勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

悔し涙

2010-02-26 23:08:17 | Weblog

小憎君、AEDを提げてどこへ行くんだい

おじちゃん、今日はオリンピックのフィギュアスケート見なかったの?

見たよ、真央ちゃん残念だったね

キム・ヨナとの闘いに、昂奮して心臓発作を起こす人がいるかもしれないので、AEDを準備したの

そういえば、先月の小憎君は、スケート選手の衣装だったよね

だから、責任があるでしょ


フィギュアスケートの中継の時間は、人も車も通らなかったって、床屋さんが言ってたよ

次々とむずかしいことに挑戦する真央ちゃん、凄いよね

勝敗を分けたのは、コーチの作戦の違いだと思うよ

リスクの多い技を捨てて、表現力の重視で完璧に演技したキム・ヨナと

あえて難しい技に挑戦して失敗した真央ちゃん


あの曲もボクにはむずかしいよ

でも、真央ちゃんの挑戦する姿は、見事だね

ボク、演技後の真央ちゃんの涙が印象的だったよ

人は、涙を流した数だけ成長するんだって

鈴木選手の涙も爽やかだね

ミキティーも、トリノで流した涙が成長させてくれたんだね

ボク、毎日オシッコ流してるけど、なかなか成長しないよ

ワ~ォ! ( ̄□ ̄;)

ぼくはくま

2010-02-25 02:49:54 | Weblog

ぼくは くま くま くま くま
くるまじゃないよ くま くま くま
  

ボクハ クマデス ナマエハマダアリマセン
コノイエニキテ ニジュウネンイジョウニナリマス


ナカマモ オオゼイイマス 
マイニチ タノシククラシテイマシタ
デモ ヨウシニイクコトニナリマシタ
ナカマトワカレルノハ ツライケド
ヨウシニイクトコロニモ オトモダチガ オオゼイ イルソウデス
ヨウシニモラッテクレル オネエサンハ 
ココノ オジチャンガオキニイリノ 千春チャンッテイウ オネエサンナンデス
トッテモキレイデ ヤサシイオネエサンダソウデス
ボク イマヨリモット シアワセニナリマス
ダカラ ミンナモ シアワセニ クラシテネ
バイバ~イ




ぼくは くま くま くま くま



ア~ァ イッチャッタヨ 

ボクモ ツレテッテェ~

桃色吐息

2010-02-21 00:30:26 | Weblog

咲かせぇ~て 咲かせぇ~て 桃色吐息
あなた~に 抱かれ~て こぼれる華になる

 小田原の眼科の検診を一週間遅らせて立ち寄った神奈川県松田町の河津桜が、ちょうど見頃を迎え、青い空を桃色に染めていた。

 久しぶりに晴れ上がった青空の下、温暖な松田山の中腹に植えられた260本の河津桜が色鮮やかに咲き誇り、 

 
酒匂川(さかわがわ)を背に一足早い春を告げ、訪れる人を楽しませてくれている。
 

菜の花の黄色とピンクの桜とのコラボレーションの美しさに、思わずため息も出る。
 
 数日前までの真冬のような寒さとは打って変わって、汗ばむほどの暖かさに、八分咲きの河津桜も一気に満開になりそうだ。








金色銀色 桃色吐息
きれいと言われる 時は短すぎて

おばんです

2010-02-19 23:44:37 | Weblog
 出迎えたお客様に、開口一番「ゆうべは失礼なメールでごめんなさい、気になって眠れなかったわ」と言われた。「えっ!何のこと?」。

 昨夜、今日の予約確認のメールのやりとりがあった。しかし、特に不都合があったわけでもないし、謝られる理由も思い当たらない。そういえば、彼女からの再返信の件名が「ごめんなさい」となっていたが、それが何故なのかわからなかった。


 彼女から最初に届いたメールの件名が「おばんです」とあったので、返信を「Re: おじんです」と、変えて送っていた。ほんのいたずら心からなのだが、それを見た彼女、間違えて自分が『おじんです』と件名を打ち、僕に送信したと思い込んでいたらしい。

 いつも一言多い僕を友人は「またぁ~」と言って顔をしかめる。仕事仲間のある後輩は、僕の発する第三者への言葉に、すばやく僕から離れ知らん顔をすることがある。“僕、この人とは無関係です”という顔をするのだ。

 『おじんです』が、眠れないほどの事ではないように思うのだが、僕の受け狙いのオヤジギャグは、また余計なことだったようだ。( ̄□ ̄;)

窓辺の春

2010-02-18 23:57:25 | Weblog
 雪が雨にかわり氷がとけ始める2月19日頃のことを雨水というのだそうだ。早朝に降った雪は間もなく止み、陽も射し始め雪は跡形もなく消え去ったが、肌を刺すような冷たい空気に、春は足踏みをしているらしい。
 我が家の暖房もフル稼働の今日この頃、結露した出窓にはサクラソウが、主を失った鳥かごの中で春を待ちわびている。
 ベランダに面した窓辺では、手入れを怠っているにもかかわらず健気に咲いた君子蘭が、一足早く春を告げている。足踏みの春が駆け出す日も近いようだ。

忙中閑なし

2010-02-17 23:59:46 | Weblog
 理事長という立場上次々と起るマンション内のトラブルも無視できず、警察沙汰まで起きていることもあり、それらに忙殺される日々が続き、ブログ更新もままならず、皆様のところへの訪問も怠っていることをお詫びしなければならない。

 そんな折、お店のイベントのミニデモへのお客様との出場があり、しばし嫌なことは忘れて、ダンスを楽しんだ夜だった。
 



 1分半という限られた時間でのミニデモだが、出場を決めたのは今月になってから、練習も4回だけ。しかし、歯切れのよいタンゴのリズムに乗って、お客様も満足してくれたようなので、よしとしよう♪

賢人

2010-02-12 14:44:28 | Weblog
 仕事場では呼び出しの手段としてポケベルを使用している。タイムカードの側にはポケベルを立てかけた箱がある。出勤するとその上に女性のバックと衣類や身の回りの持ち物が山になって積まれていた。その光景に為す術もなく唖然としながら、周りを見回すと、ほど近い自販機の傍に女性教師がいる。僕は、しばらくの時間そこに立ったまま誰のものかわからない持ち物に触れることなく待っていた。心の中ではただただ呆れていたのだが。

 程なくしてそこに来た自販機の女性教師、「あらぁ~、待っててくれたんですか?端に除ければいいのに、いい人ねぇ」

 僕はいい人なんかじゃない!こんなデリカシーのない女が誰なのか見極めたかっただけなのだ。自分のモラルの基準を他人(ひと)に押し付けるつもりはないが、自分ではやらないだろうことを非難するのは間違っているのかもしれない。

 何が一番難しいかと問われて『己を知ること』と答えた古代ギリシャの賢人、では容易なことは?と聞かれると『他人に忠告すること』と答えたそうである。(朝日新聞「天声人語」から)

 他人にモラルを問うほどモラルの高い人間ではないことを自覚しながら、立場として問わねばなないこともある。
 マンション内の駐輪場の前に置かれた自転車は、その持ち主により、毎日のように駐輪場の奥など、あちこちの空きスペースに放置されている。管理人から何度注意されても、一向に直そうとする気配がない。住人からも苦情が相次いでいるという。今日も道路上に放置された自転車を管理人が敷地内に入れ、注意書きの荷札を付けた。
 報告を受けた僕は部屋を訪れて、出てきた奥さんに注意を促す。憮然としながらも「わかりました」との返事。しばらくして自転車は駐輪場に納めたらしい。しかし駐輪場の入口には荷札が投げ捨てられていた。自転車の持ち主はご主人であったり、その息子であったりする。家族揃って放置しているのだ。

 あとを絶たないマンション内のトラブルに、モラルの低下を嘆く毎日。ストレスは溜まる一方である。そして、次々と恨みを買っているだろう。
 
 モラルとは一体なんなのか。自分のモラルと他人のモラルには大きな開きがあることが多い。

 出かける手段は自転車が多い僕、マンション内での自転車の放置はしたことはないが、駅前や買い物時の店先などに停めたままにすることはしばしば。他人を責める資格があるだろうか?賢人になる資格がないことは明らかである。

早春賦

2010-02-08 02:47:14 | Weblog
立春は過ぎたが、東京は冷たい北風が吹き荒れる名のみの春。

谷の鶯も時にあらずと鳴くことをためらっているのだろうか。

 青く澄んだ空に散りばめられた、真珠のように光り輝く白い宝石が風に揺れ、角(つの)ぐむ木蓮の芽が余寒に震えていた。

 

◇木蓮の芽◇

新しい
筆先のような
冬の芽
冷たい空に
「春」という絵を
描こうとしている

-星野富弘さん-
 

空に春を描くのは木蓮の芽だけではない。大きな太い筆が空に向かって角を出している。

 『春と聞かねば 知らでありしを 聞けばせかるる 胸の思いを』と「早春賦」は歌う。空に春を描く大小の筆が、春は間近と教えてくれる。

在りての厭い亡くての偲び

2010-02-06 18:18:10 | Weblog
 江戸時代の大横綱に谷風という力士がいた。大相撲史上屈指の強豪として、力量・人格共に横綱の模範とされたといわれる。

 病気の母親を抱え、医者に診せる金もない弱い力士を相手に、谷風はわざと負け懸賞を譲ったというエピソードもある。八百長まがいの相撲を取った彼は、非難されるどころか江戸っ子の喝さいを浴びたという。後に人情相撲として講談にもなったとか。
 度重なる不祥事や品格のなさが取り沙汰され、ついには引退を余儀なくされた外国人力士がいる。その言動に眉をしかめた人は多く、僕もその一人だった。引退を潔いと捉えるか否かは人それぞれだろうが、詰め腹を切らされたというところが本音だろう。しかしながら大相撲の魅力が半減することは否めない。

 日本人ではない彼に、日本の心を求めることに無理があったのだろうか。日本にはこんな諺がある。『過ちて改めざる是を過ちという』『身から出た錆』『自業自得』『後悔先に立たず』。彼は今、何を思う。。。
 日本の国技として、大和魂を美と讃え、品格を求められ、更に土俵上でのガッツポーズは横綱にあるまじき行為と咎められた。彼を弁護するつもりはないが、単にスポーツ、それも格闘技として捉えるならば、ここ一番の勝負に勝ったときに出るガッツポーズは自然の感情であろう。

 かつて、土俵上に女性が上がることが議論になったことがある。江戸の昔から続く相撲を国技として伝統や文化を守るのか、或いは国際的なスポーツとして広く門戸を開くのか。国技である儀式や仕来たりを重んじるならば、いっそのこと相撲は日本人だけのものにすればいい。迷走を続ける角界、名ばかりの選挙は何処にもあるようだが、選挙改革も含め、相撲協会の改革は進むのだろうか?

 『在りての厭(いと)い、亡くての偲び』。暴れん坊横綱の引退は、こんな言葉を思い起こさせる。

<画像は2007年に浅草寺で行われた泣き相撲です>
 

嘆き

2010-02-02 05:38:33 | Weblog
 次々と起るマンション内での出来事は、住人のモラルの低さを露呈するようで、なんとも恥かしい話である。

 マンションの大規模修繕工事も大詰めを迎え、足場も撤去され、ゴンドラも外された。多少の行き違いにより工事が延びたこともあるが、5ヶ月余りに及ぶ工事関係者との関わりは、職人さんの態度も良く、また現場監督との心の触れ合いによる信頼関係も生まれ、撤去される足場を見ながら淋しささえ感じた。
 
 工事は最後の仕上げの段階に入り、長年コンクリートが剥き出しだった通路や非常階段には長尺シートが貼られ、見た目も、歩く感触も今までよりはるかに快適になった。
シートが貼られる前から、連日のように階段の踊り場に煙草の吸殻が投げ捨てられていたが、きれいになったら止めるだろうと見守っていた。
 しかし、シートが貼られきれいになったにもかかわらず、相変わらず煙草の投げ捨ては止まず、その火によってシートには焼け焦げの跡が何箇所も付いている。いつも煙草の銘柄は青い字で書かれたMarlboro。同一人物であることは間違いないだろう。

 このマンションに住んで15年、理事長を務めるのは今回で2度目である。前回のときに感じたことだが、考え方の違う多くの人間がひとつの建物に住むことは、不都合も多いことを知る。そこで思った。自分に直接的な被害がないことは見なかったことにしよう、と。

 しかし、不本意ながら理事長を務める羽目になり、より目を見開いて隅々まで見なければならなくなった。迷惑女のエレベーター内の落書き事件から始まり、迷惑男による騒音や食器類の投げ捨て行為、更にはエレベーター内への放尿などなど。その他にもここでは取り上げていない数々のトラブル。そして今回の煙草の投げ捨てによる焼け焦げ事件。これは迷惑男とは別人のようである。

 あとを絶たない愚行をどのように理解したらいいのだろうか。見なかったことでは済まされず、それにより謂れのない攻撃も受けなければならない。今朝も早朝から非常階段の監視に目を光らせているのだが。。。

かんのんさまが
みている
ほとけさまが
みている
みんなみている
ちゃんと
みている

-みつをさん-