昨年の3月から始めたウォーキングも1年を過ぎた。と言っても仕事の行き帰りの自転車通勤を歩くことにしただけのことだが。それでも買い物や急ぎの時の通勤の他にちょっとの遠出に自転車は欠かせない。
昨今自転車による交通事故が急増しているというが、今日6月1日から自転車の交通違反の罰則強化が始まった。用事があり湯島まで自転車で出かけたが、上野の大通りに面した歩道を自転車で走っていると、おまわりさんに停められた。
僕が交通ルール違反をしていたわけではない。改正道路交通法の一部施行による、自転車の交通ルール違反の罰則強化のキャンペーンのようだ。
若いおまわりさんが配るティッシュをもらいながら質問した。「ここは自転車通行ができるのですよね」。すると道路標識を指さしながら、「このマークがあれば歩行者優先ですが、自転車走行もOKです」「このマークのない歩道でも例外がありますよね」。若いおまわりさんはここで口ごもった。「高齢者はこの標識のない歩道でも自転車走行ができるはずですが?」「60歳以上だと思いますが」「えっ、そんなことなないでしょう」ここで彼は「ごめんなさい、勉強不足で・・・」というので、「キャンペーンをしているのに知らないんだ?」笑いながらではあるが、ちょっと責めてみた。他にもいくつかの質問をしたが、彼は答えられなかった。
そこで調べたところ、運転者が次のいずれかである場合には、上記の道路標識等がない歩道であっても、自転車で通行することができる、とあった。
13歳未満である場合
70歳以上である場合
原則的には自転車は車道を走ることになっているが、このルールは車にとっても自転車にとっても危険に感じている僕、ルール上歩道を走ることができることを確認した。特に最近はスマホを使いながらの自転車走行が目立つが、これは
「危険なルール違反を繰り返すと」ではなく、一度でペナルティーを科すべきだと思うのだが。。。