「要望を語る会だより」ができました

2009-09-12 20:07:59 | 病院改革
「東御市民病院への要望を語る会」をご存知でしょうか。この会は3年前、市民病院の評判が悪く、何とか市民と病院が話し合う場が持てないかと考えた一市民が始めた会です。集まりは隔月に開催され、病院問題に関心を持つ誰でも参加でき、私は3月の会から参加させていただいています。

会には20名ほどの方が参加され、病院側からも事務長はじめ職員の方が出席します。時には市長が見えられることもあります。毎回率直な話し合いが行われています。

そんな中で市民へ情報発信しようと「要望を語る会だより」を発行されました。素人が集まって記取材し記事を書き、すべて手作りです。できあがりはカラーでなかなか見栄えします。しかしお金もないことからこころざしある方にカンパを募ることになりました。

「たより」は公共の場にも置く予定ですが、ご希望の方がいらっしゃいましたらお電話いただければお届けいたします。

この会の世話人の方はこの会について以下のように述べています。
「このたび、『この会のことをたくさんの市民に知ってもらいたい』との提案があり、ここに創刊号が発行されました。多くの皆様に読んでいただき、病院と市民が支えあい、応援しあったりできる絆(きずな)になればと願っています

今日からブログのパターンを秋バーションに変更しました。

9月議会総括質疑が行われました

2009-09-12 04:13:31 | 議会活動
11日は9月議会の総括質疑でした。1億9千6百万円の補正予算が全員一致で採択されました。

そこで議論になったのは「農産漁村活性化プロジェクト支援交付金」4900万円でした。これは昨年東御市が「ワイン特区」になったことを踏まえワインナリー建設にかかわる補助金です。ワイナリーは総事業費1億円、醸造用ブドウを栽培している新規就農者の方や地元の方が検討しているもので、2万本のワインの製造を目指しています。今後さらに小規模ワイナリーが続くことを期待してします。

また8月に起こった後期高齢者医療保険料過誤請求問題ではその責任を追求する厳しい発言がありました。これはさる7月16日に発送した「平成21年度後期高齢者医療保険料」の決定通知書の一部に算定誤りがあり、5500万円少なく請求したというものです。

原因は年金収入を考慮しないで算定したため。被保険者4247人のうち946人の保険料が実際より少なくなっており、8月17日に訂正した通知を発送したそうです。増える保険料は年金からの天引きはできず窓口納付になり市民にさらに負担を強いるものになりました。この関係で市民からの抗議や問い合わせの電話が相次いだそうです。

市民に多大な迷惑をかけたことに対して市長からの陳謝の言葉がありました。しかしこれに納得せずけじめをつけるべきとの発言があり、市長は検討したいと述べました。この問題は当初全員協議会で報告されたものです。しかし全員協議会は市民に公開されておらず記録も残りません。議場で議論できたことは良かったと思います。

事務ミスは誰にでもあります。問題なのはミスを起こしたあとの対応です。本来であれば市長が記者会見をし、市民に直接謝罪すべきでした。そしてミスの原因を探り事務チェック体制を見直すことが大切です。その上で担当者が重大な過失を犯していたのであれば処分もやむを得ないと思います。

補正予算を可決した後、平成20年度決算特別委員会を設置し委員長を選出しました。来週は常任委員会での議案審査が行われます。

助産所がピンチ?-市内に激震走る!

2009-09-12 03:39:22 | 議会活動
9月10日朝の地元紙「信濃毎日新聞」を見た市民の皆さんは驚かれたことと思います。いま花岡市政が進めている助産所建設について「助産所設置がピンチ?」という記事が載ったからです。記事の内容は下記のとおりです。

「助産所設置がピンチ?民主党が新政権発足後、本年度補正予算の一部執行停止を検討している影響で、花岡利夫東御市長が公約してきた市民病院の院内助産所設置が不透明になっている。財源に当て込む補助金交付が見合わされているためだ。来年3月開設を前提に既に出産予約を受け付けており、花岡市長は9日の9月定例市議会一般質問で『さらに延びるようになると重大な影響が発生する』と危機感を表明した」(信濃毎日新聞平成21年9月10日付)

議会でも「国の補助金の執行が遅れ助産所の建設がずれ込む恐れがある」との報告なされています。しかしすでに国でも補助金は決定されており、新政権ができ次第すみやかに執行されるものと思っています。「建設にピンチ」という書き方では市民の不安をかきたてることになり甚だ遺憾です。市民病院では3月からの出産予定者に対し電話で実情を報告し、建設が間に合わない場合は一般病棟で受け入れるとの説明を行ったそうです。

11日の議会では議員の発議で国に対して「補助金のすみやかな執行を求める」意見書あげることが話し合われました。いずれにしても国会で首班指名がなされ政権が発足してからのことです。助産所の建設は市民生活に直結した課題です。一日も早い予算執行を望むものです。

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