気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

わが愛しのキャンディーズ

2020-11-07 21:54:25 | 政治

BSで久し振りに「わが愛しのキャンディーズ」という番組を見た。 
14年前に放送されたもののリマスター版である。 

実は14年前も、ボクは見た。 
その時に書きブログにアップした一文を抜粋してコピペしてみた。 
こんな感じ・・・。 

******* 
報道ステーションのCMの間に、 何気なくNHKにチャンネルを変えたら 彼女たちが歌っていた。 
懐かしくてついつい見入ってしまい、結局最後まで見てしまった。 

ちょっと切なくなった。 

キャンディーズは同世代のアイドルだった。 
ランちゃんこと伊藤蘭はまさに同い年。 
僕の高校時代の親友は、彼女と同じ中学に通っていたらしい。 

彼女たちが歌手デビューし解散するまでは、僕の大学時代に重なる。 
特にキャンディーズに興味があった訳でもないが、親友を通して何となくランちゃんには親しみを感じていた。 

ピンクレディほどヒットはしなかったが、知らない歌はない。 
次々に懐かしい映像と共に甦る。しかもフルコーラス。 
リモコンに手は伸びず、チャンネルは戻らない。 

1977年7月。あの日比谷野外音楽堂・・・ 
「普通の女の子に戻りたい!」 
ランちゃんが声を振り絞り、泣き崩れる。 
1977年というと、僕は大学生最後の夏休みということになる。 
就職か留年か・・・ 
同世代の女の子が、既に一時代を築き、 新しい旅立ちへの一大決心をしたというのに、 
ぼくはまだ何者でもなく、何処へ向かうのかも分からなかった。 

その年の9月に解散する決意だったらしいが、事務所の説得で半年後に先送りされる。 
つまり、1978年4月である。 

ぼくはすっかり忘れていたけど、 
1978年というのは今の会社に就職した年だったのだ。 
青春時代を過ごした東京を離れ、徳島で生きていくことを決意した年。 
それが、キャンディーズが「私たちは幸せでした!」と泣き叫んで解散した年だと言うことを思い出さされた時、ちょっと切なくなったのだ。 
デビューから絶頂期、そして解散までの軌跡が僕の青春と奇妙に重なるという符号に気づき、僕は何か物悲しさを感じてしまったのだ。 

********** 

14年たっても、やっぱりチャンネルを変えることなく見てしまった。 
ボクは全く成長していない・・・。 


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