日馬富士が近々、地検に書類送検されるようです。
起訴など厳しい刑事処分を求める「厳重処分」とする方針であると伝えられています。
報道ではこうあります。
「負傷程度は軽くなく、貴ノ岩関側の処罰感情も強いことなどから、鳥取地検に捜査書類を送る際に付ける意見は、起訴や略式起訴を求める『厳重処分』にすべきだと判断した」。
これは大いに疑問ありですね。
まず負傷程度が「軽度でない」という点。
新たな報道では「頭部に裂傷など全治10日前後のけがをさせた」とあります。
全治10日です。
通常、全治1ヶ月以上が重傷で、それ未満は軽傷というのが常識。
つまり全治10日など軽傷も軽傷。
どうやら後遺症などもないようですしね。
「貴ノ岩関側の処罰感情も強い」という文言も気になります。
「側」です、「側」。
これまで貴ノ岩本人の言葉というものは伝えられていません。
兄による仄聞だけです。
貴ノ岩は本当に日馬富士を厳罰に処して欲しいと思っているんでしょうか?
大いに疑問です。
誰かが言ってました。
子供のケンカに親が出てきてややこしくしている。
貴ノ岩の意思はどこにあるのか。
それが知りたいですね。
親方、師匠といえども、そこまで個人の感情を支配して良いはずがありません。
通常、この程度の傷害事件は起訴猶予が妥当。
もし、起訴されれば罰金刑でも前科は前科。
モンゴルの英雄を前科者にしたとなれば、貴ノ岩、モンゴルに帰れるのか心配してしまいます。