飯塚で発見された原口炭鉱跡とボタ山
長かったGWも終わってみればアッという間の感じ。貴重な休みなのだったが、気温が低めに経過していたので蝶の羽化も遅れ気味だろうと、野山に出かける気力も薄く、ジムやウオーキングで時間を潰していた。
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連休中にJRウオーキングは2回参加した。1回目は先記事の下関海峡ウオーキングだったが、2回目は5月3日、飯塚で3年前に発見されたという原口炭鉱大門抗跡。何でも雑木林の中に炭鉱跡地が眠っていて、設備や機械なども木々に隠れていたのだそうだ。熱帯雨林のジャングルならば分かる気もするが、こんな現代で50年近くも人目に触れなかったというのだから驚きだ。地元では早速、観光資源にする動きがあって、道路などの整備が始まっている。
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この大門抗は小規模な炭鉱ではあったが、明治中期から昭和30年代後半の閉山まで活動されており、2万坪くらいの敷地の中に坑道入り口や巻揚げ機や、送風機などの機械基礎の他に沈殿槽やボタ山まで残っていて、当時の栄華を思い起こさせられた。筑豊には石炭成金として安川や麻生など、3家が有名だが、小規模炭鉱は各所に点在していたようだ。
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<o:p> 機械の基礎跡と坑道口跡。坑道は土で大部分が埋まっていた。</o:p>
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連休最終日は博多で囲碁大会があった。日本棋院博多支部傘下の九州各地の支部対抗戦なのだが、私は本部(福岡支部)のメンバーとして、いつものように社長とA部長の3人でチームを構成して参加した。九州の各支部の代表ということで、腕自慢や強豪が揃った大会だった。4チームずつに分かれて、リーグ戦形式で戦うのだが、チームは2勝1敗、私自身は1勝2敗だった。
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最近、注意力が散漫というか、精細に読むのが億劫になっているところがあって、負けることが多くなってきた。この日も1局目がそうだった。優勢に進めていたのだが、終盤に注意力不足の私のミスで逆転負け。気を取り直して2局目に臨んだのだが、相手は熊本支部で70代と思われる女性。これは楽に勝てるかな、と気楽に打っていたら、中盤に凄い力を出してきた。女性は喧嘩碁と良く言うが、まさにそう。油断させておいて(守りを固めておいて)、急に闘いを挑んできたのだった。
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もともと女性には弱い私、相手の女性はやせ気味で私の好みではなかったものの、日頃から(柳眉を逆立ててなければ)美人の妻には頭があがらない癖がもろに出たのか、最後は私の石が死んでジ・エンド。
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3局目は、伸び盛りの中学生が相手だった。3連敗は回避せねばと慎重に打ち進めて問題なく勝った。ひとまずメンツは保った格好・・・?。
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帰りに博多駅でお土産を買った。風月堂のイチゴ大福。大きな大福で、普通の2倍程度のサイズだった。妻と1個ずつで2個買った。連休にどこにも連れて行ってない埋め合わせのつもりだ。
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