臨時議会の中にも書きましたが、2月4日付の信濃毎日新聞に掲載されたオンブズマンの記事は以下の通りです。
落札率90以上、7割以上は9市 市民オンブズマン調査
信州市民オンブズマン(代表幹事・松葉謙三弁護士)は3日、県内19市を対象に公共工事の落札率などを尋ねたアンケートの結果を公表した。昨年度に発注した予定価格100万円以上の工事のうち、予定価格に対する落札価格の割合(落札率)が90%以上だった件数が7割以上を占めたのは、9市あったとした。
同オンブズマンによると、落札率90%以上の工事件数が対象工事に占める割合が高かったのは、諏訪市98%、大町市85%、東御市79%など。最も低かったのは小諸市の9%。県庁で記者会見した松葉氏は「落札率90%以上の工事入札は、談合の疑惑がある」と主張。こうした工事が7割以上を占めた市には「談合がまん延している」との見方を示した。
これに対し、諏訪市は取材に「入札の市場原理を活用した結果だ」(財政課)と説明。大町市は「予定価格を積算する基礎になる単価は公表されており、入札価格が予定価格と近くてもおかしくない」(企画財政課)、東御市は「現時点で談合がまん延しているとは考えていない」(総務課)としている。
一方、退職職員の再就職先を公表しているか-との質問では、18市が「公表していない」と回答。須坂市は「課長級以上公表している」とした。同市は「(再就職先を尋ねる)取材には答えている」(総務課)としている。
アンケートは、昨年10月にファクスやメールで文書による質問を送り、各市が記入する形で実施。12月までに全市から回答を得たという。(信濃毎日新聞2月4日(金)付)
落札率90以上、7割以上は9市 市民オンブズマン調査
信州市民オンブズマン(代表幹事・松葉謙三弁護士)は3日、県内19市を対象に公共工事の落札率などを尋ねたアンケートの結果を公表した。昨年度に発注した予定価格100万円以上の工事のうち、予定価格に対する落札価格の割合(落札率)が90%以上だった件数が7割以上を占めたのは、9市あったとした。
同オンブズマンによると、落札率90%以上の工事件数が対象工事に占める割合が高かったのは、諏訪市98%、大町市85%、東御市79%など。最も低かったのは小諸市の9%。県庁で記者会見した松葉氏は「落札率90%以上の工事入札は、談合の疑惑がある」と主張。こうした工事が7割以上を占めた市には「談合がまん延している」との見方を示した。
これに対し、諏訪市は取材に「入札の市場原理を活用した結果だ」(財政課)と説明。大町市は「予定価格を積算する基礎になる単価は公表されており、入札価格が予定価格と近くてもおかしくない」(企画財政課)、東御市は「現時点で談合がまん延しているとは考えていない」(総務課)としている。
一方、退職職員の再就職先を公表しているか-との質問では、18市が「公表していない」と回答。須坂市は「課長級以上公表している」とした。同市は「(再就職先を尋ねる)取材には答えている」(総務課)としている。
アンケートは、昨年10月にファクスやメールで文書による質問を送り、各市が記入する形で実施。12月までに全市から回答を得たという。(信濃毎日新聞2月4日(金)付)