farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

鬼女ランのたねまき

2024-03-29 04:03:02 | Weblog

深夜のきつい風で目がさめたので、早起きです。

風の音が収まって、カエルがもうないています。

少し暖かい朝で室温17度。

小田原市の方から頂いていた、鬼女ランのタネを撒こうかなと思った朝です。

これは、アサギマダラが好む草らしいです。昨年はアサギマダラが飛来してきて、こころ浮かれの秋でした。よく考えてみると、アサギマダラは我が家の庭先で育っていたのではないかと思っています。春先、黄色と黒の気持ち悪い幼虫を見ていたので、それが蝶になったのだと思っています。まるで、タイガー色でした。

まあとりあえず、白髪がなびいたようなタネを撒きます。

それに交配されていないトマトのタネ。これは三男が採取したものです。イタリアン料理に関心ある彼は京都岩倉で小さな畑を借りて作って、ドライトマトにしていました。

自然農法にこだわる三男、しっかり、腕を上げてきているようです。趣味で野菜作りをしています。

小さなタネから育てる楽しみって、育児と同じです。

どんな芽が出るのか、楽しみ。

 

昨日はタネから育てたサニーレタス、九条ねぎを定植しました。育てる楽しみは子育てと同様で楽しみ。空いた鉢にタンジー3株植えましたが、なかなか片思いで私のハーブとなりがたく、毎年の試みです。

ラムズ―イアー、レモンバーベナ、タイム、ブルーローズマリー、レモンバウム、マロウ、ラベンダー、ミント類、セージ、カモミールなどはしっかり定着しました。エリザベス女王の好みの白い花も定着しました。マートるです。それのバラ。水仙、ムスカリなどこれから楽しい私好みの庭先になります。疲れたこころと体がうわっとします。20年かかって定着したようです。昔、母は庭先のビニールハウスでトマトやキュウリの育苗をしていました。ハウス撤去で私好みの庭になりました。今年もサギマダラが飛来するようにフジバカマの母さんになります。ローズMaryの濃いブルーの色にはっとします。いい色です。ネービーブルーです。海の色です。インク色です。枯れてしまったライラックやミモザも新たに植え直しこころ新たにしました。

これからは誘拐されたり、枯らされたりすることはない筈ですので、ゆったりした気持ちになりました。すっきりしない20年でもあり、なかなか忘れることのできぬ20年でしたが、充実した年月だったと思い返しています。やっとそんな気持ちに慣れました。また次の20年を目指そうと、より私らしいライフスタイルをめざしたいと、前向きになってきました。やっとです。またあらたな気持ちで出発です。

 

犬のこころは、以前ならレンジの音を聞いたら、起きだし、ほっとミルクを飲んでいたのに、起きもせず、睡眠中。人間に比べて5倍速で老化する犬ですから、そおっと寝かせます。でもつい触ってやりたくなります。そおっと手足を触らせてもらいます。昨日はぶるぶる震えているのにびっくりでした。久しぶりに多くの人を見て、怖かったのでしょう。すっかりお転婆犬もおばあさんになりました。寝るのが一番らしい。そおっと見守って大事にしてやりたいです。前の犬は車に閉じ込めて、熱中症で失くしているから、尚更です。犬への想いも予想外に深くなりました。娘的存在です。

早朝5時前の静かな時間です。さあ、今日は、ゆっくりします。

 

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