どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「痴漢ドワーフ」

2019年03月11日 | 映画
中古DVD屋でよく見かけるが高値で買う気にまではなれない気になってた映画「痴漢ドワーフ」ですが友人の評価も良いし宅配DVDであったので借りて見た。ホラーでありポルノでもあるいかがわしさのある映画でした。16mmの低予算映画だと思いますが実にしっかり作られており女優の表情と廊下を歩く場面なんかの緊張感はホラー映画ならではの展開。物語は分かりやすくテンポ良く進みます。途中変な歌聞かされたり異様で可笑しさもある場面もあったりしてエロと背徳感が描かれてゆきますが映画的な所が面白く見れる所です。実際に近い事件なんかもあったりしたようですが実録もののようなリアリティや暗さや悲惨さは無いです。しかしポルノの場面はあっけらかんとしておりストレートに描いております。ヘア解禁版という事ですが色々今でも見えちゃったらヤバいものがチラチラとではあるけど見えちゃってました。一瞬だし暗い画質だからまぁ良いのかな。変なモザイクとか無くて良かったです。
痴漢ドワーフという題ですが痴漢というよりもっと酷いけど悪いのは母親ですね。最後は色々急展開で呆気に取られましたがドワーフ役の役者さんの表情が凄くてインパクトがありました。だけど最後は何処か切ないものもありました。人形の使い方が色々上手い映画。デンマーク映画だそうです。

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