国際政治学者の三浦瑠麗が面白いことを言っている。
「日本がワクチンの承認が遅れた上に、先進国の中では感染者も死者数も少ないにも関わらず、ファイザーのワクチンが大量に摂取できるのはファイザーがオリンピックの開催を社会貢献と位置付けているから。その事実を考慮すべき」と。
つまりオリンピックを開催するからアストラゼネカではなく、評価の高いファイザーのワクチン接種ができるということ。
逆に言えばオリンピックを中止していればファイザーは優遇しなかったということで、遠回しにオリンピック開催を支持しているように聞こえた。
これが真実なら、ファイザーワクチンが優遇されたことで、開催が義務づけられたということになるのかも知れない。
韓国や台湾がアストラゼネカを中心に接種している現状を見ると、
全くの絵空事でもなさそう。
オリンピックはどんどん近づいてくる。
感染者は減らない。
ますます中止の声は高まるだろう。
ボクの考えは変わらない。
東京の街に溢れる人の群れを見るにつけ、これじゃあ減るわけないと思う。
口を開けば不満ばかり。
真面目に自粛している田舎者としては許し難い。
選手村でアルコールの持ち込みが自由という報道にネットがざわついている。
許し難いと怒り爆発なのだが、これまた不思議。
日本人は家飲みしてるのにWhy?
最早、人権侵害の域に達していないか。
多くの国民がオリンピックの効果を忘れている。
年間百数十試合のプロ野球に一喜一憂し、パナソニックの福岡堅樹の勇姿に感動する人がいるなら、オリンピックはそれらの何十倍もの感動をもたらしてくれる。
それが自粛に疲れた国民の疲弊した心を癒すことになるかも知れない。
ここは菅義偉が国民に切実に訴えるべきだ。
切々と。
オリンピックをやらせてくださいと。
まあ無理だけどね。
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