どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「白昼の幻想」

2003年07月08日 | 映画

今日は朝方、仕事中だったけど眠くてダウン。仕事はあまり進まなかったが昼まで寝て帰宅。
帰ってDVDで「白昼の幻想」を見る事にした。監督ロジャー・コーマン 脚本ジャック・ニコルソン 主演ピーター・フォンダ
、デニス・ホッパーという僕の大好きなメンバーによる映画。原題がTHE TRIPというだけあってLSDをやった男の幻想だけの映画。ちゃんとした物語みたいなのはほとんど無くて実験映像のようなサイケなイメージと使い回しの映像によるトリップ感だけの映画。照明の色使いと編集の派手さが僕好み、ちょっと長いけど映像的に面白い映画です。音楽も60年代してていい。
なんと「E.T.」のカメラマンのアラン・ダヴューがこの映画に参加していてスペシャル・サイケデリック・イフェクツという肩書きでクレジットされていて特典映像で解説もしてる。あの万華鏡のようなサイケなイメージは彼が手掛けていたのですな。なんかチープな感じもするがあのアナログ感が僕は好き。CGよりもぐっとくる何かがある。かなり前に一度芸大の図書館の資料のLDで見たきりだったが改めて見直すと僕の芸大時代に作ってた編集に近い作りで僕が生まれる前の映画なのによっぽど凄い編集や映像を展開していて見ごたえがあった。第一印象はたるい映画だけど音楽とサイケ・イメージがまあ、良かったかな。というものでしたが実はかなりいいものでした。ラストのエンディング・クレジットが昔みたものと違う印象だけど気のせいなのかな?謎です。黒バックに音楽だけがかなり続いていた覚えがあるのだが。あれがよかったのになあ。これでそろそろ60年代ものが続いたが現代へ戻ろう。明日から2日間CMの仕事、気分を一新しよう。

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