どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「悪の華/パッショネイト」

2021年03月21日 | 映画
昔、大毎地下劇場で見た映画「悪の華/パッショネイト」を久しぶりに鑑賞。
ミッキー・ロークとエリック・ロバーツが良かったのは覚えていたが内容は完全に忘れていた。ニューヨークを舞台にした日本の任侠チンピラ映画みたいな内容の物語でした。街の空気感とか登場人物の個性が魅力的な憎めないものがある映画でした。ラストはここでおしまい?という先の希望と不安が混在する微妙なエンディングでしたがそこら辺も日本の「まむしの兄弟」みたいな味わいが感じられました。
若く綺麗だったダリル・ハンナとかマフィアのボス的な役でバート・ヤングが出てたり役者陣はみな良かったです。ミッキー・ロークの魅力も良く出た映画です。
原題を直訳すると「グリニッチ・ビレッジの法王」となり劇中でもそのくだりの会話があるのですが邦題は全然違いますね。どこから来たんでしょうかねぇ。




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「ミスティック・ピザ」

2021年03月21日 | 映画
学生時代にバイトしていた映画館で公開された映画「ミスティック・ピザ」ってのがあってポスター貼ったりしてたらピザ食べたくなってきてシェーキーズの食べ放題でピザ食べ過ぎて気持ち悪くなって暫く仕事する気が失せた記憶が残ってます。映画は結局見ないままでしたが今になって見たくなり、ようやく鑑賞出来ました。
ピザ屋で働く女性達の友情や恋愛を描いた女性向けな感じの映画でした。
人気が出る直前のジュリア・ロバーツが実に美しく魅力が出てました。
話の内容はまぁたわいもないよくあるパターンな恋愛エピソードが描かれていた印象。悩める女子達は共感出来て楽しめる映画だったんじゃないかな。明るい痛快な生き方とか元気な感じは嫌いじゃなかったです。だけど思ってたより普通というかこんな映画だったんだぁという感じでした。
ちょい役で若きマット・デイモンが出てましたね。


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「ザ・センダー ~恐怖の幻想人間」

2021年03月21日 | 映画

昔からVHSのジャケットでは気になっていた映画「ザ・センダー ~恐怖の幻想人間」を鑑賞。主演の女優は「ゴリラ」に出ていた美人さんでマックイーンの「ハンター」で奥さん役だったキャスリン・ハロルドで「レイダース」の悪役だった役者とかも出てました。
話の内容とか知らなかったのでどうなるのか?と興味深く見れてホラー的な緊張感なんかもあり面白く見れました。記憶喪失の男の夢や幻想が他の者にも伝染して現実になったり…みたいな幻想なのか現実なのか良く分からない展開の意外性が面白く特殊メイクによる効果なんかも良く出来てて撮影や映像も良く見応えありました。だけどどうも感情移入出来るキャラクターがいなくて何が何やらで付いて行けない感じもありました。そこがちょっと勿体無いけれど物語の内容等なかなか面白い映画でした。この手の映画ではトワイライトゾーンのリメイク版での「帰還兵」っていうW.フリードキン監督の撮ったエピソードが似たものありましたが良かったですね。途中で思い出したりしてました。

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「エンテベ空港の7日間」

2021年03月21日 | 映画
1976年に起きた実際のハイジャック人質事件の救出劇を描いた映画「エンテベ空港の7日間」を鑑賞。イスラエルとパレスチナとの衝突が背景にありパレスチナ側のドイツ人らが起こした犯行で事件の経緯が淡々と描かれてます。今も続く2国の対立について考えさせられつつ見れました。どうなるのか知らなかったので興味深く見れましたが途中に挟まるダンス公演のエピソードが邪魔というか意味不明な感じがしました。1人だけ倒れるとか狙いなのか何なのか分からないし変なモヤモヤだけ感じられた。演出の狙いとは思いますが救出作戦と同時進行で描かれるという意味深な割に効果的で無く感じたな。役者陣の芝居は見応えがあり真実味を感じさせてくれましたが特に誰にも感情移入出来る訳でも無いまま進行していった印象でした。
ドキュメンタリー映画とかもありそうだからそういうので見た方が良かったのかもしれません。


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