勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

救急相談センター

2010-10-31 10:16:41 | Weblog
 


オッ!小僧クン、急に大人っぽくなって、凛々しいねぇ  


おじちゃん、今月は遅かったね


うん、イベントがあったり、天気が悪かったりしたので、小僧クンに会いに来るのが遅くなってごめんね


よかった、おじちゃん具合でも悪くなったのかと思ったよ


心配してくれてありがとう でも急に具合が悪くなったら、救急車があるしね


おじちゃん、救急車はいつも忙しいから、救急車を呼ぼうか迷った時は、救急相談センターっていうのがあるの知ってる?


聞いたことあるけど、よくわからないね


そんな時はね、『#7119』に電話すると、東京消防庁の相談センターのアドバイスを、24時間年中無休で受けることができるんだよ 


へぇ~、それは東京都だけなのかい?


大阪にも救急相談センターはあるけど、まだ全国的ではないみたい


小僧クン 詳しいんだねぇ




ボク、芝消防署の依頼で、ここでそのキャンペーンやってるんだ 


だからそんな凛々しい恰好してるんだ


救急相談センターはね、救急車を呼んだ方が良いのかとか、応急手当に関するアドバイス、診療可能な医療機関の案内などもやってるんだよ


おじちゃんは、ひとり暮らしだから、急に倒れた時は頼りになるね


おじちゃんが倒れたら、ボクが助けに行くよ


うれしいねぇ、おじちゃんは兄弟が多いので、元気かどうかは、姉たちがこのブログを見てくれてるんだ


じゃぁ、毎日更新しないと心配するでしょ


毎日の更新は、時間がなくてなかなかできないけど、サボるわけにはいかないね、最近はサボる日も多いけどね


おじちゃん、睡眠不足は良くないっていうから、早寝したほうがいいよ


つい、深夜になっちゃうけど、老いては子に従えっていうから、小僧クンのアドバイスに従って、早寝早起きを心掛けなくっちゃ


そうだよ、おじちゃん もう若くないんだから


ワ~ォ! ( ̄□ ̄;)

花も

2010-10-29 22:31:41 | Weblog

 今年の梅雨入りは遅く、まだ梅雨入り前の6月のはじめ、枝いっぱいに葉を繁らせ、朱色の花を咲かせたモミジ葉ゼラニウム、我が家に来てから何年になるだろう。小さかった株は植え替えるごとに大きく、元気に育っていった。


 ところが、そのゼラニウムも今年の猛暑についに力尽きたのか、葉を枯らし息も絶え絶えになったのは夏も終わる頃だった。 枯れ始めた枝を切り落とし、風通しのよい場所に移して様子を見ることにした。丸坊主になった枝から、やがて小さな緑の葉が顔を出し、涼しくなった頃にはつぼみが膨らみに始めたのだ。


 他にも数鉢の植物を枯らしてしまったが、秋を通り越して、冬のような寒さが身に沁みるこの数日、いじけながらも再び朱色の花を咲かせてくれた。過去に経験のないような今年の猛暑は、人にも花にも辛い夏だったに違いない。


 一度は枯れかけたこの花のように、小さくてもいい、人生もう一度花を咲かせてみたいものだ。 エッ! 花咲かじじいというのは誰ですか。( ̄□ ̄;)


花は

2010-10-28 22:01:34 | Weblog
花は
自分の美しさを
知らないから
美しいのだろうか

知っているから
美しく咲けるの
だろうか

-星野富弘さん-
 


 体育の教師になって2カ月目、鉄棒から落下して首の骨を折り、それ以来首から下の機能を失った星野富弘さんは、絶望の淵から這い上がり、詩と絵をとおして生命の素晴らしさを語りつづける。病院のベッドから、お見舞いにいただいた花を見て、いつかは枯れてしまう花の美しさを絵にすることを思い立ち、絵筆を口に咥えて描いた絵は、富弘さんの花への愛情が感じられる。

 デモに出演して、思いがけなく立派な花束をいただいた。以前デモに出演した時、お客様から、花束がたくさんあっても困るだろうという配慮から、「お祝いは花束がいいですか、それとも・・・」と、聞かれた。すかさず答えた。「札束がいいなぁ」。勿論冗句であることは理解してくれるお客様である。当日いただいたのは、2枚のお札に帯が巻かれ、そこには札束と書かれていた。思わず大笑い、そのお客様は今はこの世にいない。。。(この話は以前も紹介しましたが。。。)

 僕は花が好き。デモのような催し物の時にいただく花束は、格別うれしい。このような豪華な花を自分で購入することはまずない。出番がなくいつもいじけている花瓶も、この時とばかりにうれしそう。男ひとりの味気ない部屋が明るくなった。花のある暮らしは、ちょっとリッチになった気分にしてくれる。

花は
ただ咲く
ただひたすらに

ただになれない
人間のわたし

-相田みつをさん-



Shall we ダンス?

2010-10-27 11:53:52 | Weblog
 映画 “Shall we ダンス?” のヒットでダンス人口も増え、「Shall we dance?」 は社交ダンスの代名詞ともなったという。「シャル・ウィ・ダンス」というテレビ番組も登場し、芸能人が社交ダンスの厳しいレッスンに涙する様子も放送され、その成果による見事なダンスは感動的でもある。

 PCが取り持つ縁でダンスでのお付き合いをさせていただいているコスモスさんが、初めてのデモンストレーションに挑戦し、レッスンの成果を披露してくれた。楽しむダンスから見せるダンスへの挑戦は、時には厳しいレッスンになり、眠れない日もあったと聞く。しかし、泣きごとは一切言わず、笑顔で耐え抜いた根性は称賛に値する。

 そんな彼女の思い出の1ページのお手伝いをさせていただいたことに感謝し、彼女の舞姿をここに披露しますので、どうぞ温かい目でご覧頂けるとうれしいです。 


 晴れの舞台に立って挨拶する彼女は足が震えたというが、僕には全く感じられず、落ち着いて堂々としていた。


生バンドをバックに踊り始めると、ギャラリーからの掛け声の中、そこにはいるのはひとりのヒロイン。


初めてとは思ない舞台度胸と身のこなしは、さすがに長年のダンスキャリアが物を言う。


とかく緊張すると音楽も聞こえなくなり、焦りが出て音よりも先に走ってしまいがち。


しかし、彼女にはそれもなく、普段の力を存分に発揮する。


ゆとりが生まれたのか、途中からは笑顔もほころび、リハーサル時の硬い表情も杞憂だった。


終盤に近づくにつれ、のびのびと踊る姿はデモのベテランと思えるほど。


エンディングの抱擁に、「もう終わったぞ~、い加減にしろ~!」などという声援が飛んだ。

 
初めてのデモの緊張から解放され、ホッとして退場する彼女のこぼれるような笑顔は、まさに百万ドルの笑顔だった。

 今回のデモに当たり、この画像は同僚の教師にお願いし、我がカメラを使用して何度もレクチャーを重ねた結果のショットであり、彼の協力にも感謝である。

2つのスカイツリー

2010-10-24 23:13:27 | Weblog

 東京版の新聞には連日のようにスカイツリーの記事が踊り、上空は毎日ヘリコプターが飛び回っている。メディアはことあるごとに取り上げ、少々辟易している方も多いだろう。我がブログでも、懲りずに度々紹介しているが、今回も地元ということでお許し願って、スカイツリーの撮影スポットを巡ってみた。


 2基のスカイツリーを見ることができるピンポイントがある。あのビールジョッキを模したアサヒビールタワーの壁面に映るスカイツリーは、隠れたスポットでもある。


 そのスポットは、台東区側の隅田川テラス。以前はホームレスの青テントで埋まっていたこのテラスも今は整備され、天気の良かった週末、このテラスにはカメラを構える人、スケッチをする人、散策をする人が溢れていた。
 

 また、墨田区役所のビルに遮られ、同時に2基のスカイツリーを見ることはできないが、墨田区側にあるアサヒビールタワーの北側は、間近に映るスカイツリーを見ることができる。


 アサヒビールの象徴でもある、通称うんこビルこと、炎のオブジェとのコラボレーションが楽しめる吾妻橋の袂も人気のスポットであり、この橋を通り抜けるのは容易ではない。


 吾妻橋を渡ると間もなく、眼前に聳えるスカイツリーに圧倒され、どこもかしこもカメラやケータイを構える人で埋まっている。スカイツリーを背景に記念撮影の人から声をかけられ、シャッターを押すことも度々、そんな時は地面に伏せてシャッターを押すなど、工夫をしないとスカイツリーの頭が切れてしまう。


 メディアで何度も取り上げられる、逆さツリーが見られる十間川も人気のスポットである。川面のさざ波が立たない瞬間を待ってシャッターを切るが、いいシャッターチャンスはなかなかめぐってこない。


 地上のツリーと川面に映る逆さツリーの全貌を撮るには、我がカメラの広角レンズでは捉えきれなず、したがって、斜めに構えたが、これが精一杯。


 何箇所かある逆さツリーの撮影スポットのひとつ、西十間橋の上は、上を見る人、下を見る人が後を絶たない。僕もその一人だったのだが。。。建設途上のスカイツリーからは、まだまだ目が離せない。。

幸福の虹色のハンカチ

2010-10-22 22:11:37 | Weblog
 「もし、まだ待っていてくれるなら、黄色いハンカチをぶらさげてくれ」。 映画「幸福の黄色いハンカチ」のエンディングでは、ハラハラドキドキしながら、鯉のぼりの竿にはためくハンカチに感動したものだ。 


 墨田区役所前の隅田川岸には、黄色いハンカチならぬ虹色の布が風にはためき、河岸のテラスを散策する人たちに幸福を運んでいる。


 『隅田川 Art Bridge 2010 川辺の虹色から光へ』 と題して、スカイツリーが間近に迫る隅田川界隈を、アートな空間にしようというプロジェクトが始まった。


 主催は、GTS(藝大・台東・墨田)観光アートプロジェクト。案内には、≪近世まで、江戸の川辺には「風の景」があった。隅田川の川面を行き交う風を、布面が受けとめ虹色に輝く。。。≫と謳っている。


 川岸には、鯉のぼりの生地の再利用だという3基の風車が設置され、隅田川を渡る風に回りながら、水上バスを見守っている。


 レインボーカラーの布の向こうに見える赤い橋は吾妻橋。夜にはライトアップもされ赤く輝き美しさが増す。隅田川に架かる橋のうち八橋が環境に合わせた色に塗られ、水上バスからの眺めも楽しい。下町、川の手は、しあわせ色が風に揺れていた。

ひとり鍋

2010-10-21 23:54:11 | Weblog
 ≪あらゆる欲望の中で、一番の長生きは食欲らしい≫ 昨日の朝日新聞の天声人語はこんな書き出しで始まった。そしてこう結ばれる。≪美味礼讃を著したフランスの食聖ブリアサバランいわく 『他の快楽がすべて消えても、食卓の快楽は最後まで我々を慰めてくれる』。生きるために食べるのではなく、食べるために生きる。そのくらいの欲深がいい≫ と。


 深まる秋に鍋料理が恋しくなった。先日通販で購入した慎之介鍋は、ピーターこと池端慎之介さんプロデュースによるオリジナルの蒸し鍋である。大小2種類あったが、大は小を兼ねるということから、欲深い僕は大きい鍋を注文した。


 その理由のひとつは、一度作ってみたかった一羽丸ごとの蒸し鶏料理。鶏の腹にご飯を詰め、野菜と一緒に蒸すだけ。下準備さえ整えば後はただ蒸すだけの超簡単料理。ジャガイモやニンジンははじめから入れておけばいいが、ブロッコリーやピーマン、アスパラなどは蒸し上がる直前に入れるのがいいようだ。


 1時間ほどで蒸し上がった鶏は腹を裂くと、たっぷりな温野菜と共に、香り豊かな蒸しご飯が溢れ、贅沢で幸せな気分にしてくれる。前述のブリアサバラン氏は「新しい星を発見するよりも新しい料理を発見するほうが人間を幸せにするものだ」 とも言っているらしい。僕にとって初めての蒸し鶏料理は、新しい発見でもあった。

 この蒸し器は、陶製すのこを外せば普通の鍋料理に使うことができる。これからの季節この慎之介鍋は大活躍するであろう。ただ、寂しいひとり鍋にはちょっと大きいかもしれない。さてどうしようか。。。

時は金なり

2010-10-20 21:07:10 | Weblog
 『光陰矢のごとし』とか、『少年老い易く学成り難し』『一寸の光陰軽んずべからず』などと云うが、年と共に時の経つのが早くなるのは何故だろう。若い頃の一日と今の一日は同じ24時間の筈なのに。。。老いは時間を縮めるものらしい。
  
 その昔「なぜ 時計も着替えないの」というキャッチコピーがあった。場所を選ばず時刻を知る手段としての腕時計はまことに便利である。しかし今、腕時計がなくてもケータイで時間はわかるし、街にはどこにも時間を示すものがある。腕時計の価値は薄れているのかもしれない。
 


 年々物は増える一方だが、これから生きる時間を考えて、部屋に溢れる不要なものを少しづつ整理している。引き出しに眠っていた動かなくなった腕時計。時計のコレクターというわけではない。知らず知らずのうちに、増えてしまったものだが、普段使うものはひとつかふたつに決まっている。

 動かない時計は無いのと同じ。しかし、それぞれに思い出もある。そこで、時計屋さんに走り、電池を取り換え、価値のあるものは修理をし、使えるものだけを残した。腕はふたつあるが、時計をする腕はひとつ、せっかく動くようになった時計なので、毎日着替えてみようか。時の経つのが余計に早くなっては困るが、どの時計も一日は24時間と決まっている。「時は金なり」である。残りの時間を大切にしよう。

トマト料理

2010-10-18 23:22:00 | Weblog
 夏の猛暑による影響で野菜が高騰している。そんな中、スーパーで見つけた一箱600円のトマト。何のためらいもなく手にしたが、ひとりで食べるには多すぎる。


 しかし、しゃれたトマト料理など思いつかない。冷やして皮を剥いて塩をかけて食べるだけ。サラダに入れる時も皮を剥くのが僕流。トマトの皮が口に残るのが好きではない。だが、丸ごとかじる時は皮ごとのほうが美味い。冷やしたトマトを大口を開けてガブリとかぶりつくと、勢いよく汁が飛んだ。こんな食べ方は久し振りである。この大量のトマトを生で食べるだけでは能がないと、トマト料理をネットで探した。


 [COOKPAD]で見つけた、簡単美味しいという「お母さんのラタトゥユ」なる料理。『野菜からの水分だけで煮る、食べるスープ♪ 絶対美味しいので、作ってみてください。温かくても、冷たくても美味しいです。』そんなうたい文句につられて作ってみたが、これが以外と美味い。

 材料は、完熟トマト、ナス、玉ねぎ、豚肉、塩、コショー、オリーブオイルだけ。それぞれの材料を切って重ねて鍋で煮るだけ、水はいらない。男のハッタリ料理でも充分美味かった。栄養価の高いトマトには、「うまみ成分」のグルタミン酸も含まれ、煮込み料理は味に深みがでて、美味さが増すそうだ。作りすぎて残ったものは冷やして食べたが、これがまた美味い。是非お試しあれ。。。

天高く

2010-10-16 23:37:28 | Weblog
花の香りに秋を知り、風の音に秋を聞き、空の高さに秋を見る。どんなに夏が暑くても、秋は必ずやってくる。見上げた空に浮かぶ鰯雲の秋の空。

秋の空は高いという。秋の空は変わりやすいという。秋の空は澄んでいるという。

秋は夕暮れがいいと清少納言がいう。「もののあはれは秋こそまされ」と、人ごとに言ふめれど、折節の移りかはるこそものごとに哀れなれ、と吉田兼好はいう。

秋の日は釣瓶落としという。

さびしさは その色としもなかりけり まき立つ山の 秋の夕ぐれ(寂蓮法師)

心なき 身にもあはれは知られけり しぎたつ澤の 秋の夕ぐれ(西行法師)

見わたせば 花も紅葉もなかりけり 浦のとまやの 秋の夕ぐれ(藤原定家朝臣)

 「いつが夏の終わりか知る由もなく、気づけば蹌踉(そうろう)と、日暮れの秋風の道を・・・」。ジェットストリームでの城達也さんのナレーションも聞こえてきそうな、秋の夕暮れ時。ものの哀れの秋は、馬も人も肥える食欲の秋でもある。あぁ~、お腹空いた。 

エスぺランサ

2010-10-15 00:52:34 | Weblog
 「絶望は愚か者の結論です」は、ラジオの『テレフォン人生相談』のパーソナリティーを務めた山谷親平さんが、番組の枕で使った言葉である。絶望から希望へ、そして奇跡の生還へと、南米チリの鉱山で起きた落盤事故のニュースは、閉所恐怖症の僕にとって特別気がかりだった。世界中が見守る中、地下700メートルに閉じ込められた作業員33人全員の救出劇は、どんな映画や小説よりドラマチックであり、その快挙にどれほど多くの人が胸を熱くし涙したことだろう。


 38年前に起きた、連合赤軍による「あさま山荘事件」以来、刻々とライブで中継されるテレビに釘付けになり、ハラハラドキドキしながら見入ってしまった。そこに繰り広げられる33通りのドラマと、世界中の英知の結集による救出作戦は、悪夢のような「あさま山荘事件」とは比較にならない、幸せな気分を運んでくれた。中にはゴシップまがいの話も聞かれるが、それはそれ、他人がとやかくいうことではない。最後に救出されたリーダー格のルイス・ウルスアさんの顔のなんと聡明で神々しく映ったことか。極限の精神状態の中でも絶望せず、自分を含む33人を統率する技量に最大限の敬意を表したい。

 救出劇が行われている地下に世界中の目が注がれている時、別の地下では核実験も行われたという。人間の知恵は破壊に使うより、建設的に使うことによって平和と希望がもたらされるはずなのに。。。ルイス・ウルスアさんのような世界のリーダーは現れないのだろうか。

 

 

ライトアップ

2010-10-14 00:38:41 | Weblog
 2012年春の開業に向けて建設が進む東京スカイツリーは、現在488メートルの高さになった。着々と空に伸びる姿を毎日部屋から眺めるのが日課になっている。 


 そのスカイツリーが、開業前の照明器具の点灯試験のため一部がライトアップされ、夜空に浮かび上がる姿が、隅田川に影を落とし、屋形船が彩りを添えていた。


 スカイツリーのライティングデザインは「粋」と「雅」の2つのテーマで、一日ごとに切り替わる予定だという。「粋」は、隅田川の水をモチーフとした淡いブルー、「雅」は、江戸紫をテーマカラーにしているそうだ。 


 夜の帳が降りる頃に始まったライトアップは、午後9時ごろまで何通りかの光を点けては消してを繰り返していた。点灯試験ということで、開業時の2.5%のライトは、遠くから眺めるには迫力不足でもあったが、開業時のライトアップが今から楽しみでもある。点灯試験は今後は予定がなく、開業前の一夜限りのライトアップに、墨田川畔は賑わっていた。

壊れた

2010-10-13 00:57:28 | Weblog
 部屋中に溢れる文明の利器、ひとつひとつ数え上げたらきりがないが、そのどれもがなくては生活できない。なかでも冷蔵庫は一日たりともないと困る。買った時から電源を切ることのない冷蔵庫は、他の電気製品とは違い働き詰めである。その冷蔵庫が故障した。辛うじて冷凍庫は機能しているが、冷蔵室と野菜室が全く冷えない。冷凍できるものはすべて冷凍室に移した。
我が冷蔵庫は10年も働き続けていた。急いで電気屋さんに修理を依頼するも、手に負えないらしくメーカーに依頼するが、一日待たなければならない。困った。買い替えも覚悟した。


 食品はすべて取り出し庫内を掃除した。部分的に掃除はしても、全部取り出しての掃除は初めてかもしれない。きれいになった庫内は気持ちいい。次の日、修理に訪れたメーカーの技術者(ぎじゅつや)さん。冷蔵庫の前に座って1時間ほど経った。「直りました」の声に、「ほんとですか?」と叫んだ。寿命と半ば諦めていたが、買い替えはしないで済む。故障が猛暑の夏ではなくてよかった。取り寄せたパンフレットを見ると10万円以下では買えない。ちょっと得した気分の秋の1日だった。壊れた僕も誰か修理してくれないかなぁ。メーカーはもうこの世にはいないし。。。( ̄□ ̄;)

かっぱ河太郎

2010-10-11 03:13:52 | Weblog
河童はその愛嬌のある姿から、よくコマーシャルにも登場する。以前≪「河童の川流れ」は河童が川で遊んでいる様子ではありません。≫というCMがあった。
 また「容易、たやすい」の意に使われる「屁の河童」は、河童はいつも水の中にいるため、屁をしてもあまり勢いがないことから来たという説と、木っ端の火が「河童の屁」になり、後に語順が変わったという説があるらしい。この河童くんはおならをしたのではありません。

 河童は水中では能力を十分発揮できるが、陸に上がると力がなくなるとされるところから、環境が一変するとまったく無力になってしまうことのたとえに、「陸(おか)へ上がった河童」という言葉もある。

 昔々、合羽川太郎という人物がいた。彼は、隅田川の近くの水はけが悪く、時々出水を起こした土地に、私財を投げ出して掘削工事をしたがなかなか捗らない。それを見た河太郎に助けられたことのある隅田川の河童たちは、夜な夜な工事を手伝い河太郎を助け、掘り割りを完成させた。その地名を合羽橋という。


台東区にある合羽橋商店街は、170店舗が約800メートルにも連なり、食器や調理器具、店舗用家具など飲食関係の道具に関する店が集まる、世界でも珍しい専門店街である。  

 

我が家からは歩いて10分程の合羽橋商店街には何度も足を運んだこともあるが、その合羽橋商店街では道具まつりが開かれ、買い物客で賑わっていた。
 
 
商店街の中程では、合羽橋道具街誕生90年を記念して建立された、合羽橋のシンボル像「かっぱ河太郎」が、訪れる商店主の商売繁盛を見守っている。

この金色の河童は屁によって色が変わったのではありませんので、あしからず。。。( ̄□ ̄;)
 

憩いの秋

2010-10-05 23:34:00 | Weblog
代々木の北海道フェアで美味しい香りを楽しんだ後は、秋の陽射しの下、代々木公園の散策と洒落込んだ。


広い園内は、散歩を楽しむ人


ベンチで憩う人


芝生に寝転ぶ人


それぞれの遅い秋を探す日曜日の午後は、穏やかな憩いの秋。


犬とサッカーを楽しむ人もいる。


見事なボールさばきにしばし見とれて思わず拍手。


木の下のパフォーマーはヘブンアーティスト。


見物人の外国人との英語の会話も交え、そのとぼけた味にいつの間にか引き込まれる。


これは、体操競技の吊り輪の演技。特別凄いことをやってのけるわけでもないのに、不思議な魅力。最後まで見入ってしまった。