DVDでRKO白黒映画「恐怖の精神病院」を初鑑賞。ボリス・カーロフ主演で金と権威に汚い院長を憎たらしく演じています。法律を盾に私欲の為に色々と画策する政治家と理想論と善意だけで行動する女性との政治色の強い内容でした。善意も偽善的な面もあり完全には感情移入出来ない部分もあり最後の恋愛要素のハッピーエンドも何か気持ちの悪いものもありました。精神病院の患者達による裁判と復讐の場面は良かった。全く動かなかった患者による殺人は予想外で驚きました。
精神病院での患者への酷い扱いと改善についての実際に起きた事柄を元に作られているようです。色々と都合良く展開する主義主張が前面に出た映画だったように思います。
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