farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

5月の雨

2009-05-17 22:24:50 | 野菜
久しぶりの雨。なんとなくゆっくりモードになっていたのに、母は雨の中ほうれん草を沢山引いていて、私は機嫌が悪かった。母の手は働きすぎてか指先の調子が悪いのに、沢山ひいて、またその引き方があまりきれいでなく調整するのに手間がかかるので更に機嫌が悪い。私のため、子供の為にと頑張ってくれているが、なんか、嫌な気分。疲れていたので尚その気持ちが強かった。親不幸な娘である。
段々機嫌を直して、私も調子を出し、いつものルーチン。
今日は、ほうれん草、キャベツ、帽子のようなキャベツ、しろな、人参葉、大根葉、サラダレタス、先ほどまで調整してやっと終ったのは10時。
遅く行くと、この頃陳列スペースがなくなるので、明日から早く7時ごろ行く予定。これもそろそろ夏モードに切り替えて早くです。
5時には目が嫌でも覚めて、散歩のつもりで田の水見。
それから朝ごはん。
早く葉物野菜をかたずけて、福知山までジャーマンアイリスを見に行きたいと計画。でもすぐまた胡瓜やエンドウ、ジャガイモが出来始め、いそがしくなる。田の2度目の草刈りもしなければ、すること一杯。

母の野菜に追われて、私の畑は草だらけ、キャベツも世話をしてほしそうなのに、ただ見るだけ。デルフュームの花も世話が足らず、小さい。
私の畑は山際にあるので、サルやいのししがでる。だから、これからはジャーマンアイリスを一杯植えようと考えている。ハーブとアイリス。
母は次から次と野菜を植えてよく回っている。効率よく土地利用している。すごい馬力である。84歳。恐るべし。今は全ての畑は生き生きしている。私はそれらの野菜に追われている。栽培などしている時間なし。母が全て栽培。母作る人、私販売する人の役割分担になってしまった。田んぼは私の分担。

田んぼでは、ちいさなおたまじゃくしが泳ぎ始めた。蛇があちこちでうねうねしている。田の苗も少し落ち着いてきた。ほっとしている。
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カラス、いのしし、また現れる

2009-05-16 19:08:24 | 野菜
昨日久しぶりにアスパラ畑に行くといのししが暴れた跡あり。この畑は有機的に栽培しているので、ミミズだらけ。だからいのししは食べにくる。
トマト、エンドウ畑では、カラスが待っている。お昼のすきを狙って、エンドウの若い実を食べる。昨日は青いトマトをつついていたとか。またまた動物や鳥達との戦いですね。
私は自分で育てていないので、それほどショックはないのですが、84歳のばあさんの作物を狙うなんて駄目。ネットをはりました。
私はしばらくほうれん草に追い回わされています。午後は殆ど畑でほうれん草を引いています。
それにしても、ブログをかき始めて一年。同じような事を書いてうんざりしています。面白い、わくわくがあまりなくどうしたものでしょう?

午前中、13日に植えた田んぼの補植をダリをお伴にラジオを聞きながら水の中。終ったのが1時過ぎ。他の田の水を見に行くと、触られていた水口が補修されていた。勿論、その方は私同様不利益を受けている方で、黙って直してくださった。私、泥だらけの格好で和菓子屋さんに直行、柏モチを買って御礼に行く。この方は母曰く、昔からいい人達とのこと。本当にそうです。

もう頼みもしないことをしたのは誰か見当がついています。
この間も朝5時ごろから水路を触ってパイプを入れておられた。
簡単にされるからびっくり出した。ずっと畑だったのを田に変えられて水が必要だったのです。この方私のテープを巻いた鍬を持っておられてまたびっくり。ずっとなくして(田んぼにおいていた)いたもので、忘れかけていました。また嫌な思い出しで気分が悪い。もうその鍬にはその人の名前がかかれていました。農道の脇においてあったので、確認。作業場にある時は見られませんでした。だって物色していると勘違いされたら、なにをしているかわかりませんからね。もうなくしたのは3年前。なんでもかんでもなくなるので、不信感で一杯でしたが、今は誰が何をがわかってきたので冷静に観察しています。人って分からない。

こんな人も、ちゃんと黙って修理される方もいろんな方がいらして、社会の縮図です。
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田植え終了

2009-05-13 21:55:40 | 米作り
予定通り、今年度の田植えを二男にしてもらって終わり。朝はしとしと雨だったが、晴れて午前中に終える事ができた。コシヒカリ20ケース、モチ8ケース。
最初に植えたイネにもやっと藻が取れ始め、すっきりしてきた。丁度一週間違い。
張っている水もまだもれがあるのか、水の減少。またモグラ。毎日あぜを歩かないと、やわらかくしている。毎日歩くとなると大変。明日からは鈴をつけて歩こうと思っている。

午後からはトマト、ナス、胡瓜のていをするため、棒を打ち込んでもらっていた母。久しぶりの力仕事なので、二男には大変だったようだ。5時ごろ京都に戻った。この子のお陰でだいぶ仕事がはかどって、いい母の日のプレゼントになった。

私は日に成長するほうれん草引き。毎日ほうれん草に追われている。
でも大仕事が終ったので、ほっとしている。今度は水の管理をして様子を見るのが仕事になる。田植え機も格納できたし、トラクターもきれいに掃除して倉庫に入れる予定です。

長男が竹の子を欲しがっていたので、竹の子堀、少しだけありました。梅やすももの青い実がたわわになっていますが、一体誰の口に入るのでしょうか?

この頃5時起床が習慣化して、田んぼに行くのが日課で、朝の新鮮な空気を吸いながら気分爽快。田を見回っているメンバーも同じ人達。やっとおしゃべりも出来る余裕が出てきました。
誰かさんの倉庫に立てかけてある鍬、どうも私のらしい、カラーテープが貼って貼るので、すぐ分かりました。何年か前になくしていたあぜ付けくわです。
田においておくとなくなっていたものです。又嫌ななくなったとい感覚がもどってきて嫌な感じです。油断もすきもなしです。今更あの鍬はわたしのと違う?と聞きにくい。もうあげたにしておこう。この方、多分、水路を触った方と疑っている人です。まさかと思うのですが、早朝、簡単に工事をされます。信じられない事が多すぎる田舎。田舎の人は善良と思うステレオタイプの考え方を変えなければとつくずく思い知りました。
昨日も近所の方が昨年キャベツの苗を欲しいといわれるので、母は沢山あげました。でも彼女、虫がついたり、売れ行きが悪かったのか、もらってえらい目二あったと私に言いました。娘の私に抜けぬけと感謝の気持ちなく母にもらったことを悔やんでいました。今年は胡瓜の苗が欲しいと無免許運転のバイクで畑に登場。母は性懲りもなく、あげると約束。でもです。私は翌日、キャベツの件を持ち出して、又もらって困ったと言われたら母がかわいそうなので、お断りと断言しました。
私も相当きついですが、八方美人のラジオステーションさんにはこれくらいで丁度いい。
狭い村には様々なキャラクターが揃っていて、恐いような面白いようなです。
単純な毎日にも色々ありますわ。5年も経つといろいろ見えてきますなあ。
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田んぼに藻が一面

2009-05-12 18:56:48 | 米作り
急に温度が上昇して、田には青い、黄色の藻が一面を覆い、幼い苗は青息吐息の呈。気持ちはやきもき、早くすっきりして姿を現すのを待てども、より深く藻が一面。農協の指導員さんに相談して、流してしまう。夕方は少しすっきりした。雨も降ってきたので、水口、排出口を閉じ、あっちへ行ったり、こっちへと今日何回もやきもきして見回った。朝5時からである。早朝は気持ちがいい。いつもの市会議員の近所さんといつも一緒になる。彼もマメに見回っている。
朝から農道を掘る近所の方。畑を田んぼにと水口を作成中。私の水口も多分、彼が触ってくださったのだと思う。もうそのことは水に流している。何か頼むとき、頼めるのはその人なのである。この間も田植え機の移動をお願いしたところである。
色々こぼしていると、田舎はどこもそんな、あんな事があるようです。
田の水と扱いはなかなか難しい問題を孕んでいるようです。水が不足しだすと、人間がもろに出てきて、まるで、争いである。
そんな事が起こらないように、水がたっぷりある夏でありますように。
夕方静かな雨が降り出して、私も田の藻も落ち着いてくれる事をねがう。
今夜は二男が田植えの為に帰ってくれる。早めに苗は用意し、明日は遠くまでもち苗を取りに行く予定。普通は農協が配達してくれるが、日にちが合わず、とりにいく。明日も又5時ごろ起きて、苗を田に運び、それから、加佐地区へ取りに行く。
田植えは午前中に終える予定。約28ケースを植える。

昨日は農協の委員会で疲れ、寝不足、温度上昇でぐったりした日でした。昼寝をしたら、回復。これからどのように時間調整をして仕事をしようかと考えます。

息子達が母の日に花やお菓子、プロバンスの石鹸などプレゼントしてくれたので、
元気を取り戻しました。幼稚園時代、小学校時代、そして30歳代近くになって
母が登場するようです。
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モグラの穴

2009-05-11 21:13:09 | 米作り
モグラの害に悩まされている。あぜ作りの段階で穴に詰め物をしてあぜをつけていたはずなのに、又穴が開き、水漏れ発見。今朝は大慌ての対応。あぜシートの予備があったので急いではる。これで一安心なのだが、今年はこんな事が2回。水が入らないと安心していると、流れてきた、木や草で水が入る事になり、水がジャージャー流れている。昨年までは同じことをしていたと思うが、今年はしっかりその問題を確認。来年度の課題。
まだ節穴の目を持って田んぼを眺めているのだ。あぜをしっかり歩いていない。バイクで走るだけでした。
やはりこつこつ確実な足取りが必要。

下にある田んぼの持ち主が水も入れず、干しておられるので、不思議に思って尋ねると、除草剤を撒いたので3日間水入れずとのこと。ヘーと答えると、何年田んぼやっているのと言われてしまう。知らなかったわ。その旨を母に言うと、その人、3,4日間水をためておかなければならないのにとのこと。私もそう思って水にこだわっていた。どちらがどっちなのか、?
私は水をためて動かさず薬剤を投げ込む予定。
分かっているようで分からない事も多い。

肥料の為に水面に藻が覆って苗が見えない。とても気になっているが養分なので、ながすこともできず、ため息が出る。
早く雨が降って落ち着いて欲しいものです。

これまで気にならなかったことが、今年は課題になっている。
本当に毎年勉強ですな。

まるで苗の生長は子供の成育を見ているようで、いつもはらはらさせられ、木に登ってみているだけでは稲、米は出来ませんなあ。
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今年度最後の代かき終了

2009-05-10 21:11:27 | 米作り
やっと今年の代かきが9日に終えた。もちとコシヒカリの3枚分。
もう機械にも慣れて、すいすいとかけるようになりました。その後肥料まき。120キロの肥料を代かきの後施しました。終る頃はいつも夕陽が山際に隠れる時間で毎年同じ景色をみているようです。とても静かな気持ちで仕事をしていました。
ダリがうろうろすると気が散るので、彼女はお留守番。

今日見回っていると、満面に水があるはずなのに、なにか少ない。よく見るとおおきなモグラのあな発見。修理をしなくてはと思っていたが後回しになっていてすっかり忘れていたのです。大失敗。肥料も流亡したことでしょう。

この頃働き者の母の作ったほうれん草に追われています。すぐ成長するので、採るのに大忙し。毎朝スーパーに出荷。つくずく、いい野菜を作る必要を感じています。母の野菜は高度成長時代の名残の大量生産的。現代は高品質が要求されます。
母と私の意見はこの点で異なります。母は強気です。作り続けた自信です。
母が取りいれた野菜の掃除に手をとられ、いらいらします。
だから最近取りいれは私が全てこなします。名前を出して販売しているので、変は野菜は売れない訳です。私自身を売っているわけになりますから、油断できません。こんな気持ちを知らず、母は強気。沢山入っていればいいと。

もうからすがエンドウを見つけて、幼い実を食べ始め、母は対策で大忙し。
テグスでも張っておきましょうか。
カラスはグルメです。

私のルバーブも何かが食べています。
蛇はあちこちでカエルの猟をしているようです。ワシも田んぼで探しています。
みんな生きる為に一生懸命なのです。
毎晩カエルの合唱を聞いて、いい子守唄です。

やっぱり忙しくて歩いて田んぼを回っておれないので、ホンダのカブの出番です。
ダリの散歩は散歩。仕事は仕事。
どの田んぼも殆ど苗が植えられて、景色が変わってきました。日ごとに苗は生長して、見回りも大変です。

明日はJAの直売所運営委員会。忙しいけれど、たまには協力しなくてはと考えています。子供達、その保護者対象の農業ふれあい教室などもあり、忙しいけれど、楽しもう。
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田植え、補植

2009-05-05 20:30:36 | 米作り
予想外に田植えが早く出来たので、一日早目に息子達は帰って、また女三人(内一人は犬のダリです)になり、いつもの静けさがもどってきました。やはり男の子二人増えるとにぎやかになります。まるで台風が去ったようです。
午前中二人は補植をしてくれて、私はうろうろでした。ほっとして仕事に集中できずに、ご飯作りで忙しいのでした。男の子達には焼肉がいいようでした。新鮮な野菜とお肉でおいしいバーベキュでした。

午後から竹藪に竹の子堀に行ってきました。もう山へ入る道も荒れていて、ブッシュだらけです。山の中に入ると歩きやすかったです。それにしても年に一度しか行かない山ですから、竹が沢山折れていて、荒れた状態です。親が植林して杉も大きくなっています。沢のせせらぎ、冷たい水、小鳥の鳴き声、ひんやりした空気。夏くるといい場所になりそうです。
目当ての竹の子は殆ど見えず、でも真剣に探すと5本くらい見つけました。息子達は喜んで京都へ持って帰りました。
本当に山の世話もしたいのですが、お金と時間が要ると息子は言います。
ただ所有しているだけの山でなく、活用したいと思いますが、本当に時間もありません。山道くらい入りやすくしたいのに!


もう動物の餌化しているスモモのおおきな木を切ろうと思っていたのですが、また時間がなくほっておいたら、今年は沢山の青い実が一杯ついていました。
さあ私のおやつになるでしょうか?
まあ諦めずに楽しみにします。
すもも、桑の実、ブルーベリーの季節が近くにきています。
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田植え終了、前半部

2009-05-04 21:10:48 | 米作り
二男、三男の手伝いで田植えが終った。9時ごろから初めて、息子達は一年ぶりの機械操作で勘を取り戻すまで少し時間を要したが、要領を思い出したあっと言う間に終った感じです。でもまだ欠株などの補植をする必要あり。明日ゆっくり三人でします。
まだ息子達は元気があり、竹の子堀に出かけ、何本か晩御飯になりました。
ダリは構ってもらえず、村中聞こえる声でほえていました。うるさいこと。
紐は噛み切ってしまい、もう何本の紐を切ったことでしょう。
明日は補植が終ったら、竹やぶで竹の子堀に連れて行きましょう。今年は出ない年ですが少しは出ています。
もう息子達は働きすぎてぐっすり眠っています。
私も書くのに集中できず、頭はもうろう。
早く寝ましょう。
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