71才になる私,主に田を管理している。
今草刈に忙殺されていて、手や腰が素直にもっとゆっくりとささやいている。
母、95才、畑で多くの時間を過ごしている。
今、大根、白菜などの秋冬野菜で大忙し。
一日の半日だけ畑でというが、元気な時は、毎日、畑へ。私は送迎ドライバーなんですよ。
今、大根の間引き時期のさしかかり、間引かれた約五〇の束を調整し、スーパーマーケットへ搬入。
夕食を終え、雨の降らぬ間にと、搬入してきた。
午前中の野菜は完売で、こころ軽い。
そのこころ軽さが手伝って、ひさしぶりに本屋に立ち寄る。
新しい本のブラージングだけの予定で店を一巡りでした。
その中で、私の手を待っている濃いピンク色の本がありました。七九才の料理研究家白鳥早奈英さんの新刊本でした。
秋の夕暮れ時、本の色とタイトルに惹かれました。
大きな字体なので読みやすい。
ちょっと疲れが出始めた身心のお薬として、思いがけない購入でした。
こんなふうに、ちょっとぶらりとすると、日頃考えている事柄にヒットする物に出会えて楽しいです。
栄養剤です。
最近店に並べていた秋ナス、金時草、それにたくさんのススキのようなレモングラスもすべて残って居なくて、こころ軽しだったのです。
故の寄り道です。
私のしばしの楽しみなんです。
新しい本のページを繰ることは!
いつもに三冊は手元に置いて、読む。
その中に、桃色カラーの一冊が仲間入り。
ちょっと日常を脱して、新しい本との出会いでした。
今日は、健康診断日。
毎年続けているので、ほめてもらっているのですよ。