どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「スティーヴ・マックイーン その男とル・マン」

2019年09月14日 | 映画
ブルーレイで「スティーヴ・マックイーン その男とル・マン」という「栄光のル・マン」とマックイーンについてのドキュメンタリー映画を鑑賞。興味深い内容ではあったけれど目新しい未公開映像っていうのはそんなに無かった気もします。C・マンソン事件にももしかしたら絡んでいたかもという場面では当時の映像が見れて新鮮でしたが。だけどマックイーンはやはり格好良いですねぇ。映画作りのエピソードで拘りや情熱が伝わってきました。
あまりドラマ性は無くドキュメンタリータッチに仕上がった映画「栄光のル・マン」でしたが迫力のエンジン音とリアルなスピードに人々の描写が見応えがありました。マックイーンの息子さんは昔「ベストキッド」に出てましたが今は更に親父に似て渋みも増してました。


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「カプリコン・1」

2019年09月13日 | 映画
ブルーレイで映画「カプリコン・1」を日本語吹替版で鑑賞。昔テレビ放送で見て凄く面白かった記憶のある映画で月着陸が捏造だったという斬新だがもしや?みたいな気にもなれたものでしたが映画は月じゃなく火星着陸という設定でした。思ったより日本語吹替から字幕版に変わる場面が多かったのでテレビ放送では結構カットされていた事が分かりましたがカットされてたぐらいの方がスッキリして良かった気もしました。音楽も印象的。最後にテリー・サバラスがおいしい役で登場するのはよく覚えてました。飛行機チェイス場面はスリルと迫力があります。
陰謀説が色々とありますがアメリカって怖いですねぇ。


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「マッドボンバー」

2019年09月12日 | 映画
ブルーレイで気になってた映画「マッドボンバー」を初鑑賞。どんな内容の映画とかあまり知らずに見たので結構展開に意外性や驚きがあって見せ方もストレートで衝撃的でした。爆弾魔だけでなくレイプ魔も絡んできて熱血刑事がそれを追うというホラー・サスペンス・アクションと色々な要素が同時進行して楽しませてくれる70年代らしい描写の映画でした。エロもグロも結構直接的に見せてくれます。爆弾魔の最後の場面はびっくりであり爽快でもあり切なくもありました。
主要キャストの顔触れが濃くてインパクトがあり変人で変態であるのが凄い。役者の顔や体格からも滲み出るような存在感がありました。レイプ魔は「悪魔の沼」でも凄かったネビル・ブランドが演じてました。その奥様の見たくもないヌードが見せられるのも逆にインパクトがありました。
とりあえず悪い奴はみな最後は酷い目に遭います。そこは勧善懲悪ですね。


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「ジョン・ウィック:チャプター2」

2019年09月11日 | 映画
ブルーレイで「ジョン・ウィック:チャプター2」を鑑賞。前作から物語は繋がっていて映像もスタイリッシュさが洗練されて見ていて飽きないアクション場面の連続の期待していた方向性の映画に仕上がっていました。だけど物語は更に御都合主義の弱い展開になってました。もうそういうのを望む映画じゃないのは分かってるから良いんだけどもう少し深みがあっても良かったんじゃないかとは思った。
アクションはパターンだけどキレがあって良くて銃とか好きなアクション映画ファンは熱狂じゃないでしょうか。
僕はそこまで銃アクション好きでも無いのでアレでしたが銃バトルが続いたら素手や関節技バトルやカーアクション入れたりと展開に飽きが来ないようなしっかりと娯楽作としての配慮や工夫があったので何やかんやと最後まで楽しんで見れました。無茶苦茶な展開のアクションが繰り広げられるとニヤついてしまう変な魅力のある映画でした。もうすぐ公開される3作目も劇場で観てみたいと思います。




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「ジョン・ウィック」

2019年09月10日 | 映画
もうすぐ最新作が公開されるキアヌ・リーブス主演映画「ジョン・ウィック」シリーズですが見た事が無かった。周りでは評判良いし2作セットで収録されたブルーレイを購入して見てみる事にした。それで早速見たのですが物語は至ってシンプルでした。だけど気持ちは伝わり主人公を応援したくなる感じがあり無茶苦茶な展開だけど面白く見る事が出来ました。見せ方とかも面白いけど最小限の情報でキャラクターに感情移入させたキアヌ・リーブスの存在感が1番良かったと思います。アクション映画好きな連中がアクションやりたいが為に作ったような感じもして、この映画の影響受けて作られてたんだろうなぁと思える作品を連想したりもしました。なのでアクションそのものについてはキレがあって良いけど他でも見たような…感が拭えませんでした。続編はどんな感じなんだろう?この映画の魅力は主人公のキャラクターと最強ぶりだと思うので次もアホみたいに沢山の敵をシンプルな動機か目的の為に黙々と倒していくような痛快な映画を期待します。




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「ワイルド・スピード ICE BREAK」

2019年09月09日 | 映画
劇場に観に行った映画ですが内容は殆ど忘れちゃっていた「ワイルド・スピード ICE BREAK」をブルーレイで鑑賞。見直すと結構思い出しました。
カーアクションが無茶苦茶で理屈抜きで凄い迫力。ハリウッド映画ならではの豪快さと慣れ親しんだキャラクターの活躍が楽しい娯楽作!今回の悪役はシャーリーズ・セロンです。存在感は抜群で良かったんだけど悪役としては何か違う感じもありました。結局最後は凄く弱いし…。でも続編にも出るのでしょうかね?
色々と都合の良い展開が続きますが良いファミリーの絆みたいなものがあり気持ち良く見終える事が出来ました。
この流れから先日劇場で観たスピンオフ映画「スーパーコンボ」へと続いていたんですね。


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「ダイナー」

2019年09月08日 | 映画
前から気になってた映画「ダイナー」のブルーレイを購入。日本語吹き替え版にて鑑賞したのだが何度も英語の字幕版に切替り何だか集中出来ない鑑賞となってしまいました。後に監督も役者も皆スターとして活躍する事になる面々が売れる前に若々しくも弾けた芝居とサラリとした自然な演出で見せてくれる何処か憎めない映画となっておりました。憎めない良さはあるんだけど物語的にはそこまで面白い要素は無かったように思えました。若い時に見るとまた違ったかもですが当時をあの土地で生きた人々には最高な感じがあったのかもしれないですね。
映像に音楽は良くてフィルムの質感とネオンの光が素敵でした。音楽では大好きだったエディ・コクランの曲が久々に聴けて自分なりに高校生ぐらいの頃とかを思い出せたり出来ました。
そして禁煙中の僕にはタバコの描写がとても美味そうでそそられる映画でした。コーヒーとサンドイッチとフライドポテトも食べたくなる映画でもありました。
役者陣は皆良かったけど今見ると若いなぁ~と感じちゃいます。ミッキー・ロークの目元が妙にオカマっぽく見えてしまったのは僕だけかな?


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「Us アス」

2019年09月07日 | 映画
レイトショーで映画「Us アス」を鑑賞。全く詳細知らぬまま見れました。
全然先が読めずどうなるのか?の興味と意外な展開と所々で入るユーモアのある演出で飽きずに最後まで一気に見れました。後半は強引な展開ではありますが映画の流れに乗れて面白く見れました。この無茶苦茶な展開なんだけど変な説得力に引き摺り込まれる感じの楽しさというか怖さって何だろう…今までにも経験あるんだけど…と思って気がついたのはスチーブン・キング原作の映画のような面白さでした。
ちゃんとゾッとする怖い場面もあるし映像もしっかりしていて予想不能の間がジワジワと想像力を刺激されて面白く見れました。捻りの効いた面白いストーリー展開が見所の斬新なホラー映画でした。


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「引っ越し大名!」

2019年09月05日 | 映画
レイトショーで犬童監督の新作映画「引っ越し大名!」を鑑賞。娯楽作との事らしいので久しぶりにポップコーンを食べながら深い事考えずに楽しんで見ました。分かりやすい内容で時々考えさせられる今の時代にも通じるような問題も出てきたりして興味深く見れた。キャストの個性の魅力で軽快に見せてくれますが本当に笑える場面というのはちょっと少なかった気もしました。大筋はダラッと見てても分かりますが細かい歴史的背景やらは勉強不足の為、理解出来てない面も多かったと思います。VFXなんかも何気に結構使われててサラリと自然に見れました。全体的にサラリとした流れるような演出と個性的な役者のキャラクターが見所の映画だったと思いました。
日本の時代劇を見るのは久しぶりでした。いつの時代も引っ越しは大変ですね。


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「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」

2019年09月04日 | 映画
レイトショーで映画「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」を鑑賞。実際にあった事件を元に作られたホラー映画ですが構成や演出が考えられててドキュメンタリー的な興味深さとホラー映画としてのファンタジー的な悪夢として最後まで緊張感を持って観る事が出来ました。50年前の僕が生まれた年の出来事で「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でも扱われていた題材ですが初めて知ったのはレンタルVHSのパッケージの記事でした。結局借りなかったと思うけどイラストを今でも覚えている。
当時も今も何て不謹慎な…と思ったりはしたけど詳細知りたくなったのも事実です。
そんなこんなで事件の詳細を知ってたり知らなかったりいた事柄が描かれていて考えさせられつつも亡霊の視点でも見る事が出来ました。
思ってた以上に見応えのある映画でしたが切ないですね。残酷描写はありますが極力控えた見せ方でした。


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「キャプティビティ」

2019年09月04日 | 映画
DVDで「キャプティビティ」を鑑賞。
ポスターを見て気になっていて後に監督が「ミッション」等でカンヌ映画祭受賞してるローランド・ジョフィだと知りその以外性に驚きつつも興味を持ったのでした。撮影はダニエル・パールで美しさと汚さの絶妙な映像トーンが良かった。脚本がラリー・コーエンという事でどうなるのか?の展開に引き込まれそうにはなるのだが段々と睡魔もやってきて大きな音で気が付いて…の繰り返しの鑑賞となってゆきました。映像トーンが暗くワンパターンなのと薄々先の展開が読めるのと主人公には直接的に痛みのある被害が無いのと設定的に強引な面に飽きじゃないけど集中力に欠けてしまうものがありました。音や映像に編集でよくある定番のホラースリラー系映画に仕上がってましたが何か新しさや意外性に欠けた印象です。ラストのオチは分からなかったけれど…特典映像で色々なオチが収録されてましたがまぁ成る程といった感じ。だけど女性視点の復讐ものとしての感情というのか怒りや問題提議として描きたいテーマがあったのかな?とは思わされました。
主役のエリシャ・カスバートという女優さんは綺麗でしたが何故かそんなに印象には残ってません。


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「ザ・ダイバー」

2019年09月03日 | 映画
DVDで映画「ザ・ダイバー」を鑑賞。
実話を元にした映画との事で頑張る人の不屈の精神と周りの人々の変化が描かれた胸を熱くするものがある映画でした。根性や軍隊の厳しさや人種差別を超えた人間の強さや弱さなどが見れる見応えあるものでしたが戦争映画みたいな派手な見せ場はありません。
内容的には過酷な状況が何度も訪れますが全て乗り越えてゆきます。実話だというのが凄いですね。徐々に認め合い師弟関係となる絆のようなものが映画的に盛り上がります。ロバート・デ・ニーロの教官の芝居がとても見応えがあり、それに応えるキューバ・グッデングJr.の芝居も良かったです。
シャーリーズ・セロンも地味に芯のある痛みの分かる強い女性を演じていました。娯楽作品としても見れる分かりやすいスポーツ根性もののような良さもある映画でした。感動的な部分もあって良かったけど泣けまではしませんでした。頑張る人に立ちはだかる色々な困難はありますが、それを乗り越える後押しをするような前向きな映画でした。


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「フランケンウィニー」「ヴィンセント」

2019年09月02日 | 映画
ティム・バートンの昔の白黒短編映画「フランケンウィニー」と「ヴィンセント」が再度見たくてそれらが特典映像として収録されているブルーレイ「ナイトメア~・ビフォア・クリスマス」を購入。凄く久しぶりに「フランケンウィニー」が見れました。30分程ある作品で主人公の少年は「ネバー・エンディング・ストーリー」と同じ子でしたね。シェリー・デュバルが母親役で近所の子役でソフィア・コッポラも出てました。後に長編人形アニメ映画化されてましたが今作は実写版なのが良いです。犬も可愛いけど色々やらされてる感はありました。フランケンシュタインの映画へのオマージュが感じられる内容でどうなっちゃうのだろうと思いましたがディズニー映画だけあって暖かい話としてエンディングを迎えました。昔LDで見た時から好きな短編映画でした。水飲むと首から溢れる所とかが印象に残ってました。
それからもうひとつの短編映画「ヴィンセント」も鑑賞。こちらは短めのストップモーション・アニメーションで声をヴィンセント・プライスが担当している怪奇趣味に走った内容の作品でした。最初の猫の動きが好きで最後はポーのネバーモア~な台詞で終わるなんか憎めない映画でした。個性が出てますね。



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「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

2019年09月01日 | 映画
レイトショーでタランティーノ監督の新作映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を鑑賞。
1969年の悪名高いあの時代のあの事件を題材にした映画というくらいの予備知識であまり内容とか知らないまま見れたのですが薄々予想していたオチというか展開であり驚きや衝撃は無し。だけど痛快な可笑しさはありました。3時間程ある映画でしたが69年再現映像ジュークボックス的な感じで進み映像や美術に音楽はとても良かった反面ちょっと退屈な時間も多かった気がします。実際の結末がどうなるのか知ってるだけにこのまま描くのか?どうするのか?と思ったりしましたが、そこでオチは読めました。役者陣がみな魅力的で特に女優陣は見た目的にも素敵でした。所々で印象的で素敵な会話ややりとりがありました。
昨日から禁煙中の僕にはタバコが無茶苦茶美味しそうに見える誘惑の映画でもありました。
結構マニアックな拘りや描写もありましたが完全には理解出来てない部分もあるけど映画の夢と現実と希望や憧れが描かれていたように思います。
1969年当時の映画を何か見直したくなりました。



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「ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版」

2019年09月01日 | 映画
午前10時の映画祭で「ニュー・シネマ・パラダイス」やってるから観に行こうかなぁと思ってたのですが早起きしちゃってDVDで完全オリジナル版の方を見始めたら止まらなくなり結局最後まで3時間程を観ちゃいました。
完全オリジナル版で見るのは2度目かなぁ。とても良い映画で見応えもあるし感慨深いものがありますが、やはり最初に見た短いバージョンの方が素直に感動出来た気がします。初めて観た時はラストで感動して涙したものですがオチを知ってるし今回は涙はしませんでした。久しぶりに見てアルフレッドの想いみたいなものが伝わり考えさせられるものがありました。若い頃に観た時と今になって見るのとでは見方も違ってきています。映画作りに夢中になってた頃、フィルムが当たり前だった時代から今ではデジタルの時代で仕事も映写技師となってますがなかなかクリエイティブな事から離れてしまった現在の自分自身とも色々な事を重ねて考えたり思い出したりしました。
また完全オリジナル版では恋愛物語についても深くその後の展開も見せてくれてます。そこが良いところではありますが物語の筋が多くなりすぎて映画と愛というシンプルな筋で通した最初に劇場で観たバージョンの方が個人的にはやはり好きですね。
恋人とのエピソードはどこまで描かれていたのか記憶も曖昧ですが思い出として残る知らない方が良かった部分もあったようにも思います。若き恋人の女優さんは本当に美しく雷と雨の中でのキスシーンは音楽も盛り上がり映像も素晴らしかった。
学生時代にバイトしていた映画館も潰れて今は無いしフィルムだった頃の映画の特別な感じも無くなった反面、画質の綺麗な状態でのリマスター作品とかが気軽に見れるようになった今も映画の魅力は変わらずありますが出来れば映画館で味わってゆきたいものです。なんか色々とノスタルジックな気分にも浸りつつ現実を振り返る良い機会でもありました。


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