映画「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」(1975年/松竹) ブギウギバンドのメンバーが出演しているシーンがYouTubeにアップされているのを発見(タップしても開かない場合はコピペ願います)
https://www.youtube.com/watch?v=CosZkk6GIlc
以前に入手した台本とスチールです。
シーン84/大衆食堂(数日後)
さとみが忙しく働いている。定食を食べ終わったトラックの運転手ふうな客が、週刊誌を読んでいる。
客A「(隣の同僚に)おい、ちょっと見ろよ。横須賀に変な女がいるってさ」
客Bが雑誌をのぞきこむ。
客B「・・・なに?猫を抱いた女で最後まで猫を放さないだって・・・本当かよ」
二人、笑いころげる。隣のテーブルで片づけていたさとみ、二人を見る。
客A「行ってみるか?」
客B「おおかた、ガセネタよ。それよか仕事、仕事。ねえちゃん、ここにおいたよ」
二人、金を置いて出て行く。
さとみ「ありがとうございました」
さとみ、客の読んでいた週刊誌を手にとる。
台本では客AとBの二人しか出てきませんが、メンバー4人がここにキャスティングされて一言ずつセリフを割り振られたんですね。一番上のセリフから、新井武士さん、相原誠さん、和田静男さん、宇崎竜童さんがそれぞれ喋っています ちなみに台本では「猫を抱いた女」ですが、映画では「猫を抱いた娼婦」になっていますが、撮影現場で監督からの指示があって変更したと思われます。また、”トラックの運転手ふう”と書いてありますが、宇崎さんは黒いダボシャツに腹巻、新井さんはカンカン帽にアロハ、相原さんはタオルの鉢巻きに甚兵衛、和田さんは黄色のドカヘルに白いダボシャツ あ、さとみ役は早乙女愛さんですね
あ~~~、本編を全部見た~~~~い
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