親父の法事で親族が集まった時に、私が昆虫採集を復活したと弟達に話した。みんな大なり小なり昆虫には接していて、3番目の弟はカブトムシの飼育までしている。その弟が飼育するなら幼虫を分けてくれるというので、早速お願いしたらちゃんと衣装ケースの飼育箱にマットを入れて、持ってきてくれた。中にはオスかメスかは判らないが8匹の幼虫が居るという。来年には羽化して成虫になるし、それを元にまた増やせるとも言っていた。ただこの飼育箱は日陰の涼しい場所においておかねばならないというので、ホームセンターで木材を買ってきて、早速飼育小屋を作った。
カブトムシ飼育小屋と飼育マット。来年には成虫と対面出来る予定です。
この飼育小屋、屋外に置きたいのだが野良猫が居ついているし雨風にも当たるから、3階の雨が直接掛からないベランダに置くことにした。ここなら外敵の心配はないだろう。
やはり同じように私の弟から成虫のカブトムシを貰って、虫籠で飼っていた和君だったが、私が飼育を始めたと知って、幼虫を見せてくれと言う。カバーを開けてマットの中で眠っている幼虫を一匹だけ取り出したのだが、これを見て一齢の幼虫だね、と納得したように言ったのだから驚いた。私が昆虫採集を始めてから昆虫に興味を持ったのか、図書館から昆虫図鑑を借りてきてよく読んでいるのだそうだが、その中にカブトムシの幼虫(成長過程)が紹介されていたようだ。
さて、上手く行けば来年夏にはカブトムシにお目にかかれる。飼育方法はネットでも紹介されているし、特に問題はないはずだ。オスメス、何頭だろうか。メスが多いと子孫は増えるだろうが、相撲や競争などの遊びが出来ないから、理想はオス5、メス3の割合だろうか。