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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

まいる~夢

2009年06月17日 18時17分00秒 | 読みの国
こないだのでたん&フレンズによるヒロシマ遠征。この遠征時には既報のようにスタジオ25再訪を果たし、渋谷アピア・ラストライヴに向けた稽古を終えてズムスタへと向かったワケです。

スタジオ25からズムスタまでは、歩いて30分強ほど。その道々には広島のみならず、中・四国エリア屈指の繁華街である流川~薬研掘などを通るんですが、夜は華やかなこの街も、休日の昼下がりには通る人も少なく、ガラ~ンとしています。

でたん稽古後の今の我々的な空気と、広島の懐かしくもダルな空気とが綯い交ぜとなり、昔と今を同時に感じながら歩いていた我々でしたが、そんなおセンチな気分を吹き飛ばす或るテントが眼に飛び込んできたんでした。



道の傍らに静かに佇む、小さなスナック。休日の昼下がりなので当然、固く閉ざされたその扉の上に、このテントはあったんでした。"my room" の "m" にあたる部分に「夢」の字を当て、残りをひらがなにして「まいる~夢」。嗚呼、またもや夢。全ては、夢。我々と「読みの国」とは、いつもこんな風に背中合わせに存在してるんである。

忘れた頃にやってくる「読みの国」。普段は意識せずとも、或いは敢えて見ないようにしていても、ふとある時に意識せざるを得ない存在。それが「読みの国」なんである。

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