新しい年が明けて早一ヶ月が過ぎた。暦の上では春はすぐそこ、しかし各地で大雪の便りも聞かれ、まだまだ寒さは続くようだ。寒さに強い花、パンジーが冬の花壇を彩ってくれる。我が家のベランダに咲くパンジーも、冬の陽に照らされて、うつむき加減にもの思うが如く、咲いては散り散ってはまた花開く。
実はパンジーという花はあまり好きではなかった。人の顔に似たその花が咲き揃うと、一斉にこちらを見ているようで不気味でさえあった。そこで顔には見えない花を選んだのだが、咲かせてみればどんな花も愛おしい。咲き終わった花柄(かへい)を摘もうと顔を近づけると甘い香りが漂う。パンジーにはこんな香りがあったのか。だが、紫色の花には匂いを感じられない。黄色い花だけが匂っているようでもある。これは何故?
パンジーはその姿から、フランス語の『パンセ(pensée)』(想い・思索)からとった名前で、花言葉もそのまま「もの思い」「思慮深い」なのだそうだ。思慮も浅く、加齢臭の僕にとって、パンジーの香りと思慮深さにあやかって、考える人『Le Penseur』(思索にふける人)になりたいものだが、何をしようとしたのか考えることのほうが多くなっている。。。
実はパンジーという花はあまり好きではなかった。人の顔に似たその花が咲き揃うと、一斉にこちらを見ているようで不気味でさえあった。そこで顔には見えない花を選んだのだが、咲かせてみればどんな花も愛おしい。咲き終わった花柄(かへい)を摘もうと顔を近づけると甘い香りが漂う。パンジーにはこんな香りがあったのか。だが、紫色の花には匂いを感じられない。黄色い花だけが匂っているようでもある。これは何故?
パンジーはその姿から、フランス語の『パンセ(pensée)』(想い・思索)からとった名前で、花言葉もそのまま「もの思い」「思慮深い」なのだそうだ。思慮も浅く、加齢臭の僕にとって、パンジーの香りと思慮深さにあやかって、考える人『Le Penseur』(思索にふける人)になりたいものだが、何をしようとしたのか考えることのほうが多くなっている。。。