どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「メイクアップ」

2019年03月02日 | 映画
リメイク版の「ノック・ノック」を見て元になった映画「メイクアップ」も見たくなりネットで調べてたら途中まで字幕付と字幕無しだけど最後までのものを見つけて画質は酷いけど発売されてるDVDも酷いだろうからネットで見てみる事にした。話は基本的にリメイク版と同じでしたが展開の速さとか描き方の違いを興味深く見れました。
今作でリメイク版よりも良かった点は狂気を感じるメイクアップのソンドラ・ロックの表情と存在感です。冷たい表情だけど目がギラギラしていて悪魔的なメイクが光ってました。暗くカット割りの激しいよく分からない映像も多かったけど緑の照明も効いててインパクトありました。
リメイク版と違い酷い事はしますが人は1人も殺さない点も良かった。だけどラストは呆気なくも驚きな最期が待ってました。これは安易でベタだけど嫌いじゃないラストでした。
作りや人物描写の雑さはあるけどリメイク版には無い魅力もある映画でした。綺麗な画質のブルーレイ・ソフトをちゃんとしたメーカーから発売して欲しいです。子供の描いたような絵のオープニングとその音楽もとても印象的で良かったです。




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「ノック・ノック」

2019年03月02日 | 映画
ブルーレイで映画「ノック・ノック」を鑑賞。「メイク・アップ」という映画のリメイクって事は知ってて先に元になった映画を見たかったんだけど画質の酷いメーカーのDVDは買う気になれずリメイク版からの鑑賞となりました。大体は想像した通りの内容と展開でしたがシナリオと芝居のやりとりが面白く見れて予想外のユーモアもあったりで笑えたりもするんだけど恐ろしい話でした。キアヌ・リーブスのいい人ぶりが自然でそこからの最悪の展開への流れが残念であり可哀想であり途中でこちらが感じていた事を拘束されながらも言葉で吐き出す場面はある意味スカッとするものもありました。
最後の間違えてFacebookのボタン押してしまう所は笑えました。
美しいけど恐ろしい女2人も魅力的で良い芝居してました。ギャーギャー騒ぐ所や大事にしているものを壊してゆく所等、本当にウザかった。
だけど台詞には無いけれどそれぞれの抱える背景なんかも想像出来て何を考えてるのか分からない部分とどこか分かる部分とか混じり合った奇妙でゾッとするものがありました。映画だから面白くは見れましたが現実にも似たような事件や痴漢冤罪なんかも起きているので本当に恐ろしい内容だったと思います。
元の映画に出てたコリーン・キャンプが出演されてましたが太っていて最初分かりませんでした。昔は凄く綺麗でしたけどね。だけど元気そうで良かったです。ソンドラ・ロックも製作総指揮に名前が出てましたが昨年惜しくも亡くなられたんですよね。


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