「出前きつけ」 きもの美人に変身(*^-^*)

出張着付やきもの教室の内容をメインに

8人の孫や愛犬ゴンちゃん他プライベートな日記など

お知らせ

出張(出前)着付・教室など 「出前きつけ」出張着付けや着付け教室についてのご予約・ご相談は、 右のお問い合わせからホームページににお越しくださいませ。 お待ちしております。 申し訳ございません 2024.3月14・16・18日のご予約は締め切らせて頂きます 2025年1月13日の成人式のご予約は、 早朝4時15分叉は8時以降です。 重なる率が高い、ご卒園、ご卒業・ご入園・ご入学のご予約はお早めにお願い致します。

出張着付は喪服、喪服の注意点は

2013年06月20日 | 出前 きつけ

今日は木青会館の着付教室でしたが

谷先生にSさんとYさんの指導をお願いしました。

  お二人とも一生懸命練習されたそうです。




私は嶋岡先生、スタッフのKさんNさんと一緒に堺市斎場まで

「出前きつけ」のお客様でもあった知人から喪服の着付依頼があり、出かけました。

Tさまとお嬢様、お嫁さん、3人の喪服の着付でした。

最近、小紋や喪服は、着られる方が少ないので、特にお安く3000円で出張着付けをしています。

そして、喪服の場合は、特に最愛の方を素敵な装いで送って頂きたいので

簡単なヘアセットはいつもサービスしています。

急なことなので美容室に行くことも不可能だと思うので、そうさせて頂きます。

T様は、ショートヘアーだったので、ほっとカラーで蒔いて、ふんわりさせました。

嬢様は腰まである長いヘア、お嫁さんは背中まで・・・

お二人とも簡単ですぐ出来る編み込みヘアーにさせて頂きました。

二つに分け両サイドから編み込みをしていき、

お嬢様は長いのでそのまま、まげにしました。

お嫁さんは、肩までだったので、中に入れ込みました。

とても喜んで頂けました。

喪服の場合の注意点

  ◎衣紋はの抜くときは、晴れの日のようには抜かず、控えめにします。

    頭を下げる回数が多いので、肌襦袢が見えないように注意します。

    今日も何度も何度も頭を下げられていました。

  ◎半襟も少し控えめにします。

    黒いお着物から出る衿は、多すぎると華やかになるので控えめにします。

    控えめにしたつもりでも、お辞儀をしたり、動くことが多いので、少し半襟が出てきます。

  ◎着丈も動きやすいようにほんの少し短めにします。

     慣れないと、褄を踏んで長くなるときがありますというか、今日もありました。

     絽の着物だったので、私が振袖ほどきつく締めなくても良いですよと、span>

     言ったのも原因で少し腰紐も緩かったようです。締め直しました。

     特に、精進上げの時は、お客様への接待で立ち振る舞いが多くなるので、

     褄も少しあげておきます。

  ◎ 紋の位置にも気をつけましょう。

    背中の紋は背中心、胸の紋は見えるようにします。

  ◎帯も着丈に伴って少し控えめの大きさにします。

    今日も枕が大きく固かったので、タオルで作りました。

  ◎帯揚も帯から覗かないようにします。(晴れの日は少し出します)

  ◎帯締めの房は、悲しみを表現するように下向きに垂れる様にします。(晴れの日は上向き)

 今回は絽の喪服だったので、より気をつけて、大きくなりすぎないようにしました。

 補整も動く事が多いので、着崩れしやすいので省かないで下さいね。

 又、慣れない着物を長時間着られる事になるので、

締めすぎないように気をつけてお着付しました。

着付が終わって、T様をよく知っている私と嶋岡先生は葬儀にも、

最後のお別れもさせて頂きました。

今日は雨が降り、気温も高くならず、クーラーが良く効いて寒いぐらいでした。

暑いと思って、3人とも装道の美容ランジェリーを美容衿を貸してあげたのですが、長襦袢で良かったですね。

着付の最中も皆さんに気を配って、明るく振る舞っておられましたが、

悲しみの深さがわかる辛いお別れでした。

お疲れが出ませんように・・・・

  

本日もご訪問ありがとうございます。

     にほんブログ村 ファッションブログ 着物着付けへにほんブログ村  ブログランキングへ参加しています。

  

 

 。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする