い。

 男と女は自転車の前輪と後輪のようである。男は暴走するとブレーキを掛けられ、歩みが遅いといってはギアをいれられる。疲れても、眠くても、体調が悪くても働かされる。自転車に男と女の寿命の差を見た。

血液型診断室

2008-08-21 23:59:51 | Weblog
 朝日新聞にaspara倶楽部というコラムがある。今週のお題「ザ・血液型診断室」の投書から。

 血液型の話題になると決まって悪く言われるB型。悪く言われたところで「私B型ですけど」と言うと「違う、違う! B型の男の話だよ~!」とフォロー。が、もうじき結婚する彼もB型だと言うと絶句。次のフォローまでは時間がかかる。(B型同士熱い絆! 神奈川県 アスパラ会員・パート)

 私の友人はB型がとにかく嫌い。ちょっと嫌な人がいると「やっぱり彼女B型なのよ。繊細なA型の私とは合わないと思った。B型って自分勝手で気まぐれで自己チューだし」と散々。が、先日、夜中に泣きながら電話で「病院で調べたら実はB型だったの」だって。気持ちも新たに、2度目の人生を楽しんでください。(玲ちゃんママ 東京都 主婦)


 「B型人間は断トツで世間様の評判が悪い!」と、コラムの管理者、ハミィちゃんは言ってる。

 ところで僕、ハミィちゃんと同じ思いっきりB型人間です。だから、血液型での性格判断も全然気にしない。自分勝手で、気まぐれで、自己チューだから・・・???

喧しい

2008-08-20 23:40:36 | Weblog
 もし「やかましい!」と他人(ひと)に言われたら、それは「黙れ!」と言われたこと。言葉を覚えてから何十年、そう思ってきた。

 自民党の幹事長、麻生太郎さんによると、『やかましい』は、「詳しい」とか「専門家」という意味なのだそうだ。

 太田農水相が、中国製の冷凍ギョーザ中毒事件を受けた食の安全対策について「消費者、国民がやかましいから徹底していく」と発言。その発言に対し、麻生氏は、関西以西の人は騒々しいという意味ではなく、よく知っている、という意味で使う、と擁護したらしい。

 我が漢語新辞典によると、【喧】は、口偏に宣(のべる)で、かまびすしい、大声でがやがや言う、大勢の人が口やかましく騒ぎ立てる様子、とある。大辞林でも同じ意味があり、どこにも「詳しい」という意味はない。

 お国言葉が通用するわけもなく、こんな国民をバカにした言い訳で、納得すると思っているのだろうか?そもそも、国民が喧(やかま)しいからなどということが、民をバカにしている。更にそれに輪をかけた麻生氏の発言。政治家って、そんなに高いところから我々を見下すほど偉いの?

おしゃべり

2008-08-19 23:56:48 | Weblog
 我が家の住人になってはや2週間、生まれた時からここに住んでいるような顔になったピーチャン。一時も僕のそばから離れない。開け放した窓からも外へ出ようとはしない。
 そして数日前、肩に止まって突然しゃべりだした。はっきりとした言葉で「ピーチャン」と言った。その後も何か言葉をしゃべっている。何を言っているかは聞き取れないが、その口調は僕とそっくり。時には数分間しゃべり続けることもある。ペットは飼い主に似るというが、おしゃべりな飼い主に似たのだろうか。

 空き家になっていた白亜の殿堂にも興味を持ち始め、入り口を開けておくと時々覗きに来る。そしてついに中に入って餌を食べ始めた。扉が閉まらないことを知ると、自由に出入りして遊んでいる。好奇心も旺盛で、僕のやることにはなんでも興味を示し、そばに来ては悪戯もする。

 小鳥を飼うことになろうとは夢にも思わなかったが、こんなに小さな生き物がこれほど可愛いことも知らなかった。

パティシェ イナムラ ショウゾウ

2008-08-18 22:40:51 | Weblog
 山手線、鶯谷駅から歩いて7~8分、谷中の墓地の入り口に、フランス菓子の店「パティシェ イナムラ ショウゾウ」がある。
 交通の便が良いというわけでもなく、人通りが多いわけでもない。お店を通り過ぎるとその先は墓地なのだから。
 そのお店「パティシェ イナムラ ショウゾウ」は、いつも行列ができている。知る人ぞ知る有名なお店らしい。何度か前を通りながらも、並んでまでケーキを買おうとは思わなかった。しかし好奇心旺盛な僕、行列のできるお店には興味がある。

 警備員に促され中に入ると、店員の女の子の対応の良さが心地いい。売り場と厨房との商品の確認も見事に声を揃えて唱和する。人気のケーキは『上野の山のモンブラン』と『特製苺ロール』だという。
 手前のドーム状が上野の山のモンブラン、右奥が苺ロール。特にモンブランは評判に違わない美味であった。並んでも買う価値はありそうだ。下戸ではないが、甘党の僕。今度は何を味わってみようか♪

深川八幡祭り

2008-08-17 22:22:23 | Weblog
連日の猛暑から一転、涼しい日となった東京は、富岡八幡宮の深川八幡祭りが行われた。
 今年は三年に一度の本祭り。「水かけ祭り」とも呼ばれる連合渡御は、神輿と担ぎ手に容赦なく浴びせられる水しぶきの中、54の町会で2万人以上にもなるという担ぎ手の、威勢のいいかけ声が下町に響き渡った。

 特別参加の岩手県平泉の水かけ神輿も、再び世界遺産登録を目指し、先頭から二番目を飾り声援を受けていた。

 三百年以上の伝統があるという深川八幡祭り。この方の担ぎダコも相当の年期が入っているようだ。

ボクも急いで担ぎにいかなくちゃ♪

担ぐより担がれるほうが楽だと思うけど・・・♪

ママにだっこが一番いいよ♪

夏だもの、水に濡れるのが一番さ。でも、今日はちょっと涼しいね。

気合だー!

2008-08-16 22:11:48 | Weblog
 前回のアテネ五輪では、4階級のすべてでメダルを獲得した女子レスリングが始まった。吉田沙保里選手は、危なげない試合運びで金メダルを獲得。伊調千春選手は、惜しくも前回と同じ銀メダルに終わったが、試合後のコメントでも「妹と共に歩んできた4年間の道は、最高の道でした」と、一服の清涼剤のような爽やかな笑顔を見せてくれた。
そしていよいよ伊調姉妹の妹さん伊調馨選手と、浜口京子選手の登場である。
 我が地元、浅草出身の浜口京子さんは、前回のアテネオリンピックでは旗手を務め、銅メダルを獲得した。しかし、大きな試合では、相手の反則での骨折や誤審などで、常に不運に見舞われてきた。
 ユニークな言動の彼女のお父さんのアニマル浜口さんは、我が家の近所でトレーニングジムを開いている。破天荒な父親の言動に、恥かしそうに微笑み寄り添う京子さん。父娘のギャップが不思議な魅力を醸し出す。地元のひとりとして、前回より輝く色のメダルを獲得することを願って声援を送ろう。

百日紅

2008-08-15 15:49:28 | Weblog
 鈴木桂治も泣いた。柔道100㌔級で金メダル確実といわれた、鈴木桂治選手が流した涙は、無念の涙だった。

 勝負の世界に絶対はない。いや、どんな世界にも絶対はあり得ない。上手の手から水が洩れることもある。弘法大師も筆を誤る。河童だって川流れもする。木登り上手な猿でさえ、木から落ちることもあり、猿が滑る木だってある。

 大きすぎた期待は、失望も大きい。しかし、人生には負けることもある。鈴木選手よ、恥かしがらずに、胸を張って帰って来ればいい。苦い経験は人間を大きくしてもくれるだろう。これからが長い人生なのだから。
 オリンピックの熱い戦いに目が離せない暑い夏。百日紅(さるすべり)の赤がひときわ赤さを増していた。