ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

熱中症に負けないで!

2014-07-26 19:49:18 | アウトドア
  夏休みに入るとともに梅雨が明け、灼熱の太陽が恨めしいほど顔を出している。それでもみんな元気で自分自分の夏を謳歌している。小2になった和君と奏汰君は家族キャンプの次の行事として、和君はスリーデーマーチ、奏多君は学童キャンプに出掛けた。

  スリーデーマーチは北九州市が今年から始めた小学生向けの夏休み行事で、昔の長崎街道(門司港、大里宿、小倉宿、黒崎宿、木屋瀬宿)43キロを2泊3日で歩き通すというもの。和君は友達二人で参加したというが、9人4組の総勢36人が隊列組んでウオーキングとなると結構大変なことだ。ただ、途中でいろんな催しが計画されていて、ボランティアの皆さんの応援もあるようだから、何とかなりそうと思ってはいる。けれど1日におよそ14キロのウオーキングだ。この炎天下、疲れが残らなければいいが。泊りは小倉と黒埼で、学校の体育館となっていたが、眠れるだろうか。このところ熱帯夜が続いている。

  奏多君は去年に続いて学童主催のキャンプ。場所はどこだか知らないが、大勢の中で生活することはとてもいいことだ。物怖じしない性格でもあり、共同生活の中でも自分の役割を自覚して成長することだろう。


 ミニ菜園で採れたトマト。今年は大玉を栽培したが、味もよく大当たり。


  さて、私。 夏山で避暑と洒落こんでいる。夏休みに入って、3連休は学生が多いことを見越して、平日の木曜日に英彦山、久住に出掛けた。目的は英彦山でオオムラサキ、久住ではまだ未採集のゼフィルス類だ。

  初めに英彦山でクヌギ林を巡ってオオムラサキを探す。今年はもう4回目であるが、なぜか1頭も見かけない。天気が不順だったとしても例年は6月の末にはオオムラサキを見かけていたので今年の状況に非常に心配していた。「もうオオムラサキは絶滅してしまったのではないか」と。

  その日、3か所目のクヌギ林。朝8時過ぎのことだ。登山道に面したクヌギの幹にオオムラサキが留まっているのを見つけた。5本継ぎの捕虫網を伸ばして、「さぁ、いざ」という時に急に飛び立ってしまった。同じ幹を徘徊していたスズメバチが邪魔したようだ。あと5秒も時間があれば、とその時は残念だったが、とりあえずオオムラサキの姿を拝めたのだから満足・・・ではなく、だんだん悔しくなってきた。「なぜ逃げられたか」、「スズメバチもろともとることはできなかったか」、「まだ痛んでないきれいなオスだったなぁ」、などなど。

  その後は久住、飯田高原で遊んだ。さすがに高地でさわやかな風が吹きわたってくる。ただ風が少し強すぎたのか、クヌギ林を数か所踏査したのだがめぼしい収穫はなかった。昆虫箱もほぼ満杯になったので、今季は数を制限している。
コメント (14)
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