勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

行く年来る年

2006-12-31 00:00:00 | Weblog
逢えてよかった 生きてよかった

 
お正月の準備も整いました

行く年に
皆様との出会いと励ましに感謝し
来る年に
幸多かれと願い
また来年お会いしましょう

-勿忘草-

 2006.12.31

挫折

2006-12-29 23:26:32 | Weblog
 63歳で朝鮮語、95歳で中国語を始めたという昇地三郎さんの座右の銘 「Go ahead(前進せよ)」の言葉を借り、僕も通信講座をはじめると格好のいいことを言って、今年の1月8日、ここで皆さんに宣言しました。
今頃はその修了証書を公開する予定でだったのですが、途中で見事に挫折しました。

 過去に何度も挑戦しては挫折の繰り返しだった様々な通信講座。ここで宣言すればやり遂げられるだろうと思い、一念発起したのですが、やはり意思の弱い僕には無駄な抵抗でした。 
 
 あの時に応援のコメントをくださった皆様、陰で応援してくださった皆様、そしてどうせ駄目だろうと先見の明があった皆様、ここに敗北宣言をします。ご声援ありがとうございました。

 あの日の皆様からのコメントを読み返し、穴があったら入りたい気分ですが、それも含めて僕ですから、得意の開き直りで図々しくいきたいと思います。(ニッコリ♪)


もしそれがうまくいかなくても
きっとほかのなにかがうまくいきますわ


-ジェームス・ワットの奥さん-


 もうひとつ、1月3日には「にっこり♪宣言」もしました。
 
 歳を重ねても相変わらず頑固が治らない我が性格。少しでも柔軟になるべくした「にっこり宣言」。
こちらも思うようにはいかず、目くじらを立てることも多く、成功したとは思えないが、怒りを覚えたとき「そうだにっこり宣言をしたんだっけ」と思うことで、反省材料にはなったかもしれない。 

 こちらは反省という少しの成果があったことで、自分に甘く他人に厳しい我が性格としては、これで良しとしよう。

2006.12.29 

ぽち袋 ’06

2006-12-28 23:53:43 | Weblog
 クリスマスが終ると街はお正月の飾り付け、嫌でもお正月はやってくる。そして嫌でもやってくる小さなお客様のあるお宅も多いだろう。
そんなお客様のために昨年に引き続きバージョンを変えた手作りぽち袋の紹介です。


 
用意するものは150mm×150mmの折り紙、色は自由。

マウスオンで画像がとまります
<


上図4枚目と5枚目の太線は切り取り線です
裏表が紅白や、カラフルなもので折っても違った雰囲気が楽しめます 


誰かこのぽち袋にお年玉入れてちょうだい!
2006.12.28

冬の嵐

2006-12-27 21:30:55 | Weblog
 夜中に雨と雷の音で目が覚めた。明け方だったかもしれない。
発達した低気圧は都心の12月の一日に降った雨の量としては、1876年の観測開始以来最高の日降水量をもたらした。


 朝、眠い目を擦りながら窓を開けると、東の空に昇った太陽の光はまぶしく、今日の最高気温も20度を超えたという。


 昨夜の雨に洗い流された冬の空は澄み渡り、最上階から見る夕日も、普段は見えることの少ない富士山のシルエットを浮かび上がらせ、ゆっくりと西の空に沈んでいった。

<>
マウスオンでご覧ください

 この夕日のように今年も間もなく暮れようとしている。新しい年も今日の空のように澄んだ夜明けとなり、良い一年であることを願う。
2006.12.27


鬼が笑う

2006-12-26 14:10:59 | Weblog
 2006年も間もなく幕を閉じようとしている。今年一年皆様にお世話になり、いい一年だったことを感謝し、来年も皆様共々よい年になるよう願いたい。

『来年のことを言うと鬼が笑う』というが、何故だろう?

 
 閻魔帳という言葉がある。あまり聞かなくなったが、閻魔大王が亡者の生前の名前や行動を記しておく手帳のことをいう、と大辞林にある。
転じて、教師が生徒の成績や品行などを書きとめたり、警察官が罪科などを書きとめておく手帳のことをいうそうだ。

 閻魔様の閻魔帳には年内の死亡者リストがあり、それを知らないリストに載った者が来年の夢を語る。閻魔様や、手下の鬼はそれを耳にして大笑いするという。


 どうやら今年のリストからは外れたかもしれない僕を含め皆様は、来年もそのリストに載らず、年末には再び笑えるよう、健康に気をつけてくださいね。

2006.12.26

メリークリスマス!

2006-12-24 23:57:32 | Weblog
MERRY X’MAS

 あなたのクリスマスイブは、素敵な夜になりましたか? 仕事柄、僕にとってのクリスマスは踊る夜でもあります。

 ダンス教師になってはじめてのクリスマスを迎えた千春ちゃん。踊ることが楽しくて仕方ないという。そんな彼女も数日前、名実共にダンス教師になりました。


 11月に受けた教師試験に合格し、教師免許証の授与式が22日にあり、50人近い受験者の中で2番目の成績で合格したのです。
この道に入るきっかけを作った僕としては、自分のことのようにうれしく、彼女の頑張りに拍手を贈り更なる精進に期待して、天然ボケの個性を大切にして欲しいと願うのです。

 その彼女、授与式の案内に「男性はスーツにネクタイ、女性はそれに順ずる」とあるのを見て、彼女の試験勉強を担当した女性教師に尋ねたという。
「私もネクタイをしたほうがいいのでしょうか?」

 その話を聞いた僕は、お客様と踊りながら彼女の側に行ったとき聞いた。
「僕のネクタイ貸そうか?」
一瞬きょとんとした千春ちゃん、意味がわかるとあたりを見回して言いつけた女性教師を目で探し、口を尖らせた。

 この道に不慣れな彼女は、ダンスの世界では、そういうこともありかと思ったらしい。
「そういう書き方は普通なんですか?」
「うん、普通だよ」
「私って変かしら」
「うん、ちょっと変(ニッコリ♪)、でもその変なところが千春ちゃんらしくていいんだから、それはなくしちゃダメだよ」

 納得したようなしないような彼女に「この話公開してもいい?」と聞くと、
「もう私のおバカは周知の事実だからいいわ」
「それが可愛い個性だから、いいんだよ」

 ということで、彼女の大ボケを披露しちゃいました。千春ちゃんごめんね。

2006.12.24

クリスマスイブのイブ

2006-12-23 23:27:26 | Weblog
<>

 今年も残すところあとわずか、昔のようなクリスマスムードは見受けられなくなってきたようだが、明日のイブを控え、我がホールは連休の初日とあって賑わっている。

<>

 12月に入ると同時に、クリスマスツリーのオブジェで飾りつけられた店内は、クリスマスムードたっぷり、昔ほどの賑わいはないものの、ダンス人口は増えているので、この時期は人で溢れ活気がある。

<>
すべての画像をマウスオンでご覧ください

 ダンスホールをご存じない方にも、ムードだけでも味わっていただけたら幸いです。
2006.12.23

謝罪

2006-12-22 16:15:22 | Weblog
過ちて改めざる これを過ちという

 今年のニュースを振り返ると、謝罪をする映像が多かった。企業のトップ、学校長、教師、教育委員会、政治家、警察官、公務員、etc.数え上げたらきりがない。中には金儲けが何故悪いと開き直る御仁もいたようだが。

 キュスターの久米宏さんが、10年前のテレビでの発言に謝罪したそうだ。「ニュースステーション」での「外人の日本語は片言のほうがいいよね」との発言に「今頃何をとお思いでしょうが、心からおわびします」と。

 「日本語を必死に勉強し、日本社会に溶け込もうとしている外国人もいる、とても不愉快」との抗議を最近ネット上でたまたま知り、「よく考えてみると、これはかなり失礼な発言だと思います。視野の狭さと反省しています」と抗議の主に謝罪のメールが届いたという。

 10年前はこのことを知らなかったそうだが、抗議の主は「驚いたが、久米さんのように影響力のある人が過去の発言を放置せず、修正しようとしてくれてうれしい」と話している。(朝日新聞から)

 自分の非を認め謝るということは勇気のいること。謝ることは自分の価値を落とすと思いがちだがそうではない。素直に非を認め謝罪する姿は、その人の価値を上げることでもある。
しかしである、嘘をいい、言い訳ばかりで隠し通せなくなり世論に負け、仕方なく謝罪する姿を嫌というほど見せつけられてきた。そこに反省の気持ちなど微塵も感じられない。謝ればそれで済む、そんな態度が見え見えの謝罪、心のこもらない謝罪など聞きたくない。

 そんな中での久米さんの謝罪は一服の清涼剤に感じられた。自分にも持ち合わせがない素直に謝る心、心がけてみようと思うが、できるかな?
2006.12.22

木の葉

2006-12-20 16:35:21 | Weblog


木にある時は
枝にゆだね
枝を離れれば
風にまかせ
地に落ちれば
土と眠る



神様にゆだねた人生なら
木の葉のように
一番美しくなって
散れるだろう

-星野富広さん-



 2006年、日本の11月の月平均地上気温の平年差は、1898年の統計開始以来、6番目に高い値となったそうです。
2006.12.20

浅草絵巻

2006-12-18 23:38:07 | Weblog
 17年ぶりにリニューアルした浅草仲見世商店街のシャッター大壁画「浅草絵巻」は先日紹介したばかり。

 17年前、当時東京芸術大学の平山郁夫美術学部長・教授の研究室の16名の先生方が描いた「三社祭」「ほうずき市」「墨田の花火」「白鷺の舞」など浅草の四季、風物、行事を題材にした「元絵」は、総延長40メートルに及ぶ芸術性豊かな絵巻物として保存され、お色直し完成記念として、17・18日の両日、浅草公会堂で初めて一般公開された。

<

<
 マウスオンで画像がとまります

 鮮やかな色で描かれた元絵は、壁画とは違う趣があり、その美しさに思わず目を見張るほどの驚きであった。原画の色鮮やかさをそのままお伝えできないのが残念ですが(実物はもっと鮮やかな色で描かれています)、その一部を実際の壁画と比較してご覧ください。

 元絵は、縦23cm長さ10mの絵巻物4巻で構成されています。
2006.12.18

邪気払い

2006-12-17 23:22:19 | Weblog
 「邪気を跳ね返す」という意味から、お正月には魔よけ、厄除けの縁起ものとして羽子板を飾る風習は古くからあるらしい。


 浅草寺境内では、今日17日から19日まで、江戸時代から続く伝統の羽子板市が開かれている。


 今年は羽子板組合設立60周年を記念して、去る1日には3メートルの特大押絵羽子板の奉納 もあり、羽根や凧を含む50店ほどの店が立ち並び、日曜日の今日は多くの人出で賑わっていた。


 羽子板は「生まれた子が邪気を羽根(はね)のき、福徳豊かに成人する」として、女の子の成長を願う意味もあり、子供を持つお母さんや女の子も多く見受けられた。


 江戸時代の後期から、押絵を用いた歌舞伎役者の姿が庶民の人気を集めるようになったそうだが、今年は新庄選手やハンカチ王子、またレッドソックスとの契約で話題になった松坂投手など、野球選手の絵柄も見られた。


PS.
 先日の特大羽子板奉納記事のコメントで、お正月まで展示されているのではないかといいましたが、12月20日までの展示だそうですので、訂正させていただきます。
2006.12.17

怪塔五重面相

2006-12-16 23:52:56 | Weblog
 浅草寺本堂の斜前に聳える浅草のシンボル五重塔は、寛永寺・増上寺・天王寺の塔とともに「江戸四塔」として親しまれたが、昭和20年3月14日戦災により消失、昭和48年11月1日に再建され、地上53.32mの高さは京都東寺に次ぐ高い塔だという。


 その美しい姿は、季節や時刻によっても表情を変え、夜にはライトアップもされ、訪れる人を楽しませてくれる。
明日17日からは羽子板市も始まり、先日紹介した特大羽子板とともに、今の時期になってもなお燃えるような紅葉に映える五重塔の美しさも楽しめます。

 お出かけになれない方のために、その美しさをお伝えできたら幸いです。









2006.12.16

ガサ市

2006-12-15 23:47:14 | Weblog
 八百万(やおよろず)の神が住むという我が国では、神様を迎える清浄な場所を示すという意味で、正月に社殿や玄関に「〆飾り」を飾る。そのしめ飾りの卸し市として開かれるのが「ガサ市」。


 今日15日から2週間、浅草寺境内の裏手一帯で開かれるガサ市は、その材料のひとつ、藁(わら)の「ガサガサ」という音から名付けられたという。


 ガサ市は、しめ飾りに関するあらゆるものが揃い、一般客には売らない業者向けの卸し市で、顧客の多くは鳶職人たちである。


 鳶頭(とびがしら)は、このガサ市で仕入れた部品で弟子たちにしめ飾りの技術を継承するのだそうだ。


 浅草は、17日から始まる羽子板市とともに、師走を象徴する伝統と文化を守る歴史ある「市」で賑わう。
2006.12.15

いのち

2006-12-12 23:28:36 | Weblog




いま 
ここにしかない
わたしのいのち
あなたのいのち

-みつを-


・・・つまずいたおかげで・・・

つまずいたり ころんだり したおかげで
物事を深く考えるようになりました

あやまちや失敗をくり返したおかげで
すこしづつだが
人のやることを 暖かい眼で
見られるようになりました

何回も追いつめられたおかげで
人間としての 自分の弱さと だらしなさを
いやというほど知りました

だまされたり 裏切られたり したおかげで
馬鹿正直で 親切な人間の暖かさも知りました

そして・・・・・

身近な人の死に遭うたびに
人のいのちのはかなさと
いま ここに
生きていることの尊さを
骨身にしみて味わいました

-相田みつをさん-
 2006.12.12