どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ゲロッパ!」

2003年08月21日 | 映画

今日のCMの仕事は急遽無くなり、細々とした作業をいくつかやって終わり。映画の仕事が続いたのでCMの仕事も少なくなってきた感じだ。なか卯で牛丼(並)と卵に小きつねうどんを食べる。今日の主食はこれだけ。昼にはおにぎり食べたけど。帰りにレイトショーで「ゲロッパ!」を見に行く事にする。僕の家は特急は止まらないんだけど特急に乗ってしまい次の駅まで行ったついでだ。井筒監督の映画批評するテレビ番組で紹介されてて
なんか見たくなってたのだ。主役が西田敏行でしょ。なんかそそらない。
ジェームズ・ブラウンも出て無さそうだし、どうなのかな~と思いつつも、監督のあまりの自信と彼自身の面白さにも惹かれたのだ。それで、見ました。感想は正直なんか学芸会の乗りのような安さがあってやっぱりジェームズ・ブラウンもでてないし、歌も日本人が英語の歌を嬉々として歌ってたりしてなんか退いてしまう。しかし、関西弁の響きは気持ちよく、暴力のないヤクザ映画という事で漫画みたいだけどキャラクターの魅力にだんだんと入り込めてゆき、所々では笑えました。なんかテレビを見てるみたいな感覚。
最後には思わず涙しそうになったりと思い返せば最後までなんやかんやいっても楽しめた感じがしました。と同時になんかバッタもんくさいというかチープ?なもうちょっと何かが欲しいみたいな感じも受けました。音楽シーンが特にね。でも、いつも監督の言ってる意味みたいなのは伝わりました。娯楽作!料理でいうと豪華なフランス料理とかそういうのではなく安い定食屋のごはんみたいな映画だった。気楽に見て楽しめる。そんな映画。僕は嫌いじゃないね。そういうの。西田敏行も思ったよりもいい。岸辺一徳は可笑しかった。役者と脚本と演出の勝利!それだけで見せてしまうB級エンターテイメント映画でした。余計な所に金をかけずに最大限の力を発揮する。好感の持てる映画でした。

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