「マイナンバーカード返納急増」と言う見出し。
どれだけ増えているのかと思えば、318件だという。
マイナンバーカードが危険だと思うのは自由。
だがメディアが煽るのは如何なものか。
約9千万枚の内の318件が何パーセントか。0.0000035%でしかない。
これで急増と騒ぐのは完全なミスリード。
318人が返納に至る動機となったトラブルにしても、保険証の誤記載7,300件、別人の口座748件とパーセントにすれば僅かなこと。
家族名義の口座登録は13万件と数字は大きくなるが、何の被害もないミスとも言えないミス。
実数で言えば多いと感じても、割合にすれば誤差でしかないが、メディアが煽るから国民が不安になる。
もうちょっと冷静な報道が出来ないものか。
もちろん国が国民の個人情報を管理する事に不安を持つことは理解しているし、メディアが批判眼を持つことは大事。
だが、国民はもっと無頓着に個人情報を垂れ流している。
銀行は預金残高を把握しているし、ネットショッピングはカード決済。
健康保険証を使った詐欺、クレジットカードのスキミング、銀行員による犯罪。
そんな事例は山ほどあるのに、国には個人情報を知られたくないって、過剰に恐れ過ぎていないか?
ポイントだけちゃっかり貰って、カードは返納。
どっちがタチ悪い?
どんな仕組み、制度にも欠陥はある。
しかも移行期。
もうちょっと寛大になれないものか?
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