やっと地区内が完了しました

2011-01-14 07:09:15 | プロフィール


身内で不幸があったりして、このところ娘が孫を連れてやってくる機会が増えました。3才と1才の男の子なのでそのお守りも大変です。それでも下の子はお誕生日を1ヶ月過ぎて歩くことを覚えどこにでも行きます。食欲も旺盛でもりもり食べています。

さて、13日で滋野地区内の「議会だより」配布も終了しました。様々な行事の合間をぬってですから時間もかかりました。今日からは地域外の配布になります。来週19日からは1泊2日の予定で群馬県吉岡町へ「議会だより」の編集について、埼玉県戸田市へ議会改革についての視察があります。それまでには何とか終わらせたいと思っています。

15日は長野県の事業仕分けがあり私は自費での視察を予定しています。午後は滋野区長会があります。16日は地元の郷土史研究会の新年会があります。来週までなにかとスケジュールが詰まっています。

市民の信頼を取り戻すために

2011-01-14 07:06:27 | 議会活動
「議員に対する3つの不信に応える」というブログをご覧になった方から以下のようなコメントをいただきました。

「定数、報酬、仕事の内容、それぞれについてよく言われる批判です。小さな政府論を論拠にしているのかな。私は、若林議員の意見を多とします。ただ、マスコミで評論家や政治家が声高に議員批判をし、それが一定程度の支持を得ていることも確かです。なぜ支持を得ているのか。やっかみなどを別にしても、議員活動に疑問を起こさせる弱点があることを自省する必要もあるでしょう。」

まさにその通りだと思います。不信をまねいたのは少なからぬ要因は、現在の議員活動が市民ニーズに応えていないからだと思います。市民からの議会に対する不満をまとめてみると以下の3つになります。

1、議員は何をやっているかわからない。
2、市政のチェックができていない。
3、市民の声を聞いていない。

先日のブログにも書かせていただきましたが、宮城県名取市の住民意識調査では「議員や議会が何をやっているかわからない」という声が一番多く聞かれました。

こうしたことを踏まえて議会が市民の信頼を取り戻すためにやるべきことを考えてみました。

まず第1は、議会の閉鎖的な体質を見直し、広く公開することです。

議会活動の中で唯一市民に広く公開されているのは一般質問だけです。一般質問はケーブルテレビやコミュニティラジオでも生中継され誰でもご覧いただけます。しかし委員会質疑や全員協議会などは一般的には公開されていません。

一方昨年実施したような議会報告会やインターネット、市議会だよりなどで積極的に情報公開を行なうべきでしょう。とりわけ市民の厳しい目にさらされている政務調査費などはどのように使われているかオープンにするべきでしょう。

第2は、議会が行政のチェック機能をきちんと発揮し、政策提言をするなど積極的な議会活動を行なうことです。

議会活動が市民から見えないため、市民は議会と行政との談合体質を疑っています。議会がその機能を発揮し積極的な議会活動を行なうことです。中でも行政から提案されたことだけ審議するのではなく、議会としての政策提言が求められています。

第3は、議会活動への市民参加の道を開くことです。

前述した委員会審議の公開とともに、陳情や請願などの際、参考人として市民が本会議で発言する機会をつくるなど広く市民の声を取り入れる工夫が必要です。

第4は、議会がもっと市民の前に出て市民の声に耳を傾けることです。

行政には各地域ごとに開催する地区懇談会という制度があります。議会にはそのような市民から意見を聞くという制度がありません。議員一人ひとりはそれぞれ日頃から市民の意見を聞いていることとは思いますが、直接議員を知らない市民にとってはなかなか言い出しずらいものです。

昨年議会主催ではじめて市政報告会を行ないましたが、ここでは一方的な報告ではなく市民からの意見をお聞きする時間も設けています。今後さらにこうした機会をつくるべきでしょう。

第5は、議員自身さらに研鑽を積み、政策提言能力・情報発信能力の向上に取り組むことです。

よりよい議会活動のためにはまず議員自身の研鑽が第一です。特に政策提言のためにはそのための綿密な調査が欠かせません。こうした際一番有効なのがインターネットによる情報収集です。しかし議員の中にはそうした方面を苦手にする方が少なくありません。先進自治体を訪問して見識を高めるとともに、こうしたIT技能向上にも取り組むべきでしょう。

第6は、議員自身日頃から自分を支持していただいている方々に対して議会活動の報告を欠かさないことです。

ややもすると議員活動は議会で審議することだと思いがちです。しかし議員にとって自分自身の支持者をはじめ市民に対して議会の様子を伝えることもまた大切な仕事です。名取市の議会に対する住民意識調査の中でも、議会の情報を議員個人の議会だよりから得ているという意見も多く寄せられています。

いま東御市議会議員の中で定期的に「後援会だより」や「議会だより」を発行している方は半分強といったところでしょうか。原稿のとりまとめ・印刷・配布などハードルは高いですがぜひとも挑戦したいところです。

以上、6点を掲げ、コメントをいただいたkiriさんへの回答としたいと思います。議会が市民の信頼を取り戻し、より良い市政実現のためにこれからも力を尽くしたいと思います。

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