出来もしないことを、出来ると思わせる。
まるで詐欺のような国の少子化対策。
じゃぶじゃぶと税金の無駄遣い。
政治で少子化は解消出来ない。
欧米を見れば一目瞭然。
フランスもスウェーデンもハンガリーも出生率は2を超えてはいない。
一方、貧しい途上国は出生率はどんどん増えている。
若者の生活が豊かになれば子どもが生まれるなど幻想。
要は「意識」。
結婚して子どもを産み育てることが「最大の幸福」と言う昔の価値観を取り戻さない限り無理。
男女平等、女性の社会進出、多様性...幸せの形が多様化し、結婚だけが選択肢ではなくなった。
自由に生きられると気づいた結果の少子化。
産めよ増せよ。
この時代遅れのスローガンが、少子化対策には必要だが、アナクロとか軍国主義者だとか言われる事を恐れて誰も言えない。
「子どもは社会を維持するために産むのではない」などとリベラルを気取るコメンテイターは言うが、だったらそれこそ政治が口を出すのはお門違い。
社会のためだと言う理由があるから税金の投入が許される。
だけど、出来ないから無駄遣い。
子どもが増えなきゃ、働き手が増えない。
経済が拡大しない。貧しくなる。年金が貰えない。医療費の負担が増える。
どれだけの若者が、そんな未来に気づいているのか...。
社会の仕組みを変えるしかない。
ぶかぶかになった服を、痩せ衰えた体に合わせて仕立て直しをするしかない。
経済大国などと言うブランドとは訣別し、太平洋の西の端、小さな弓形の島国として慎ましく生きていくしかないだろう。
それがイヤなら、正々堂々「産めよ増せよ!」と叫ぶしかない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます