勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

春の火災予防運動

2014-02-28 22:32:45 | Weblog



小僧君 今日は暖かくて 春本番のような陽気だねぇ


あっ おじちゃん 今月は来るのが遅かったね もう2月も終わっちゃうし 心配したよ 


小僧君 おじちゃんのこと 心配してくれたんだ


うん おじちゃん 倒れたんじゃないかと思ったよ


おじちゃんが倒れたら 救急車で助けに来てくれるかい?


もちろんさ ぼくが救急車の運転して 猛スピードで行くからね


うれしいね 防火で笑顔の 人と町

じゃなかった

うれしいね 小僧君の やさしさが 

でもその服装は整備服のようだね


そうだよ ボランティアのお姉ちゃんたちが作ってくれたんだ


おじちゃん知ってるよ ホントはね 小僧君 気が付かなかったみたいだけど 26日に着替えを見てたんだよ




でもね 大勢に囲まれてたから 遠慮しながら 遠くで見てたのさ


えぇ~っ おじちゃん 僕の着換えの日に来てたのぉ~?


そうさ 小僧君が下半身丸出しのとこ 見ちゃったよ


ありゃぁ そうなんだ 




その日はね おじちゃん時間がなかったから 小僧君に声をかけないで帰ったんだよ


なぁ~んだ じゃぁ心配して損しちゃったね


そんなことないよ 心配してくれてうれしいよ でも完成した姿を見たくて また来たんだよ




そっか おじちゃんとおしゃべりできてよかった


ありがと 明日から3月だし 春もすぐそこまで来てるね


でも 今日はあったかいけど また明日から寒くなるっていうから おじちゃん倒れないように気を付けてね 


うん 元気でまた会いに来るからね


おじちゃん バイバイ!

男の弱さ

2014-02-26 21:20:30 | Weblog
 昨年のクリスマスに、アローナイツの木下あきらさんのディナーショーでのことを取り上げたところ、今年になって、同じステージを見たという、木下あきらファンの方からコメントをいただいた。その後、木下情報のメールのやり取りで、都内ではたった2店になってしまったダンスホールの東宝ダンスでのショーにご一緒することになった。木下さんのショーで知り合ったお友達もご一緒するといい、そのひとりは、静岡県からこのショーのためにわざわざ上京する熱烈なファンだという。その方はご夫妻で木下あきらファンであるが、当日はご主人は仕事のため来られない。

 事前に席の予約をお願いし、初めてお会いする女性3人と待ち合わせて、昨夜4人で2回のショーを堪能した。1回目と2回目の合間の近所の喫茶店での会話は、彼の歌の魅力の話で盛り上がり、同じ思いに話は尽きない。


 ショーは、木下あきらさんと、サザンクロスの初代ボーカリストの菅野ゆたかさんとのジョイントコンサートである。彼らの代表曲と共に、木下さんの新曲「男の弱さ」も披露され、CDの販売とサイン会もあった。


 ある日、偶々聞いたYoutubeでの彼の歌に、その歌の上手さの虜になった僕がCDを買わないわけはない。色紙のサインのほかにも、CDのジャケットにもサインをお願いし、帰ってから何度もそのCDを聴いた。作曲は、あの吾亦紅の作者であり歌手の杉本真人さん。彼は歌手の時はすぎもとまさと、作曲家としては杉本真人と名前を使い分けているが、多くの歌い手さんにも曲を提供している。木下さんの歌は難しい歌が多いが、この「男の弱さ」はタイトルの通り、男の悲哀を歌ったせつない歌で、カラオケでも歌えそうないい歌である。新曲のためYoutubeではまだご本人の歌は聞けないが、既に素人さん数人がカバーしている。ちょっと節の違うところもあるので、オリジナルを聴く前にはあまりお勧めはできない。この歌がヒットし、テレビで歌う姿を見たいものだ。

 お会いした3名の方とは情報交換などしながら、またどこかでお会いできることを楽しみに、それぞれ帰途に就いた貴重な一日でもあった。

フィナーレ

2014-02-24 22:00:06 | Weblog
 数々の涙と笑顔と感動を残して、ソチの聖火台から火が消えた。17日間の熱戦は寝不足にもなったが、記憶に残るオリンピックでもあった。


 その昔、オリンピック精神を「勝つことではなく、参加することに意義がある」と言ったのはクーベルタン男爵。しかし、今オリンピックはメダルを取るためにあると言っても過言ではない。メダルを目指して「より早く、より高く、より強く」更に「より美しく」を競い、その結果がメダルに繋がる。そこに到達するための努力と精進は、凡人には想像だにできない。多くのメダリストの涙と笑顔に、こちらも泣き、笑い、感動した。10代の若い選手の活躍は、目を見張るものがある。その裏で、40代のメダリストも現れ、若いだけがいいとは限らないことも教えてくれた。


 夏冬を通じて、オリンピックはできるだけライブで見るようにしている僕。今回ほどメダルを超越して、それに等しいかそれ以上の感動があることも教えてくれたオリンピックを他に知らない。高梨沙羅ちゃんの涙、上村愛子さんの笑顔、男子クロスカントリーでの国境を越えた助け合いの心。極めつけは、フィギュアスケート・ショートで結果を出せなかった浅田真央ちゃんのフリーでの迫真の演技。メダルには届かずとも、これらに涙しない人はいないのではないだろうか。他にも日本だけではない、各国も含めた感動のエピソードを数え上げたらきりがない。努力した結果のメダルは何よりも感動である。しかし、メダル至上主義のオリンピックが、メダルより心に残り、後世まで語り継がれるであろう感動があることも教えてくれたソチオリンピックでもあった。3月7日に開幕するパラリンピックはどんな感動が待っているのだろうか、楽しみでもある。

東京マラソン2014

2014-02-23 23:15:07 | Weblog


曇り空の下、凍えるような寒さの中で東京マラソン2014が行われた。


 午前9時前に浅草雷門斜前に陣取り、待つこと1時間弱、道路わきにはまだ雪が残る中、車いすランナーが猛スピードで通り過ぎると、間もなく金龍に迎えられたトップ集団が姿を見せた。



トップ集団から遅れること12分後、日本人女子のトップで姿を見せたのは、伊藤舞選手。



更に、遅れて11分後に現れたのは、85位と惨敗した渋井陽子選手。



トップランナーが走り去ると、続々と一般参加のランナーが、雷門前を走り抜ける。




スカイツリーに向かって走るランナーは、一様に上を見上げ、中にはケータイを手にシャッターを押す姿も見受けられる。



記録よりも走ることを楽しむパフォーマーランナーは、応援する側にも楽しさを分けてくれる。



いつの時代にもいる悪代官。スケーター以上の口のすべりでひんしゅくを買う、どこかの国の元総理のようでもある。



十字架を背負うのは、ひ弱そうな男より、身体は重そうだが、口と頭の軽いあの男がお似合いだと思うが・・・



東京オリンピックで日本の底力を見せるには、口軽男がオリンピック・パラリンピック組織委員会会長から降りてもらうしかないだろう。



非公認とはいえ、ゆるキャラ人気を独り占めする感もあるふなっしーも、走るなっしー♪




障碍を持ちながらも元気に走る姿には、がんばれ~と声をかけたくなる。


 ランナーにとって、沿道の応援も力になるという。僕も何人もとハイタッチをしたが、目標一万人の彼は、カウンターを手にしているようだったが、この時点で7,000代の数を言っていた。



痛々しい足を踏ん張りながら走る姿にも、ファイトー、と声援したくなる。


 昨年の東京マラソンに走り、我がブログでコメントを下さったカワさんは、今年は抽選に外れ、奥様が走るというので、ゼッケンナンバーを伺い、カメラを手に待った。ご主人とお嬢さんは要所要所で奥様を追いかけながら応援していたそうで、浅草に来た時には奥様は走り去った後だったようだ。残念ながら、僕も奥様を見つけることができず、依頼されていた写真を撮ることができなかった。また来年、ご夫妻で走る姿を見せてもらえることを期待し、再会を約束して、スカイツリーを背に記念撮影をしてから、ゴールを目指す奥様を追うお二人と別れたのだった。

四万十ネコヤナギ

2014-02-22 20:02:42 | Weblog
 猫の尾に見立ててその名がついたというネコヤナギは、温かそうな花穂を他のヤナギ類より一足早く咲かせることから、春を告げる植物と言われるとか。


 まだ日陰には雪が残り風が冷たい東京だが、我が家のベランダに咲いたシマントネコヤナギが、春が近いことを教えてくれる。ネコヤナギは湿った場所を好み、水辺などに自生するという。シマントネコヤナギはその名の通り、四国の四万十川が産地のようだ。


◇ねこやなぎ◇

語るわけではない
動くわけではない
まして 火のように
燃えるわけでもない

しかし 私の心を
暖かくほぐす
そのひと枝

-星野富弘さん-


 四季折々に姿を変える植物は、休眠期には枯れて寂しい姿も、寒さの中にも季節を感じ、花を咲かせ、人の心を和ませてくれる。日本最後の清流といわれる四万十川に思いを馳せ、春を語るわけではないが、風に揺れる花穂の温もりを感じながら、春の訪れを待つとしよう。

不死鳥

2014-02-21 02:48:50 | Weblog
昨日の未明で僕の中でのソチオリンピックは終わったと思っていた。



しかし、彼女のフリーの演技を見ないで寝ることはできなかった。



谷底に落とされた獅子が這い上がるように、彼女は不死鳥のごとく蘇ったのだ。その演技は、これぞ真央!



真央ちゃん、素晴らしかったよ、感動をありがとう♪

東京野菜

2014-02-19 22:22:01 | Weblog
 東日本を襲った記録的な大雪は、交通災害や集落の孤立を招き、農業にも大きな被害を出している。大雪の影響は収穫や物流にも及び、品薄となった野菜の値段が高騰している。そんな時は野菜を買い控えることにして、野菜たっぷりの「練馬野菜カレー」で野菜不足を補うことにした。


 独り身の僕は、自家製のカレーを作っても無駄にしてしまうことが多い。したがってカレーはレトルト商品を使うことにしている。練馬と言えば練馬大根が有名だが、都内の練馬区大泉では生産者が安全な野菜作りにまだまだ頑張っているという。


 生産者の顔が見える練馬の野菜たっぷりの東京ご当地カレーは、肉は入っていないがさっぱり味の、寝不足で疲れた胃にやさしい、野菜の旨味と生産者の真心が溢れた味がした。

 小美濃昌一さん、加藤晴久さん、田中聖晃さん、荘光男さん、関口俊一さん、村田健二さん、井口和喜さん、樋沼肇さん、加藤直正さん、加藤友泰さん、村田悦夫さん、これからも美味しい練馬野菜カレーを作ってくださいね。

情けは・・・

2014-02-17 20:55:38 | Weblog
 偶に電車を利用する人がいた。彼は周囲に老人が立っていると席を譲るようにしていたという。ある花見の帰りのこと、すっかり寝入った3歳の息子を抱っこして電車に乗った。歩き疲れて疲労困ぱいだが、空いている席はない。息子を抱いたまま悲痛な顔になる。すると目の前に座っていた老人が立ち上がり、「座りなさい、ほら、ここ、ここ」と席を譲ってくれた。「そんなわけにはいきません」と、やせ我慢。すると「あんた、覚えてないんだね、以前私に席を譲ってくれたじゃないか」とその老人。「助かります」と家内に息子を抱かせて座らせたが、涙が出そうになった。と述懐する。

 メダルに沸くオリンピックだが、その陰には感動的な話もある。11日に行われたクロスカントリー男子スプリント準決勝でのこと。ロシアの選手が転倒し、スキー板を折るアクシデントがあった。彼は集団からは遅れながらも必死に滑る。ゴール数百メートル手前で再び転倒し、スキー板は真っ二つ、もう滑ることさえできない。そこに駆け寄ってスキー板を履き替えさせたのはライバルチームであるカナダのコーチだった。「苦しんでいる彼をそのままにしておくことはできなかった」といい、ロシアの選手は無事ゴールした。 


 このカナダチームはトリノ五輪の時、上位を争っていた自国のスプリント女子選手のストックが折れてしまった。それを見かねたノルウェーの監督がストックを手渡し、カナダチームは銀メダルを獲得する。ストックを手渡したノルウェーチームは4位でメダルを逃すことになった。その時のカナダチームの選手の一人は、今回ロシアの選手にスキー板を手渡したコーチの奥さんだったという。情けは人の為ならずとか、因果応報とかいうが、僕はこのごろ涙腺が緩くなったようだ。

レジェンド

2014-02-16 13:15:39 | Weblog
 連日の夜更かしで寝不足が続き、昨夜は早く床に就いた。目覚めるとテレビからは、ノルディックスキー・ジャンプの葛西紀明選手の銀メダル獲得のニュースが流れていた。10代の若い選手の活躍が目立つ中で、7大会連続出場で41歳の彼の経歴から、メディアは葛西選手をレジェンドと呼ぶ。レジェンドを辞書で引くと「伝説・神話・聖人伝」とある。

 僕の年齢からすると41歳は若いうちに入る。しかしスポーツの世界では41歳という年齢は聖人と呼ばれる年齢なのかもしれない。聖人とは知徳にすぐれ、理想的な人物を言うらしい。若い選手の活躍もうれしいが、41歳のおじさんが若い選手に交じって銀メダルを獲得するという快挙は、70歳のオジンにとっても勇気が出る。

 伝説の男と呼ばれる葛西選手は、晴れ晴れとした笑顔を見せながらも、「金メダルを取ってレジェンドと呼ばれたいと思ったが、目標がまたできた」と語り、まだまだオリンピックへの意欲も見せる。歳ばかり食ってもレジェンドなどとは縁遠い僕だが、若い選手と共に頑張る彼の意欲に見習って、元気を出してみることにしようか。

 今回の冬季五輪は男子の活躍が目立つが、残る競技では女性のメダリストが出ることも期待している。来週は女子のフィギュアも始まるので、真央ちゃんをはじめとする若手とベテランの活躍も見逃せない。スポーツはどんなドラマよりドラマチックであるから。

金メダル第1号

2014-02-15 04:59:13 | Weblog

 羽生君、金メダルおめでとう。最後まで冷や冷やさせてくれたが、夜更けに、いや夜明けまでテレビの前で応援した甲斐があった男子のフィギュアスケートだった。フリーの演技はショートでの完璧な演技には及ばなかったが、オリンピックという大舞台で魅せてくれた彼の華麗なる舞に、寝不足も苦にならない。この舞台が最後になるという高橋君と、ビッグマウスが魅力の町田君は惜しくもメダルには手が届かなかったが、彼らにもありがとうと言いたい。

 今回の男子フィギュアの解説の本田武史さんの、控え目だが的を得た解説にも好感が持てた。フィギュアの解説は、佐野稔さんがよくされているが、佐野さんは「いいねぇ」を連発し選手を褒める。それはそれ、賑やかで楽しいが、本田さんは寡黙ではあるが、要所要所で技術的なことをわかりやすく解説してくれるので、自分なりの見方で演技に集中して観戦することができる。

 まだ興奮冷めやらぬが、これから風呂に入って寝ることにしよう。選手の皆さんお疲れ様でした。

インタビュー

2014-02-13 21:01:29 | Weblog
 前回のブログで高梨沙羅選手の年齢が15歳と言ってしまったが、17歳であることに気が付いた。思い込みの激しい僕は、いつの間にか彼女が15歳とインプットされたままになっていた。今回のオリンピックでは10代の若い選手の活躍が目を引くが、僕にとって10代の選手は皆同じくらいに思える。高梨選手も若いという意味では同じだが、彼女の凄さはスキージャンパーとしての才能だけではない。インタビューに答える言葉に彼女の頭の良さを感じていた。

 高梨選手が4位に終わった試合後のインタビューで、NHKの工藤アナのコメントが称賛されている。具体的な順位のことは聞かず、「よく頑張りました」と、優しく労った。世界に注目されながらメダルに届かなかった彼女に対する思いやり溢れた工藤アナのインタビューは、数多くのオリンピック中継に携わったベテランならではの思いやりであろう。

高梨沙羅ソチ五輪4位 試合後のインタビュー

 
 第68・69代の内閣総理大臣を務めたあの大平正芳氏は演説の際「あ~・う~」が多く、『あ~・う~宰相』とも『鈍牛』とも呼ばれ、決して演説が上手いとは言われなかった。しかし、その「あ~・う~」を除いた内容を文章にすると、含蓄のある立派な文章になっていたという。

 とかく話し言葉を文章にすると無駄も多く、言葉の前後が乱れ、正しい文章にならないことが多い。ところが沙羅ちゃんの話し言葉には、無駄な言葉は一切なく、思いは伝わり、そのまま文章にしても立派に成り立つ。17歳という若さであの受け答えは、ただただ驚くばかりである。最近の若いアスリートの受け答えを聞いて、彼女のように頭のいい人が多いのに以前から気が付いていた。

ここに高梨沙羅選手と、工藤アナのやり取りを文字にしてみた

どうですか?はじめてのオリンピックが終わって

今、この舞台に自分が立てたということはすごくいい経験をさせていただいたんですけど
今まで支えて下さった皆さんに感謝の気持ちを伝えるためにこの場所に来たので
ン~ト、そこでいい結果を出せなかったことはすごく残念です


いつもの、やはり大会とオリンピックは違うところはあります?

自分では、エ~ト、やることは一緒なので
どの試合も変わらず挑んでいたつもりだったんですけど
やはりどこか違うところがあるなと感じました


これからもみんなが沙羅さんのこと応援すると思いますよ

また、このオリンピックに戻って来れるようにもっともっとレベルアップしていきたいと思います

よく頑張りました、ありがとうございました

ありがとうございました

 彼女はこのインタビューでは、悔しさを滲ませながらも流れるような話し方で、一度も言葉を噛んだりはしなかったのだ。沙羅ちゃん、これからもみんなが応援していますよ。

寝不足

2014-02-12 15:13:39 | Weblog
 毎日寝不足が続いている。真夜中に放送の冬季オリンピックをLIVEで見ようと連日眠い目をこすりながら応援しているが、さすがに疲れがピークになった。昨夜は早寝をして午前2時に目覚ましをかけた。もちろん高梨沙羅ちゃんのジャンプを見るためである。

 期待が大きければ大きいほど、期待に添えないと失望も大きい。15歳の沙羅ちゃんには日本中の大きな期待が、あの小さな身体の双肩にどっしりとのしかかったに違いない。金メダル絶対と思われた期待の大きさに押し潰されたのか。彼女の無念さは僕のようなちっぽけな男には計り知れないが、彼女にはまだまだ未来がある。彼女の涙には胸が熱くなるが、次の五輪を期待しよう。

 その裏では、スノーボードハーフパイプという、僕にとっては考えられないようなジャンプと回転技で若い二人が銀・銅の快挙を成し遂げた。銀メダルの平野選手はやはり15歳。沙羅ちゃんは残念だったが若い彼らに最大限の賛辞を送りたい。

 筋書きのないドラマはやはりLIVEで見るのが一番。まだまだ寝不足は続きそうだが、テレビの前から精一杯の声援を送ろう。

訂正

15歳の沙羅ちゃんと言ったのは、17歳の沙羅ちゃんの間違いでした。思い込みによる大間違いでした(汗)

白い恋人たち

2014-02-08 21:42:50 | Weblog
 いよいよソチ冬季オリンピックが始まった。冬季オリンピックといえば、1968年にフランスのグルノーブルで行われた、冬季オリンピックの記録映画に使われた「白い恋人たち」の音楽があまりにも有名である。

「白い恋人たち」


冬季オリンピックの開幕に合わせたかのように、東京は白い恋人たちが舞い降りて、あたり一面銀世界。



先日紹介したお会式桜はいまだに咲き続け、白い恋人たちとの競演を楽しんでいる。



椿に積もった白い恋人は、赤い花をさらに赤く見せて、花の魅力を引き立てる。



花好きと思われるご近所さんの玄関口には、白い恋人が佇み、道行く人に微笑みかけている。


 ところが、白い恋人たちは夜になると急に冷たい態度になり、地面を凍らせ人々を不安にさせる。そして別れを告げるときは、大粒の涙を溢れさせ、その涙をあたり一面に撒き散らし地面は汚れ、あの美しい姿はどこにもない。それでも少しの間夢の世界に誘ってくれる恋人のようでもあり、恋はすぐに冷めるものと教えてくれる。

そういえば、あの「白い恋人たち」の訳詩はこんな風に言っている


過ぎていくのね 愛の命も
白く輝く雪が やがて溶けるように
はかなく消えた きのうの夢も
あとに残るは ただ冷たい涙ばかり
あなたのいない うつろな夜は
死んだみたいな心
ひとりぼっちの むなしい朝は
生きることがつらい

侘助

2014-02-05 22:24:18 | Weblog
 今朝は今冬一番の冷え込みだそうだが、そんな寒さに負けず我が家のベランダに椿の一種の侘助が咲いた。いや、微笑んだといったほうがいいかもしれない。茶花の代表的な花としても知られ、千利休が好んだという侘助は、名前の由来も諸説あるらしいが、茶道でいうワビ・サビの世界を表す名前だとも言えそうである。


 我が漢語新辞典によると、「咲」という文字の部首である旁(つくり)の部分は笑うが変形したものだという。その旁(つくり)である笑うに口偏(くちへん)を付けた「咲」に送り仮名「む」を付すと咲む(えむ)と読み、「花が咲きはじめる・つぼみがほころびる」ことを意味するらしい。


 侘助は僕にとって親しみを感じる花でもある。筒状に咲いた花は開き切らずポトッと落ち、雄しべが退化していることなどが特徴だという。開き切らずに落ち、雄しべが退化したとは、まさに我が分身といってもいい。


 茶人ではないが、茶飲み友達くらいは欲しい僕、底冷えのする夜はちょっと熱めのお茶で、ひとりさびしく侘助に微笑みかけながら、花言葉のように「控えめ」に過ごすことにしよう。

節分会

2014-02-03 20:42:19 | Weblog
 節分とは「季節を分ける」ことを意味するようだが、日本には春夏秋冬の四季があり、各季節の始まりを立春・立夏・立秋・立冬という。その前日を節分といい節分は一年に4回あるらしい。しかし旧暦では新年の始まりが立春であることから、立春の前日の節分を重要と考えるようになったとか。。。


 節分の行事が全国の寺社で行われる模様がメディアで取り上げられるが、そもそも節分の行事を寺院で大規模に行ったのは浅草寺が最初なのだそうだ。


 浅草の浅草寺では、堂内の法要に引き続き、本堂東側の特設舞台で行われる豆まきを待ちわびる人の波が、時間と共に増えていく。


 年男による豆まきが始まったのは午後2時。その後の午後4時からは浅草観音文化芸能節分会が4回に亘って行われ、浅草ゆかりの文化人や芸能人をはじめ多くの有名人が舞台の上から「福は~うち」の掛け声で豆まきが行われた。


 ところが、豆まきのときに当たり前にいう「鬼は~そと」とは言わない。浅草寺には鬼がいないからだそうだが、僕は居づらくなったので、人影に紛れて見つからないように写真だけ撮って、こっそりと帰ってきた。その模様もこっそりと取り上げることにしたので、決して告げ口しないでくださいね。 





 最後の回には、浅草ならではのきれいどころも舞台の上から豆だけではなく、お色気を振りまいていたが、下の写真の左端には節分お化けに扮した美女も現れた。




 浅草寺の豆まきの合間には、浅草寺(せんそうじ)の東横にある浅草神社(あさくさじんじゃ)でも可愛い巫女さんの豆まきが行われたが、こちらは浅草寺ほどの人出もなく、左端の神主さんは袋入りの豆を拾えないお年寄りには、目の前に呼び寄せてやさしく豆を撒いていた。



 何故か僕はここでも呼び寄せられなかったが、辛うじて一袋の豆を拾い、福の神は呼び寄せることができたので、新春早々めでたしめでたしである。