固唾を呑んで見守っていた福島原発の冷却問題もやっと収束の光が見え始めた。希望の光で、嬉しい事この上ない。今回ほど自衛隊や消防署の方々が頼もしく見えたことは無い。叡智と勇気を結集して下さったと思うと感激もひとしおだ。
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原発問題で日本中が狂奔していた最中、私も眼が廻るような忙しさに翻弄されていた。仕事では立て続けに特殊品の見積り設計と当社製品の信頼性に関するレポート作成の依頼があり、その一方では来期の勤務について社長から特別の計らいがあって、それに応えるためにもいい加減な仕事は出来ないと、気を引き締めたりもしていた。(この件については後日紹介します)
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家ではブログサーフィンどころではなく、原発の状況に一喜一憂していた。このため、皆様のところにも訪問できず心配を掛けましたが、ごめんなさい。とりあえず元気です。
東日本大震災が発生した丁度その時、3月11日昼過ぎの我が社のお稲荷様の桜です。つぼみも膨らんで・・・と記事にする予定でした。この時刻に大震災が起きたのです。
今度の被災で行方不明も含めると2万4千人以上の方々が不幸に見舞われたとか。暗澹たる有様だが、街々では復興の響きも確実に聞こえ出しており、悲しみを乗り越えて笑顔が浮かぶ日も遠くないと思える。戦後の復興と同じく、和の力でもって力強く足を踏み出してもらいたい。
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そんな中、嬉しい情報があった。セーラさんからコメントが入ったことだ。京都にお住まいの小香女さんだ。(私は勝手に小公女だからセーラさんと名づけているが) 太極拳の師範であり、巻き寿司の大家でもあり(恵方巻の時は手が擦り切れるほど巻くとか)、息子自慢のセーラさん、旦那のリタイアと共に姿を消していたので、ずっと気懸かりだった。京都の古めかしい街並みをバイクで颯爽と走っている姿がイメージとしてあったのだが、コメントを見る限り元気なようで安心した。何しろ私とほぼ同時期にブログを始めた仲間なのだ。Kiriさん、Bonbonさん、アリスさん、ななみーさん、キムコさん、そしてigaigaさん、みのさん等等、大切な友達なのだ。今度の災害で居ても立っても居られなくなったのだと思うと、ちょっぴり嬉しい気もする。
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北九州では桜の蕾も眼に見えて膨らんで、まもなく咲き始めるだろう。こぶしの白い花は今が満開だ。春は確実に来ている。春の暖かい陽射しを家族揃って迎えられるという幸せが、何よりだと思っている。
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