今日は新宿まで瀧口さんの出てる芝居「パラドックス・ツアー」を見に行く。結構、混んでる。僕はど真ん中あたりに座った。人が多くて開演時間過ぎても始まらない。係の者がなんかぐずぐずな感じでした。クーラー壊れて?どうするのかと思いきや止めちゃったみたい。いいのか?そんな事すると後で大変な事になるぞ!とかさっさと通路にも座布団用意して座らせればいいのにとか思う。ようやくそのようにしたけど僕の横に汗臭い男が座りオエ~ッという感じでスタート。
元気のいい女の子の演技だけがなかなか魅力的でしたがお話に入っていけず。なんか台詞が多くて
笑わそうとしているのか真面目にしたいのかがよく分からず。どういうお話?って感じで見守る感じ。だんだんと中盤にさしかかり内容が解り始め、とても深いテーマになってゆく。内容が重い為前半は笑いというかユーモアを入れようとしたのだと演出的な考えが後になって読めるのだが、失敗してるので素直に最初から真面目にやれば素直に話に入れたのに!って思う。微妙だ。仲介役?という男の演技や表情が良くて彼が出てきてから内容に入っていけた。それから元気な女の子が幽霊?だと確実に分かったからは話が面白くなり感情移入出来て楽しめた。この2名の役者が今回、見た芝居の中では光ってました。殺人者も照明の力のせいかもしれないが表情がいい感じでした。
瀧口さんはどうかというといいんだけど思ってたよりも内容に直接関係のない役で第三者として観客と同じ視点で疑問やらを突っ込ませたりしてやれば面白くなった筈なのに台本に縛られた台詞と流れしか役割が無かったようで残念。瀧口さんから感想を教えてと言われたので正直にここに書いておく。実際、この話を僕が演出するとしたらと考えると僕も考えそうな事ばかりで考え方とかは似てる所もあるのであえて悪い所が目に付くのだろう。音楽がでか過ぎ。なによりも会場が暑過ぎ!途中からは暑くて死にそうでした。みてみ~クーラー止めるからや。途中のゾンビ風場面は好きだけどそんなに内容と関係無い。どうせやるならもっと無茶苦茶やって欲しかった。そこに出てすぐにいなくなった女の子の役割は何だったのでしょう?しかし彼女の変な笑い方は笑えたで!殺人者が何故元気な女の子を殺したのかが最後まで分からず。被害者の女の子の気持ちも深くは分からず残念。親の気持ちに関してはなんとなく上手く出ていたように思える。基本的に被害者、加害者の家族の内面のお話でありそこに的を絞っても良かったのでは?考えさせられる内容だし面白かったのですが、やっぱり暑くてしんどかったです。
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