栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

成功!

2008-12-09 22:15:04 | 陶芸
今使用している半磁器土の推奨温度が1250度。

クライアントの希望の釉薬が1280度用。

ここに30度の差があるわけです。

夏と冬ほどの差なのですが

窯の中の1250度から1280度まであげるというのは

そうとうな熱量だと思うんです。

その結果半磁器土にゆがみが出てきてしまう。

これを改善するため数種類のテストピースを作って

昨日、益子にある窯業技術支援センターに焼成試験を頼みました。

本日焼きあがって取りに行きました。

おお!

大成功!

釉薬の雰囲気を変えずに温度を30度下げることに成功です。

内容を説明したいところですが




企業秘密!(笑)

そして焼成試験料を支払いに足利銀行益子支店に行ったのですが

(これが面倒ですな)

知り合いにばったり!

「しばらくぶり~!元気?・・・元気そうね。(きっぱり)」

そんなに明快に言われても・・・

以前言われたのは

「いつも風呂上りみたいだな。」

喜んでよいものかどうか?

東北出身の自分としては

日本海のようにどこか荒々しく、そして影がある感じがふさわしいような

気もするのですが

脳天気に風呂上りの雰囲気を振りまいてはいけないのではないか?

窯出しした作品を難しい顔をして

たたきわる!

くらいの重さがほしいものです。

・・・

たたきわれないで、棚でほこりを被っている作品多数。(笑)





ポチッとお願いします。

にほんブログ村 犬ブログへ

にほんブログ村 地域生活ブログ 栃木情報へ

にほんブログ村 美術ブログ 工芸・陶芸へ