嘗てハンディキャップを持つ人のことを「障害者」と表記した。しかし「害」はマイナスイメージが強いという理由から、「碍」 の字を使い「障碍者」あるいは「障がい者」と表記するようになった。「碍」は、大きな岩を前に人が思案し悩む様を示し、困難に直面していることを表す文字なのだそうだ。
世の中にはハンディを持ちながらも立派に生きる人が大勢いる。我がブログでもその詩を時々引用させていただく星野富弘さんは、体育教師として赴任して2ヶ月足らずのクラブ活動指導中に頚椎損傷を負い、首から下の機能をすべて失う。
絶望の淵から這い上がり、口に咥えた筆で描いた詩画集は、時には勇気を、時にはやさしさを届けてくれる。彼は「神様がたった一度だけこの腕を動かして下さるとしたら、母の肩をたたかせてもらおう」という。
全盲で生まれた辻井伸行さんは、天才ピアニストとして世界で活躍している。彼は「1日だけ目が見えたら両親の顔が見たい」という。
今日、全盲のお客様と踊った。仲間の教師のお客様なのだが都合で休まなくてはならず、代わりに僕が担当したわけだが、彼女と踊るのは今日が2度目である。彼女は5年前に目が不自由になり、今は全く見えないという。しかしそんなことは微塵も感じさせない明るさと熱心さ、そしてダンスへ取り組むひたむきさは、誰が見ても目が不自由とは思わないだろう。ダンスはすべて男性のリードで踊るため、女性にとって目が不自由であることは不利とはいえないが。。。
彼女は言う「こんなことなら目が見えるとき、もっと一生懸命レッスンすればよかった、でもそのときは気が付かなかったのよね」。網膜剥離と白内障の手術を経験した僕、彼女にダンスは教えたが、教えられることのほうが多かった。
世の中にはハンディを持ちながらも立派に生きる人が大勢いる。我がブログでもその詩を時々引用させていただく星野富弘さんは、体育教師として赴任して2ヶ月足らずのクラブ活動指導中に頚椎損傷を負い、首から下の機能をすべて失う。
絶望の淵から這い上がり、口に咥えた筆で描いた詩画集は、時には勇気を、時にはやさしさを届けてくれる。彼は「神様がたった一度だけこの腕を動かして下さるとしたら、母の肩をたたかせてもらおう」という。
全盲で生まれた辻井伸行さんは、天才ピアニストとして世界で活躍している。彼は「1日だけ目が見えたら両親の顔が見たい」という。
今日、全盲のお客様と踊った。仲間の教師のお客様なのだが都合で休まなくてはならず、代わりに僕が担当したわけだが、彼女と踊るのは今日が2度目である。彼女は5年前に目が不自由になり、今は全く見えないという。しかしそんなことは微塵も感じさせない明るさと熱心さ、そしてダンスへ取り組むひたむきさは、誰が見ても目が不自由とは思わないだろう。ダンスはすべて男性のリードで踊るため、女性にとって目が不自由であることは不利とはいえないが。。。
彼女は言う「こんなことなら目が見えるとき、もっと一生懸命レッスンすればよかった、でもそのときは気が付かなかったのよね」。網膜剥離と白内障の手術を経験した僕、彼女にダンスは教えたが、教えられることのほうが多かった。
初めて判ります。バランスの神経を
潰した私はダンスのターンがおそろしいの
です。ましてや全盲の方、リードして
貰っても怖いと。勇気を持って取り組んで
いらっしゃると頭が下がります。
多くの人が、生まれた時に備わっていた機能は当然だと思っているでしょう。そして、失ってみて初めて感謝できるようですね。
そのときは気が付かなかった <
そんな事がいっぱいあります。
もっと早くに気づけばよかったと思うことのなんて多い事か…。
最近、白内障が進んできてます。と言われて…。
出来ればパソコンはやめた方が良いですねって…
失って初めて気が付くのでしょうが~
最近回りに白内障を患った方がたくさん居ります。
何事もほどほどにしなくては??
当たり前だと思っている五体満足が、実はとても脆いものだと自覚して、大切にしなければなりませんね。
障碍を持つ方に健康のありがたさを教えられました。
正子さんのダンスに賭ける情熱もすばらしいですね♪
◆感謝(ippuさん)
失って知る本当のありがたさ。
多少の視力は衰えたものの
見えることに感謝したいです。
◆障碍(陽子さん)
障碍者という見方自体が差別なのかも。。。
◆尊敬(バジルさん)
目が不自由でも、明るく前向きに生きる姿勢に尊敬します。
PCが白内障の障害になるかどうかは
お医者さんによっても意見が分かれるようですね。
◆五体満足(コスモスさん)
健康な身体に生まれたコスモスさん
ご両親に感謝ですね♪
手芸も頑張り過ぎないように(ニッコリ♪)
★脆さ(楽母さん)
彼女の生き方に学ばせていただきました。