江戸時代、日枝神社の山王祭と、神田明神の神田祭の祭礼行列が、1年交代で江戸城へ入城しました。
それを将軍も見たことから「天下祭」と呼ばれ、それを現代に甦らせたイベントが今日、丸の内周辺で行われ、日比谷公園から皇居前広場まで、江戸木遣り、手古舞などの先導で、神輿9基、山車12基による江戸絵巻さながらの巡行が繰り広げられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c0/169cfd52b30a4fab691fee6fd576cb0b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a7/4ce75af14fe38cfd0f3534c9fbb10a59.jpg)
お祭り騒ぎが大好きな僕だが、今日ここに行った最大の目的は、ブログを通して親しくなり、二人だけのオフ会で更にその明るさと誠実さに触れ、その人柄に惚れ込んでのお付き合いをさせていただいている「禰里吉(ねりきち)」さん。そのお祭り好きの禰里吉さんのところの山車も、静岡県の遠州横須賀・三熊野神社から参加するというので、ぜひそれに触れてみたいとの思いから出かけたのです。
残念ながら、彼は都合により参加できず、再会はなりませんでしたが、その禰里(ねり)と呼ばれる山車の魅力は充分に堪能できました。
お囃子の屋台や人形などを飾り、江戸型と呼ばれた豪華な山車の多くは、明治以降、紛失したり地方へ売られたのですが、その伝統を守った作品は、地元町会や関東近県に保存されており、今回それらが集結したのだそうです。
現代に甦ったその絵巻の一部を紹介します。少しでもその雰囲気を味わっていただけたら幸いです。(すべての画像が大きくなります)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/33/e2b133f1afff23bf80fabbcec631a8de.jpg)
これは女性だけのお神輿です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/2a/97985971e520408cd1ba45754b394f6f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/c9/ef98f607dc63bf39327bd4c5fc69ecf9.jpg)
最後の2枚が禰里吉さんの住む、静岡県、遠州横須賀・三熊野神社から参加の2基の山車です。
画像からお分かりいただけると思いますが、この2基の禰里には、参加した中では最も多くの曳き手が参加し、法被腹掛、足袋裸足といった江戸火消装束の粋な若衆が、三社囃子の名調子に乗って「シタッ、シタッ」の掛け声を掛けながら、笑顔で禰里を曳き廻す。
それは、まさに囃子・禰里・曳き手の三者が、三位一体となって独特の名調子をかもし出しているのでした。
事前にこのことは禰里吉さんから伺ってはいたのですが、今日、実際にこの眼で見て、改めてその三者が一体となっての禰里は、他のどこよりも楽しげで、迫力のあることを知りました。
こんなところに禰里吉さんの思い入れがあるのかなと感じ、その明るさの源でもあるのだと確信したのです。
甦った“江戸の華”勇壮な山車や神輿による江戸文化に触れた一日でした。
2005.10.30
それを将軍も見たことから「天下祭」と呼ばれ、それを現代に甦らせたイベントが今日、丸の内周辺で行われ、日比谷公園から皇居前広場まで、江戸木遣り、手古舞などの先導で、神輿9基、山車12基による江戸絵巻さながらの巡行が繰り広げられました。
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お祭り騒ぎが大好きな僕だが、今日ここに行った最大の目的は、ブログを通して親しくなり、二人だけのオフ会で更にその明るさと誠実さに触れ、その人柄に惚れ込んでのお付き合いをさせていただいている「禰里吉(ねりきち)」さん。そのお祭り好きの禰里吉さんのところの山車も、静岡県の遠州横須賀・三熊野神社から参加するというので、ぜひそれに触れてみたいとの思いから出かけたのです。
残念ながら、彼は都合により参加できず、再会はなりませんでしたが、その禰里(ねり)と呼ばれる山車の魅力は充分に堪能できました。
お囃子の屋台や人形などを飾り、江戸型と呼ばれた豪華な山車の多くは、明治以降、紛失したり地方へ売られたのですが、その伝統を守った作品は、地元町会や関東近県に保存されており、今回それらが集結したのだそうです。
現代に甦ったその絵巻の一部を紹介します。少しでもその雰囲気を味わっていただけたら幸いです。(すべての画像が大きくなります)
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これは女性だけのお神輿です
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最後の2枚が禰里吉さんの住む、静岡県、遠州横須賀・三熊野神社から参加の2基の山車です。
画像からお分かりいただけると思いますが、この2基の禰里には、参加した中では最も多くの曳き手が参加し、法被腹掛、足袋裸足といった江戸火消装束の粋な若衆が、三社囃子の名調子に乗って「シタッ、シタッ」の掛け声を掛けながら、笑顔で禰里を曳き廻す。
それは、まさに囃子・禰里・曳き手の三者が、三位一体となって独特の名調子をかもし出しているのでした。
事前にこのことは禰里吉さんから伺ってはいたのですが、今日、実際にこの眼で見て、改めてその三者が一体となっての禰里は、他のどこよりも楽しげで、迫力のあることを知りました。
こんなところに禰里吉さんの思い入れがあるのかなと感じ、その明るさの源でもあるのだと確信したのです。
甦った“江戸の華”勇壮な山車や神輿による江戸文化に触れた一日でした。
2005.10.30