短大生焼殺、2審死刑 こんな見出しで今日の朝日新聞の夕刊に載った記事である。
〖静岡県三島市で02年1月、女子短大生(当時19)が生きたまま焼かれて殺害された事件で、東京高裁は、無期懲役とした一審の判決を破棄し、死刑を言い渡した。〗
<女性殺害>共謀の女に懲役13年判決 これは昨日の夕刊の記事だ。
〖東京都足立区の朝日新聞販売店従業員寮で段ボール箱に入った女性(当時24歳)の遺体が見つかった事件で、殺人罪などに問われた元風俗店勤務の女(20)=当時19歳=に対し、東京地裁は28日、懲役13年(求刑・懲役15年)を言い渡した。菊池則明裁判長は「約1カ月間暴行したうえ死体を傷付けて隠すなど、人間性を欠いた残虐非道な犯行」と厳しく指摘した。〗
この事件の共犯の男は既に2審で、懲役13年の判決が下りて上告中である。
〖判決によると、女は、交際していた元新聞販売店従業員、本間直人被告(25)=2審で懲役13年、上告中=と共謀。本間被告が以前交際していた保険外交員の女性から生活費を得ようとしたが拒否されたため、03年12月から女のアパートに女性を軟禁し、暴行を加えて翌年1月に凍死させた。遺体は段ボール箱に入れて隠していた。〗(毎日新聞)
この被害者は、衣服も着せられず衰弱し、暴行を受けた挙句、熱湯をかけられ、凍死させられたのだ。
この二つの事件の判決の違いは何なんだ。人の命を自分達の身勝手な欲望や、都合だけで、残虐非道な手段で奪ってしまう。許せない!
前者の判決は支持できる、当然である。しかし後者については、納得できない。何故にこんな輩(やから)を懲役13年にする。極刑でも許せないのに。この裁判長(菊池則明)覚えておいて選挙のときに(×)にしてやる。
作家の友人がいるのだが、彼が書いた『 6メートルの回想 』という実録の短編がある。
実在の死刑囚の、死刑当日の様子を描いた作品なのだが、リアリティに溢れ、考えさせられる作品である。
まだ活字にはなっていないのだが、本人の許可も取ってあるので、このブログで紹介しようと思う。
明日から、数回に分けて掲載するつもりでいるので、テーマが重くなるが、是非読んで頂きたい。そして、犯罪・命というものを一緒に考えてみようではありませんか?
2005.03.29
短大生焼殺事件の方は、お昼のニュースで知りました。
どうしても忘れられないのは、「女子高生コンクリート殺人事件」です。
事件が起こった当時は、それほど関心は持たなかったのですが、昨年、犯人の一人が事件を起こし逮捕され、再びこの事件が話題になりその残虐性に「これが同じ人間がすることか!」と何ともいえない気持ちになりました。
こんなヤツ2度と刑務所から出さないで欲しい!!
意思を持って人の命を奪う者、生きている価値がない。
「女性監禁殺害」事件に対しては、刑の軽さもあって、あまり大きなニュースになっていませんが、残虐な事件に変りありません。今朝のテレ朝のスーパーモーニングでこの事件取り上げていました。
それを見て、怒りを覚えたのです。
是非、明日紹介する、「6メートルの回想」呼んで頂きたい。
犯罪者の食事代まで我我の税金でまかなってるのも腹が立つ
どんな事情にせよ殺人を犯したものには命をたって償って欲しい
たまたま、コンクリート殺人や母子殺人事件の調書の一部を週刊誌で読みましたが、とても人間のやる事とは思えないです。それでも改心なり償う気持ちになるならともかく、その後の犯人達の様子を聞くととてもそう思えない。そんな殺人がこんなに頻繁に繰り返えされる社会は、とてもまともな世界だとは思えないです。