リチャード・リンクレイター監督の「ファースト・フード・ネイション」という映画を鑑賞。どんな映画か知らずに見始めたのですが社会派の作品でした。最初の方でアメリカ旅行で行ったマクドナルドとかタコベルとかの風景なんかを見て食べたファーストフードの味とか懐かしく思い出してまた食べたくもなったりしたのですが、最後まで見るとそんな気分になれなくなる映画となってます。食品業界の裏側を赤裸々に描いた社会の問題提議を煽る意義ある内容となっておりますが、正直目を背けていただけで当たり前に行われている事であり、それを見たから菜食主義に変わって肉を食べない生き方に変えれるとは思えないので考え方としてはやたらと反対したりする考えなんかには抵抗があります。しかしアメリカ人ってハンバーガーが大好きですよね。それよりメキシコ人不法入国労働者とかの問題が考えさせられるものがありました。ホラー映画ばかり見てるから最初は人がミンチにされる展開になるのかと思ったりしましたが流石にそんな事にはなりませんでした。トロマ映画とかならそういう展開になりますね。同じファーストフードの裏側を描いたトロマ映画の方が社会風刺映画としては個人的には好きです。
今作には沢山の有名俳優が贅沢に登場してますが逆に偽善的にもちょっと感じたりもしちゃうのでした。
食品の安全は大切な事。そして「いただきます」という気持ちがより大事に感じられました。


今作には沢山の有名俳優が贅沢に登場してますが逆に偽善的にもちょっと感じたりもしちゃうのでした。
食品の安全は大切な事。そして「いただきます」という気持ちがより大事に感じられました。

